名古屋港「浜鮨」さん、「酒商マルタカ」さん主催の「なごみの会」の大人の遠足に参加してきました。大人の遠足は今回が3回目で、今のところ?皆勤です(^_^;
第2回目は 長野県の「小野酒造店」(夜明け前)
で、今回は「開運」を醸す静岡の土井酒造場に行ってきました。
開運は今は亡き能登杜氏 四天王の一人「波瀬 正吉」さんが杜氏をされていたことで有名です。
行程はこんな感じでした。
浜鮨、名古屋駅出発
掛川 花鳥園 見学
土井酒造場 蔵見学&試飲
静岡名物 さわやかハンバーグで昼食
出発したバスの中ではビール、酎ハイが配られ朝から「プハーっ」と大人の遠足の醍醐味を満喫!! しばらくすると「開運 涼々」も出てきました!!(^_^)
高速で途中、PA、SAで休憩を入れながら掛川インターで降りて、まずは花鳥園で見学です。花もありますが、見た感じは鳥がメインのようで極端に言うと大きな鳥かごに入って鳥たちに餌をやったり手に乗せたりするテーマパークです。入口に入るとすぐにいろんな種類のフクロウがいて、その次にペンギン、カモがいます。ペンギンというと南極のイメージが強いので、「こんな熱いとこでたいへんやろな?」と思っていたら、壁にちゃんと説明があって、ペンギンにも何種類かあって、寒い地方にいるのはその一部だそうです。
エミューです。結構大きくてそばに来るとちょっと怖かった(^_^;歩き方と目つきが恐竜を連想させます。
花鳥園を出た後は、土井酒造場に向かいました。まず初めに土井酒造場のお酒造りのビデオを約10分見せていただき、その後蔵の中の見学をさせていただきました。これが冬の造りの時期だったら、いい香りがしたんだろうなぁと思いつつ、この時期だから見学させていただけたのですね。
蔵を一通り見せていただいた後、いよいよ待望の試飲タイムです。
用意されたお酒は
・「開運 大吟醸 伝 波瀬正吉」
・「御日待家(おひまちや)」
・「純米 山田錦 開運」
・「純米吟醸 開運」
・「開運 吟醸」
・「開運 純米」
和らぎ水として、仕込み水も出していただけました。
これらの中でも一番のお気に入りは「御日待家」です。このお酒の酒米は俳優の田中 泯さんが作られたものです。裏ラベルにはこうあります。
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この酒は、生命の味がする。
この酒は、美味い、そして頑固だ。
この酒は、三人以上で飲むことにしよう。
そして、宇宙、地球、自然、家、暮らしの、
喜怒哀楽を語り合おう。鬼の様に、仏の様に。
天を映す田んぼに始まる米の旅。
天地を巡る水の旅。
二つの旅の邂逅に、二つの爆発に、
立ち逢える私達は原人間。
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う~ん、渋いっす。生酒らしくピチピチ感と頑固?な米の旨みが感じられました。残念ながら既に在庫はなく購入できなかったのですが、28BY分はぜひマルタカさんで仕入れていただくようお願いしました!!
実はバスの中でマルタカさんによる日本酒クイズがありました。回答は〇か✖で答えるものです。なかなかの難問でした。私の成績は聞かないでください(T_T)
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1.土井酒造場は、江戸時代より受け継がれている静岡の銘酒である。
2.今は亡き、名当時の波瀬正吉氏は、日本で最も大きく有力な杜氏集団・岩手県南部杜氏の四天王の一人と称されていた。
3.『ワイングラスで飲んでおいしい日本酒アワード2016』で、大吟醸部門で開運・純米吟醸・山田錦が金賞を受賞した。
4.土井酒造場・開運は、静岡吟醸酵母(HD-1)の先駆けである。
5.酒造好適米と呼ばれる酒米には100種類を超える品種がある。
6.米と共に、協会では酵母の開発も進められており、同様に100を超える酵母が存在する。
7.日本酒は、ほかのお酒に比べて太りやすい・・・?
8.『やわらぎ水』とは、飲みすぎ防止、舌の感覚のリフレッシュの目的で、飲酒中に時々飲む水のことである。
9.日本酒をつくるのに使う麹菌(カビ)は、白麹菌である。
10.お酒の火入れ(殺菌)は、安土桃山時代から行われていた。
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どうです、パッとお判りでしょうか?
正解は次の通りです。
1.✖ 2.✖ 3.〇 4.〇 5.〇
6.✖ 7.✖ 8.〇 9.✖ 10.〇
蔵を出た後は遅めのお昼に静岡名物「さわやかハンバーグ」を堪能し、掛川城を見学して帰路につきました。
次回の大人の遠足はどこでしょうねぇ?
今から楽しみです(^_^)