会社からの帰り道、ふと視界に入ったのは地面にひっくり返って足をバタバタしている虫でした。
パッと見、なんか気持ち悪かったので通り過ぎたのですが、2,3歩過ぎてからその虫がセミである事に気付きました。初めセミと気付かなかったのは、脱皮したてで、まだ色が薄かったからでした。
おそらく、地面から這い出して殻を脱いで、まだ羽が乾ききっていないうちに飛び出したために、うまく飛べず地面に落ちて、運悪く逆さまになったために、飛び上がれず足をバタバタしていた、という事でしょう。
このままだと、体力が切れたところで、せっかく地表に出てきたのにあっけなくそのセミの人生?が終わってしまいます。
朝は雨が降っていたので、私は傘を持っていました。その傘の先端をそっとセミの足元に近づけてやると、セミは、傘にしっかとしがみつきました。そのまま傘を少し上に上げてやると、羽を羽ばたけて飛んで行きました^_^
ちょっといいことした気分!でも、セミの恩返しはないでしょうねぇ^o^