なんでもシステム管理者(日本酒大好き!)

システム管理者兼何でも屋をやってます!日本酒にはこだわりを持ってます。多趣味ですが、その時間がなかなか取れないという悩みが・・・

行って来ました!! 「御代櫻醸造 蔵開き 新酒披露 2014」

 しばらく前の記事で紹介させていただいた津島屋を醸す御代櫻醸造の蔵開きに行って来ました!

御代櫻醸造さんは、岐阜県美濃太田にあります。
我が家からは、電車を数回乗り換えておよそ、一時間半の道のりです。結構遠いですかね?
と言うわけで、「遠い!寒い!」とのことで、愛妻は今回もお留守番です(^_^;
 
家を出て、岐阜の方角を見ると何やら雲が‥、天気予報を見ると   なんと!美濃太田は雪かも!
電車に乗っていると岐阜に入る前の瀬戸ですでに雪が降って来ました。
私は晴れ男のはずなんですが、ひょっとしたら同僚のM君も蔵に向かっているのかも?
彼は自称、雨男なんです。いや、今日は雨ではなく雪だから雪男!
 
 途中はボタン雪っぽくて本格的に降っていたのですが美濃太田に着いた時には小粒の雪に変わっていました。
 蔵に着いたのが10時過ぎで、蔵開き直後で天気も悪いせいか、まだ余り人はいませんでした。入口を入って左に曲がり蔵の奥に進むと「おや?」今までの蔵開きで公開されていなかった場所がありました。中をのぞくとカウンターがあり、その向こうに見慣れたお顔が(^_^)酒匂さんが見えました。そうなんです、有料試飲コーナーが以前はもう少し奥の右側にあったのですが、場所が移ったようです。なんかカウンターもシックないい感じで雰囲気があります。

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有料試飲は4種です。

純米大吟醸 火入 H24BY 1杯200円

純米吟醸 無濾過生原酒 H26BY 1杯 100円

純米酒 火入 H25BY 1杯 100円

純米酒 無濾過生原酒 H25BY 1杯 100円

100円でグラス(約65ml)を購入して好きなお酒をいただく形です。瓶にはラベルが貼ってありませんでしたが、全て「津島屋」ブランドのお酒だそうです。

当然!、私は全種、酒匂さんのおすすめ順でいただきました(^_^)

 トップバッターは②純米吟醸 無濾過生原酒です。このお酒は津島屋で初めて雄山錦を使ったお酒とのことです。しぼった直後はもう少しキレがあったとのことで、やや落ち着いたとのことです。個人的にはもう少し寝かすとより深みが出て良くなるような気がします。何本か買って、1月後、2月後・・・見たいな感じで飲み比べてみたいなぁ。まぁ置く場所もありませんし、あったらあったで我慢できずに飲んでしまうかなぁ・・・(^_^;
ちなみにこの②はまだ発売されておらず12月11日に発売だそうです。

 残るは①、③、④で、③、④は味が濃い目ということで、繊細な味わいが楽しめるよう、次に①の純米大吟醸をいただきました。このお酒は瓶詰めされた後火入れして初めに10℃で保管、次に5℃で保管、熟成が進んだところで-3℃に移され計2年間寝かされたとのこと。さすがは2年熟成された津島屋です。過度ではない、ほどよい香り。これが200円でいただけるとは(^_^)!!

 次に③、④と純米酒をいただきました。特に④の無濾過生原酒は酸が効いていて旨みがある私好みのタイプです。これが100円でいただけるとは!③はお燗したほうが味が乗るのではないかなぁ~?
 初めの内は、お客さんも少なかったので、酒匂さんとたっぷりお話しができました(^_^)

 御代櫻醸造さんは生産量が600石ほどで、メインの蔵人が2人+作業によって後2人と総勢でも4人とのことです。実際に酒造りの仕事をしたことがないので、実感は湧かないのですが「ちょっと少ない?」と感じました。酒造りは厳寒時期の過酷な労働かと思います。酒匂さんを初め蔵人の皆さん、お身体に気を付けて酒造りよろしくお願いします。

 有料試飲を堪能した後、蔵の奥に進み、この蔵開きの二日間のみの販売の搾りたての新酒の試飲をいただき、1升瓶で買いました。この新酒はまず瓶を買って、その瓶にタンクから直接、新酒を入れていただいて栓をしてもらう、という形になっています。

 帰り間際に、再度有料試飲により②と④をいただいてライン漬(瓜を酒粕で漬けた奈良漬)を買って家路につきました!!