今までも何度か御世櫻醸造の蔵開きには行ったことがあるのですが、3月は初めてなんです。と言いますのは、この蔵は12月と3月の年2回蔵開きがあるんです。数日前は暖かくなって春を感じていたのですが、おとといから寒の戻りで、また冬!って感じです。蔵の中はきっと冷え込んでいるだろうなぁ、と思いつつ我が家を出発しました。
蔵に着いたのが、丁度開門直前で蔵の前には開門を待つ人の列ができていました。そして、いざ開門!! 蔵の中は人でごった返しています。入ってすぐの所のに渡邉社長が見えたのでまずご挨拶。今日は酒匂杜氏も見えるとのことで、一安心。ここのところイベントで渡邊社長とはお会いしているのですが、酒匂杜氏とはお会いできていなかったので、ほっと?一安心。樽酒をいただき、奥に進むと蔵開き限定の搾りたて純米生原酒を求める長蛇の列ができていました。その途中の有料試飲コーナーに行くと杜氏のお姿が見えたのでので、ご挨拶をして有料試飲をいただきました。今回の有料試飲は4種類でした。
1.純米大吟醸 雫酒 25BY
2.純米大吟醸 無濾過生原酒 27BY新酒
3.純米吟醸 無濾過生原酒 美濃加茂市産あさひの夢 27BY 新酒
4.??? 写真撮り忘れて不明(^_^;
1から3までは9号酵母で、香りもあるが、4は14号酵母でおり絡みで甘み、旨みを重視しているとのこと。確かに1から3 までは、上品に白身の魚のお刺身なんかが似合うような感じで、4はちょっと贅沢にいい豆腐を使った鍋物なんかが似合いそうな感じがしました。
一通り有料試飲を済まし、販売コーナーに行くと地元の居酒屋 一騎さんが出店で甘鯛のフリットを出されていました。で、魚をいただくにはお酒が必要とのことで、有料試飲コーナーに戻り、杜氏さんにこの中で、あのフリットに一番合うお酒はどれですか?と尋ねたところ、4とのことでしたので、それをいただき、舞い戻りフリットを注文しました。フリットは注文してから揚げてくれるので、アツアツホカホカです。杜氏おすすめのお酒と一緒ですのでマリアージュもバッチリです。
今回の有料試飲では、まだ購入できていない「40才の春」があるかな?と期待していたのですが、ありませんでした。杜氏さんにその事を尋ねると、今年は春シリーズに使うお米が不作で例年の7割程度しか作れていないとのことで、酒屋さんでも完売状態とのことでした。蔵を出た後、心当たりのある酒屋さんに電話で在庫の有無を尋ねたのですが、残念ながらありませんでした。例年より少ない上に年々人気が上昇しているので、あっと言う間に無くなってしまったようです。残念ですが、農作物は自然に左右されるので致し方ありません。
来年は「41才の春」用のお米が豊作になりますように!!
最後に搾りたての純米生原酒を買って帰路につきました!!
PS.「40才の春」ですが、蔵から駅までの間に2件の酒屋さんに電話で問い合わせをしたのですが、両方とも完売状態でした・・・・。しかし!もう一軒目でなんとかゲットできました。ホッ!!(^_^)