なんでもシステム管理者(日本酒大好き!)

システム管理者兼何でも屋をやってます!日本酒にはこだわりを持ってます。多趣味ですが、その時間がなかなか取れないという悩みが・・・

行ってきました!! 「第50回 なごみの会 東北応援2017」

 何度かこのブログで紹介させていただいていますが、名古屋港近くの「浜鮨」さんの日本酒の会である「なごみの会」に愛妻と参加してきました。今回が第50回です。「なごみの会」では忘年会以外はテーマが決まっており、今回はここ数年定例となっている「東北応援」です。東北の食材を食べて、東北のお酒を飲んで東北を応援しよう!!という趣旨です。

 この写真は「なごみの会」とは無関係です(^_^;浜鮨さんの近くから見た夕焼けに浮かぶ観覧車がなんか幻想的でいい感じでした!

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 今会の料理はこんな感じです。

「ホタテ」は東北応援テーマの際の定番メニュー?です。貝柱のお刺身ももちろんおいしいのですが、横に添えられた「貝ひも」が酒の肴としてバッチリですよね~(^_^)

今回はなかったのですが以前の会ではホタテのフライも出たことがあり絶品でした。

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 お酒は

「手作り純米酒 一ノ蔵

純米大吟醸 くどく上手 出羽燦々33」

純米吟醸 奈良萬 酒未来」

「純米 東光」

「超辛純米 陸奥男山」

 

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純米吟醸 赤武 結の香」

特別純米 飛露喜」

大七 純米 生酛」

「山廃純米 雪の茅舎」

純米吟醸 南部美人

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 今回の参加人数はやや少なく19名だったのですが、お酒は一升瓶が10本、つまり100合、一人頭 五合強(^_^; 

さすがに飲み干されることはなかったのですが結構減りました。普段の「なごみの会」ではお酒が余ることはないのですが、この「東北応援」の会はお酒は大目に用意されています。と言うのも会の最後に残酒をオークションにかけて、その売り上げを東北への義援金として寄付しているからなんです。私も毎年何かしら競り落としてささやかながら東北への応援とさせていただいています。

 楽しく飲んで食べて東北を応援できる(^_^)いい会でした。来年も楽しみです!!

 

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いただきました!! 「白老 純米吟醸しぼりたて生原酒 千本錦うすにごり」

 先日、行ってきました白老を醸す澤田酒造の蔵開きで購入してきたお酒です。

栓を開けると「ポンッ!!」と元気のいい音がしました。底を見ると滓(おり)が溜まっていますが、まずは上澄みをいただきます。「プチプチっ」としたガス感が心地よい感じです。搾りたてらしくフレッシュ感がバッチリで気を付けないと飲みすぎてしまいそうで、ある意味危険なお酒です(^_^;

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 飲んでみて頭に浮かんだキーワードは「大人のラムネ」まさしくラムネ感が感じられます。次に瓶を静かに逆さまにして滓を混ぜます。そしていただくと、ガス感がやや活性化した感じになり、味わい(旨み)がやや強くなったような感じになりました。

 この日に合わせた食べ物はポテトのベーコン巻き、タラコスパ、揚げさんとシメジと糸こんにゃくとタマネギの煮物、トキシラズの焼き物。トキシラズはさすがと言うか普通の鮭よりも味が深い気がします。塩は弱めなんですが塩気(しおけ)ではない魚本来の味があるような気がします。そのトキシラズに、この「白老」はしっかりとマリアージュしてます!お酒の味わいは非常に上品なのですが、さすがに海のそばの蔵だけあってか魚との愛称はバッチリです(^_^)特にトキシラズの皮をパリパリに焼いたのは酒の肴として最高でした!ポテトのベーコン巻きにトマトケチャップをかけたものにもこの「白老」はしっかりと合いました。懐が深いです。

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 あんまり食べ物との相性がいいので結構呑んじゃいました(^_^;購入する際に四合瓶にするか一升瓶にするか迷ったのですが、一升瓶にして良かったです(^_^)

昨年の蔵開きでも千本錦の純米吟醸を購入しましたが、今年の千本錦、進化してます!!

 

<裏ラベルより>

前年より進化を深める意味でチャレンジタンク深としました。
広島県の高品質な酒米千本錦を用い半分近くまで磨いて造った初の純米吟醸酒。酒蔵解放限定うすにごりバージョン。

価格 一升瓶 ¥3,600(税込み)

 

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いただきました!! 「寫楽(しゃらく) 純米吟醸 播州山田錦」

 「寫楽」は説明する必要がないほど有名かと思いますが、福島県が誇る宮泉銘醸の醸すお酒です。「寫楽」は私のお気に入りの一つですが、運よくまだいただいたことがない『播州山田錦純米吟醸』をゲットすることができました!ラッキー(^_^)

