なんでもシステム管理者(日本酒大好き!)

システム管理者兼何でも屋をやってます!日本酒にはこだわりを持ってます。多趣味ですが、その時間がなかなか取れないという悩みが・・・

読みました!!「夏子の酒」 久々に(^_^)

夏子の酒」と初めて出会ったのは、まだ学生の頃でした。大学の近くの古本屋でふと気になるタイトルのマンガがありました。まだ学生でお金もなく(今も・・・・)それほどお酒が買えた訳では無かったのですが、その頃から日本酒が好きでした。

その時手にした「夏子の酒」は第1巻で、さっそく購入し読んだのですが、感動!感動!恥ずかしながら私は涙腺が緩い方で、感動ものには弱く、今までに何度も読んでいるにも関わらず、いろんなシーンで泣いてしまいましたのですが、初めて読んだ時も確か涙腺から感動の滴が流れていたかと思います。

古本で購入したのですが、まだ2巻以降が発売されておらず、それからは新巻が発売される度に買いました。

夏子の酒」のあらすじは、酒蔵の娘である夏子は東京でコピーライターとして働いていたのですが、お兄さんが病気になったため、見舞いに帰ると兄から幻の酒米「龍錦(たつにしき)」のことを聞かされます。その後、兄は亡くなるのですが、その直前に「龍錦」の種籾 稲穂12本分を探し当ていたことを杜氏さんから聞きます。 その後、夏子は実家に戻り、兄の遺志をついでわずかな種籾から龍錦を作り、龍錦を醸して、お酒の全ての味、香りを認識できるという神がかり的な利き酒能力を持った夏子でさえ欠点が見つけられない「夏子の酒」造りを目指す・・・、というものです。読みたくなった方は、ぜひ原作を読んでください。

夏子の酒」は12巻で完結し、後にドラマ化もされました。(個人的にはドラマはキャストのアンマッチと話しをハショリ過ぎな感じでもひとつでした。)その後、主人公の夏子の祖母の話の「奈津の蔵」というマンガもありました。

 原作のマンガ本は実家にある?のですが普段手元に無いので読めなかったのですが最近は古いマンガもkoboという電子図書で販売されているので、12巻購入して一気に読みました。

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リアルタイムで新巻が出る度に読んでいたころは、今に比べると知っている日本酒の銘柄も少なく、ストーリー中に知らない銘柄が出てくると「飲んでみたいなぁ~」と思ったりしていました。第1巻で出てきた「純米吟醸 玉乃光」もそんなお酒の一つです。今は建て替え工事中で無いのですが、名古屋駅の駅前に「大名古屋ビルヂング」というビルがあり、その地下に玉乃光の蔵直営店があり、何度か飲みに行きました。ここで一つ面白い飲み方を知りました。日本酒好きの私としては、間違っても買わないパック酒なんですが、一つだけ例外を設けています。それは「純米吟醸 玉乃光」のパック酒です。なぜ、わざわざパック酒なのか?というと、瓶ではできないことがあるからです。それは、「みぞれ酒」というもので、パックを冷凍庫に入れて半分ほど凍らした状態でグラスに注いで飲む、という面白い飲み方なんです。まだ季節的には少し早いのですが、暑い夏にはピッタリの飲み方なんです。瓶で凍らすと破裂してしまうので、パックが必要なんです。こんなん書いてると久々に「みぞれ酒」飲みたくなってきました(^_^;

 

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その他にもストーリー中に出てきて、その後酒屋さんで見かけ飲んだお酒もいくつかあります。それとは、少しちがったパターンで「夏子の酒」に出ていたのですが、特に銘柄が記憶に残っていた訳ではないのですが、今回の読み返しで「あっ、この蔵も出てたんだ!」と気づいた蔵がありました。

その蔵は「御代櫻醸造」です。以前、「岐阜の地酒に酔う」の記事でも書きましたが、この蔵の「津島屋」ブランドのお酒は出会いが油断?していただけに(^_^;インパクトが強烈ですっかりファンになってしまいました。蔵開き等のイベントにも顔を出して(長話をしているから?)いるおかげか、杜氏さんに顔を覚えて頂いているようで、ますますファンになってしまいます。