今回は日本酒ネタではありません。久々の写真ネタです。
アフリカのジャングルの間からの夜明けです。
と言うのは真っ赤なウソです。アフリカには行ったこともありません(^_^;
上の写真はふと見た夜明けの風景が美しかったので撮った下の写真を加工したものです。この風景を見た瞬間に自分の中でアフリカ!を感じました。ただそのままではアフリカに見えませんので電柱、電線、建物を隠しました。(けっこう面倒でした(^_^)
今回は日本酒ネタではありません。久々の写真ネタです。
アフリカのジャングルの間からの夜明けです。
と言うのは真っ赤なウソです。アフリカには行ったこともありません(^_^;
上の写真はふと見た夜明けの風景が美しかったので撮った下の写真を加工したものです。この風景を見た瞬間に自分の中でアフリカ!を感じました。ただそのままではアフリカに見えませんので電柱、電線、建物を隠しました。(けっこう面倒でした(^_^)
増田 晶文さんの著書です。マンガ「いっぽん!しあわせの日本酒」の原作者と言えばご存知の方も多いのではないでしょうか?
この「うまい日本酒はどこにある?」2011年に第1刷が発行されています。実はこの作品に続く本がこの秋に出る、というツイートを見てこの本の存在を知りました(^_^; 日本酒に関する文献は結構読んでるつもりだったのですが、まだまだ不勉強ですね。
執筆当時、著者の増田さんは日本酒を取り巻く状況をかなり憂えてました。当然、出版時から今に至るまで状況は変わっており、幸いにも好転していると思えることが多く、読んでいてうれしくなりました。本書の中の予想では数年のうちに日本酒を醸す蔵は500まで減ってしまうかも知れないと危惧されていましたが、国税庁の平成27年度調査分の「清酒製造業者数の推移」では1451の蔵が健在です(^_^)
また単純に蔵の数だけではないと思います。代替わりによって「桶売り」メインだった地方の小さい蔵が若手の熱意で生まれ変わり「うまい酒」を醸すようになったことを見聞きしています!!
本書の中でも同じ世代の蔵元や杜氏になってうまい日本酒を醸すようになってきたところがあると書かれているのですが、これは私も実感していることです。たまたま初めて行った居酒屋で隣の席に同じ年の杜氏さんがいたことがありますし、蔵見学をさせていただいたら蔵元が自分と同世代だったりしたことがあります。またテレビでとある有名な蔵の蔵元が同じ年であることを知ったこともあります。最近では自分より若い蔵元さんや杜氏さんがいたりします(^_^;
また、増田さんの日本酒の嗜好や考え方が自分自身のそれと通じるものが感じられ、うれしくなりました。私自身も過度の香りは苦手です。かといって全くないのも寂しいのですが、ほんのりとふわっと程度が好きです。タイトルに「うまい」と表現を使われていますが私もこの表現が好きです。「おいしい」よりも「うまい」、「旨い」と表現できる味わいが好みです。
十年以上前から愛飲させていただいる「大信州」がこの本で紹介されたのもうれしかったです。「大信州」の蔵にも一度行きたいなぁと思っています。また「入野酒販」や「名槌屋」と自分が知っている酒屋さんの名前が出てきたのもうれしかったです(^_^)
この本で紹介されたもので、まだ飲んだことがないお酒がいくつもありました。それらのお酒も機会があれば、ぜひ飲んでその感想をここで書きたいと思います。
まず飲んでみたいのは・・・
広島の藤井酒造の『龍勢』
新潟の河忠酒造の『想天坊』
福井の『常山』
といったところでしょうか。
秋の新著が楽しみです!!
うまい日本酒はどこにある? [ 増田晶文 ]
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以前下記の記事で紹介した「ロ万」で、初めていただいた「ロ万」がこの「純米吟醸 生酒 ZEROMAN」なんです。初めていただいたのは居酒屋だったので家呑みはお初です。日本酒の充実したお店で呑むのもいいけど。我が家で帰りを気にせずにゆっくりと好きなお酒を呑むのもいいものです。両方の味わい方をしてる私は幸せ者ですね(^_^)
さて、その味わいですが、口に含んだ瞬間に優しい旨みが口の中に広がります。香りはほんのり。決して食事のじゃまをしない控えめな程度で、私の好きな塩梅(あんばい)です。旨みと言ってもガツン!!と強く主張する訳ではなく自然な感じです。ですので「このお酒を利き酒する。」と意識しなければ感じないかもしれないほどナチュラルなので、スルスルと喉を潤しながら流れていきます。
このお酒を購入した時は車ではなく、電車で出かけていたのですが頑張って一升瓶にして良かったです。四合瓶ですと我が家の環境では一瞬で蒸発?してたでしょう(^_^;
優しい味わいなので、しっかりした絹こし豆腐に薬味もしょうゆもかけずに合わせるといい感じでした。
「口万」はまだ飲んでいないタイプがあるので順番にいただいていきたいと思います。
以前にも紹介したことのある「松の寿」で初めてのタイプがあったので購入し、家呑みしました。
「辛口純米」と書かれてはありますが、そう言うほど辛くはないかと思います。旨みときれいさがバランスよく取れていると思います。酒の肴としては少々変わっているかもしれませんが、うどんをいただきながら飲むと結構あいました。うどんは関西風に色の薄い出汁に天婦羅、あげさん、半熟卵を乗せた豪華版!です。
酒米が違うので、単純に比較はできませんが以前いただいた純米よりはやはりやや辛いかな?でも食しながらですと気になりません。
次は「純米吟醸」の「松の寿」をぜひ飲んでみたいと思います!!