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 まず口に含んだ瞬間に感じたのは『気品』という言葉でした。凛とした威厳を持ちつつも威圧感はなく、むしろさわやかな風を感じます。その風は柔らかいのですが、フニャフニャな柔らかさではなく一本筋が通っている、芯がある!そんな感じです。

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 味わいは強すぎず弱すぎず、という程度に旨みもあります。お酒によっては「水のような」きれいでサラサラしたタイプもありますが、そういったタイプは私の愚鈍な舌では捉えきれないので、余り好みではありません。しかし、この「寫楽」は強烈な旨みこそありませんが、『適度な旨み=気品』が感じられ、食事と合わせても飲み飽きせず、食事に負けることも、また食事を負かすこともありません。意外なマリアージュだったのがローストビーフのキムチ巻きでした。きちんと料理として作られたものではないのですが、食卓に上ったローストビーフとキムチを見て、私のインスピレーションが「巻いて食べる」だったんです。食べてみたら、「いいんじゃない(^_^)」石ちゃんだったら「まいう~っ」と言ってくれるかと思います。で、合わしたのが「寫楽 純米吟醸 播州山田錦」だったのですが、バッチリでした。キムチの刺激的な辛みとローストビーフの旨みが合わさったところにさわやかな風が通り抜けながら、それぞれの味わいをミックスして昇華させてくれます。

 このように日本酒って、(私の個人の見解ですが)ふところが広くてけっこうどんな食事でもマリアージュします。これは、うれしいことでもあるのですが、悩みの種でもあります。と言うのは、何を食べてもお酒が欲しくなる・・・(^_^; 自制心を強く持たなきゃダメですね!!

 

備考:一升瓶で税抜き¥3,900です。
   精米歩合:50%で、絞ってすぐに瓶詰めされて氷点下で貯蔵されたものです。

 

PS.気品がなくても「俺が俺が!!」というタイプの旨みをごり押しするやんちゃさんも実は好みだったりします(^_^)

 

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見ています!! 「石ちゃんのSAKE旅」

 BSフジでやっていた「酒旅」が2016年末に最終回を迎えてしまい残念に思っていたのですが、思わぬところで新たな日本酒番組が始まりました。それが「石ちゃんのSAKE旅」です。では、どのチャンネル?となりますが、実はテレビ番組ではありません。なんとAmazonビデオのオリジナル番組なんです。

 毎週金曜日に新たなコンテンツが追加されるようで、現在(2017年3月)のところ第6話まで公開されていて、全20話まで予定されているようです。

 

1.日本酒の常識をぶち壊した銘酒 『獺祭』

2. 最高ランクの日本酒を生み出した蔵元 『黒龍』

3.ライバルは世界のワイン 『醸し人九平次

4.希少!究極のオーガニック日本酒 『月の井』

5.世界40カ国以上で売れている日本酒 『梵』

6.女性杜氏が造る美酒 『富久長』

 

どの蔵が取り上げられるかは、毎週金曜日のお楽しみなようです。

「酒旅」も面白かったのですが、この番組は石ちゃんのくだけたトークで蔵元に食い込んでいくところがこの番組の面白さですね、九平治さんがあんなに笑う方とは知りませんでした。石ちゃんパワーですね。(^_^)

 あんまり真剣に見ると、石ちゃんの芸風に染まった番組にがっかりされる方も見えるかも知れませんので、軽めの気持ちで「日本酒のTV番組」ぐらいの気分で見るのが良いかと思います。

PS.石ちゃんが飲ませてもらったワイン樽で寝かせた九平治、飲んでみたいなぁ~(^_^)

 

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 2017/5/27追記

 この番組は毎週金曜日に新しいエピソードが追加されますが、昨日の5/26で18話目です。残りあと2話で終わってしまうのでしょうか? ただ、最近「シーズン1」という文字が見えたりしていますのでシーズン2もあるのかも?正直今一つだった回もありますし好きな蔵だけど遠くで行けなかったり一般の見学が受け付けていなかったりすることもあるので、全国の蔵をどんどん回ってほしいと思います。BSフジの「酒旅」もまたやって欲しいですね!!

 

行ってきました!! 「白老 澤田酒造蔵開き 2017」

 昨年に引き続き白老を醸す澤田酒造の蔵開きに行ってきました。蔵開きは2/25、2/26の土日両日で開催されました。昨年は土曜日の朝早めに行ったのですが今年は日曜日の少しゆっくり目の時間帯に行きました。その時間帯が良かったのか、昨年は常滑駅のバスターミナルの半分くらいを澤田酒造に向かう人!人!人!で埋め尽くされていたのですが、今回はスムーズにバスに乗れました(^_^)

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 蔵に着くとまずは受付です。入場料¥500を払いますが、常滑焼のぐい飲みがお土産にいただけるので安いものです(^_^)この常滑焼を楽しみに来ている人も多いと聞きます。受付を済ますとまずは蔵見学です。

