なんでもシステム管理者(日本酒大好き!)

システム管理者兼何でも屋をやってます!日本酒にはこだわりを持ってます。多趣味ですが、その時間がなかなか取れないという悩みが・・・

行ってきました!! 「 一合一笑の会 神杉酒造 納涼祭 」

  酒友大先輩のTさんからお誘いを受けて、神杉酒造で行われた一合一笑の会の納涼祭に参加してきました!!

 この納涼祭、昨年、一昨年といろいろと事情があって参加できず今回やっと念願が叶いました。

  こちらの蔵開きには来たことがあるのですが、その際はタイミング悪く蔵の中に入れませんでしたが、今回やっと見学ができました。

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 まず蔵について受付を済まし、Tさんと席をキープ。早めの到着着だったのでしばし待って、いよいよ蔵の見学です。初めに精米所に案内されました。神杉では、精米にこだわられているようで米の種類、精米歩合、その年の米の出来具合 、天候等で色々と調整されているようで、その辺りの具体的な数字がこの蔵の技のようです。精米機を自前で持っている蔵は少ないようですが、 持っている蔵ならではの技ですね!高精米の場合は長時間連続して夜通し精米歩合するので、数時間おきにチェックして米が割れないよう、回転を下げたり、温度が上がりすぎると一旦止めたりと調整されているそうです。

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  次に蒸し器を見せていただきました。縦型の甑(こしき)ではなく横型の蒸し器で、精米同様、米の種類、精米歩合等、造るお酒によって、蒸し方もいろいろ工夫されているとのことでした。

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その後、麹を造るところやタンクを見せていただきました。その際に蛇菅(じゃかん)の現物を初めて見ました。蛇菅と言うのは、火入れをするための装置です。他にも火入れをする装置はありましたが、上級のお酒はこの蛇菅で火入れするとのことでした。

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蛇菅です。

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 次に槽(ふね)とヤブタを見せていただきました。槽というのは昔からある搾りの装置で、もろみを布袋に入れて、それを一つずつ槽の中に並べていくのですが、布袋は口を縛る訳ではなく、折るだけなので、その塩梅が難しく、野々村杜氏は上手く出来るようになるまで蔵に入ってから5年ほどかかったそうです。ヤブタと槽の使い分けとしては純米吟醸大吟醸は槽で、他はヤブタで搾るとのことでした。

 

ヤブタです。

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槽です。

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 最後にタンクの前で生酒はタンクから一本ずつ手作業で入れられていると聞いて蔵の見学が終了しました。

 

 そして、いよいよ納涼祭の本番の始まりです。 一合一笑の会の会長と神杉酒造の社長のあいさつ、副会長の乾杯で始まりました。お酒のメインはもちろん神杉ですが、他にも一合一笑の会が持ってこられたお酒もありました。

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 そして、神杉軍団?

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 そして食べ物はタコ焼きに焼き鳥に流しそうめん。焼き鳥は店名は失念しましたが、名店の店長さんが自ら炭火で名古屋コーチンを焼いてくださるという豪華版!!

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 杜氏自らが釣って、さばいて作った鮎の一夜干し、数が限られているので限定品でしたが、無事ゲットしました(^_^)、名古屋コーチンの後はあさりにサザエと海の幸も充実です。

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 とうもろこしにイカもありました。

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 みんなで平らげたお酒の空き瓶です。

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 最後は皆で片づけをして、閉会です。いや~っ、楽しい会にお誘いいただきありがとうございました(^_^)!!

 

 帰り際に蔵の売店でちゃ~んと神杉、買って帰りました!!

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家でゆっくりいただきます!!

 

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