ここ数年、この時期に楽しみなのが「立春朝搾り」のお酒です。この「立春朝搾り」は「日本 名門酒会」の40蔵から出されているようですね。個人的にはこのシリーズ、コストパフォーマンスの良いお酒だと思います。できれば全種類制覇!!したいところですが、それはとてもムリですので、縁のあった分はしっかりと味わうようにしています。
ここ数年、コンスタントにいただいているのが関谷醸造の蓬莱泉の「立春朝搾り」です。蓬莱泉のきれいな味わい、旨みがありつつ、搾り立てだけあって、もちろんフレッシュ!!ごく微かですが舌先に神経を集中させるとガス感もあります。
「立春朝搾り」は、この季節のものです。店頭にある間に他の蔵の「立春朝搾り」も味わってみたいと思います。
そう言えば、「立春朝搾り」の変わり種?で奈良の「春鹿」の「立春朝搾りのひやおろし」というお酒をいただいたことがあるのですが、おいしかったです。このタイプは他の蔵ではされていないのでしょうかね?
日本酒用の冷蔵庫があれば「立春朝搾り」をストックしておいて、その「ひやおろし」が発売されたところで飲み比べ、なんてしてみたいですね。
「新政 平成29年 新年純米しぼりたて」と「而今 八反錦 無濾過生 純米吟醸」があると連絡をいただき、「京・おばんざい素」さんに行ってきました。
新政をいただくのは、何故か?久しぶりだったのですが「やっぱり新政は旨い!!」『甘味』、『旨み』、『酸味』が良いバランスで一体となっています。開栓したてではないので多少ガス感は抜けているかも知れませんが、それでも微かにガス感が残っていて『甘味』、『旨み』、『酸味』の味わいを力づくではなく、柔らかに束ねていい感じになっています。荒縄でギュッと縛り付けるのではなく、上質のシルクでフワッと束ねられている、そんな感じです。
しばらくご無沙汰していた新政ですが、これを機会にまた飲みたくなりました。我が家の冷蔵庫で眠らせている秘蔵?の新政をそろそろ開けてしまおうかなぁ(^_^)
而今も年末ににごりを飲んで以来です。「無濾過生の純米吟醸」私の好みのスペックです。この条件で而今なのだから、旨いに決まっています(^_^) いざ、いただくと「やっぱり而今は旨い!!」先ほどの新政とはまたベクトルが30度?ほど違うのですが、どちらも私の好みの味わいです。少しキリッとした顔を魅(見)せつつも、時にふと微笑んでくれる時がある、そんな感じでしょうか?きれいで深みのある旨みがたまりません。
次はどんな「新政」や「而今」に出会えるか楽しみです。「新政」のAshや紫八咫、酒未来の「而今」など飲んでみたいなぁ(^_^)
奈良県 油長酒造が醸す「風の森」は私のお気に入りの日本酒の一つです。初めていただいたのは秋津穂の純米でしたが、それ以来ずっとおいしく飲ませていただいています。
今回いただいた「風の森」はALPHA(アルファ)Type3というお酒です。ALPHAは低アルコールタイプで、通常のType1は、いただいたことがあったのですが、Type3は初めてでした。
まず口に含んだ際の印象はシャープ!!シャープと言うと辛口をイメージされるかも知れませんが、決して辛口ではありません。かと言って甘口でもない。ただ純粋にシャープなんです。風の森特有のガス感はもちろん健在で、それがフレッシュな味わいを出していて、辛口でも甘口でもないシャープな味わいを生み出しているのではないでしょうか?
このALPHA Type3は乾杯のお酒としてふさわしいような気がします。「日本酒はちょっとニガテ」などと言う人でもワイングラスで飲めば、気づかずにスイスイ飲んでしまうのではないでしょうか(^_^;
「風の森」は以前からお気に入りですが、ますます好きになりました!!