なんでもシステム管理者(日本酒大好き!)

システム管理者兼何でも屋をやってます!日本酒にはこだわりを持ってます。多趣味ですが、その時間がなかなか取れないという悩みが・・・

サラリーマンは気楽な稼業と来たもんだ ?

古い歌です。(映画もあるようです)

今は亡き植木等さんの歌ですが、十数年前、初めの会社に在職していたころは「そんなことあるかい!」とその歌詞に反発していました。それなりに忙しくしていたし、アホな上司の下でもがいていましたので!(余談ですが、伝え聞くところによると、そのアホ上司は「あの人は人の上に立つ器ではない。」と周りから評価されているようです。やっぱりネ!)

そんなわけで、会社の業績の低迷&自然災害による事業所のダメージ・・・を受けて会社がいわゆる「希望退職」というのをしたんです。「この会社は一生いるべきところではない。」と考えていた自分は、条件が良かったこともあり、早々に応募を決めていました。当時はまだ結婚もしていなかったので、身軽ということもありました。

そして、いざ退職後、何を勘違いしたのか一緒に辞めた仲間3人とベンチャーを起こしてしまったのです。これと言った「ウリ」があるわけでもなく、強力なコネクションを持っているわけでもありませんでした。

ただ若かった(バカかった?)自分たちは、「もうサラリーマンはやだ。」という思いと、たまたまベンチャーを起こすのに行政の支援が得やすい環境だったこと、それなりの(?)コネクションを持つ知り合いが社長にあったこと・・・で起業してしまったのです。ベンチャーの集まるビルに入居したのですが、他のちゃんとした(?)ベンチャーは、肝となる優秀な人材を持っていたり、バイタリティの塊のような社長がいたり、強力な営業マンがいたりしていました。そう、自分たちに何があったんだろう?おバカなことに3人とも技術出身で営業がいなかったんです。その頃は営業の重要さをしらなかったんです。

まぁ、それでも他のベンチャーともコラボしやすい環境だったので、仕事はありました、が、それに見合う収入がなかったんです(T_T) そう!まさに「貧乏ヒマなし」おおっ、体感してしまったぜ!(うれしくありません)おまけにコラボというか一緒に仕事をしていた会社がたちが悪く、コラボというより、下請け?奴隷?という感じでいいようにこき使われ、もうその頃には植木等さんの「サラリーマンは気楽な稼業と来たもんだ。」はほんまやったなぁ、と思うようになりました。

結局、私は過労で倒れて入院したり、社長は鬱になったりしてそのベンチャーは解散しました。なにせ倒れる前の半年間で休んだ日は2日だけで、車通勤だったので、終電の心配がないので、毎日午前様、徹夜もたびたびあり、家に帰っても1時間だけ寝てまた出社という地獄のような状態で、倒れるまでは「俺って結構タフだなぁ」と勘違いしていました。

まぁ、そんな状態だったので、妻には心配もかけ、苦労させましたが、今となっては、その頃身に着けたスキルが生きていると思います。その頃の経験があったからこそ、今の会社に入社でき、さらにスキルをアップさせ、社内の信頼も得られたかと思ってます。

まぁ、「人生楽ありゃ苦もあるさ~」ということですかね(^_^)

PS.でも当時のような生活は2度とごめんです!もし、デスノートが目の前にあれば、当時のコラボ先の社長の名前を・・・
(その会社名をググるとブラック会社、ちゃんと(^_^;でてきます)