 自社田で酒米を作られたり、「米造り・酒造りプロジェクト」という体験イベントもされているのですね。参加させていただこうかな~(^_^)

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 蔵人でないとなかなか見る機会がないであろう「もやし(麹菌)」や協会酵母も展示されていました。私のような日本酒マニアにはうれしいものです。

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 甑(こしき)の作り方、その道具も展示されていました。ちなみに甑とはお酒を醸すためのお米を蒸す道具です。

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 蔵見学の後は、搾りたてのお酒をいただきました。さすが搾りたてだけあってフレッシュ感がたまらない!!ピチピチでした。

 その後は燗酒、甘酒といただき、いよいよ本命の試飲コーナーです。ここではなかなか普段では飲めないような「秘蔵十年酒(純米大吟醸酒)」や「大吟醸あらばしり」等いろんなお酒がいただけました。残念だったのは「甘口純米幸せ囲い」の試飲分が終了していたので購入して帰ろうとしたのですが・・・購入分も私が行った時にはすでに完売してました(T_T)私も愛妻もどちらかと言うと甘いのが好きなので残念でした。やはり全種いただくには初日の土曜日が確実なのかも知れませんね。

 下の写真はお土産の常滑焼とお礼状、半券です。

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 おみやげには「蔵人だけしか飲めぬ酒」と「千本錦純吟うすにごり生」を買っていきました!!

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 来年もまた行きたい!!と思わせてくれる楽しい蔵開きでした。

 

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アフリカの夜明け!!

今回は日本酒ネタではありません。久々の写真ネタです。

アフリカのジャングルの間からの夜明けです。

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と言うのは真っ赤なウソです。アフリカには行ったこともありません(^_^;

上の写真はふと見た夜明けの風景が美しかったので撮った下の写真を加工したものです。この風景を見た瞬間に自分の中でアフリカ!を感じました。ただそのままではアフリカに見えませんので電柱、電線、建物を隠しました。(けっこう面倒でした(^_^)

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読みました!! 「うまい日本酒はどこにある?」

 増田 晶文さんの著書です。マンガ「いっぽん!しあわせの日本酒」の原作者と言えばご存知の方も多いのではないでしょうか?

 この「うまい日本酒はどこにある?」2011年に第1刷が発行されています。実はこの作品に続く本がこの秋に出る、というツイートを見てこの本の存在を知りました(^_^; 日本酒に関する文献は結構読んでるつもりだったのですが、まだまだ不勉強ですね。

 執筆当時、著者の増田さんは日本酒を取り巻く状況をかなり憂えてました。当然、出版時から今に至るまで状況は変わっており、幸いにも好転していると思えることが多く、読んでいてうれしくなりました。本書の中の予想では数年のうちに日本酒を醸す蔵は500まで減ってしまうかも知れないと危惧されていましたが、国税庁平成27年度調査分の「清酒製造業者数の推移」では1451の蔵が健在です(^_^)

 また単純に蔵の数だけではないと思います。代替わりによって「桶売り」メインだった地方の小さい蔵が若手の熱意で生まれ変わり「うまい酒」を醸すようになったことを見聞きしています!!

 本書の中でも同じ世代の蔵元や杜氏になってうまい日本酒を醸すようになってきたところがあると書かれているのですが、これは私も実感していることです。たまたま初めて行った居酒屋で隣の席に同じ年の杜氏さんがいたことがありますし、蔵見学をさせていただいたら蔵元が自分と同世代だったりしたことがあります。またテレビでとある有名な蔵の蔵元が同じ年であることを知ったこともあります。最近では自分より若い蔵元さんや杜氏さんがいたりします(^_^;

 また、増田さんの日本酒の嗜好や考え方が自分自身のそれと通じるものが感じられ、うれしくなりました。私自身も過度の香りは苦手です。かといって全くないのも寂しいのですが、ほんのりとふわっと程度が好きです。タイトルに「うまい」と表現を使われていますが私もこの表現が好きです。「おいしい」よりも「うまい」、「旨い」と表現できる味わいが好みです。

 十年以上前から愛飲させていただいる「大信州」がこの本で紹介されたのもうれしかったです。「大信州」の蔵にも一度行きたいなぁと思っています。また「入野酒販」や「名槌屋」と自分が知っている酒屋さんの名前が出てきたのもうれしかったです(^_^)

 この本で紹介されたもので、まだ飲んだことがないお酒がいくつもありました。それらのお酒も機会があれば、ぜひ飲んでその感想をここで書きたいと思います。

 まず飲んでみたいのは・・・

広島の藤井酒造の『龍勢

新潟の河忠酒造の『想天坊』

 福井の『常山』

 といったところでしょうか。

秋の新著が楽しみです!!

 

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

うまい日本酒はどこにある? [ 増田晶文 ]
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