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なんでもシステム管理者(日本酒大好き!)

システム管理者兼何でも屋をやってます!日本酒にはこだわりを持ってます。多趣味ですが、その時間がなかなか取れないという悩みが・・・

行ってきました!! 「一合一笑の会 2017年 春の利き酒会」

 またまた酒友大先輩にお誘いいただいて「一合一笑の会」に愛妻と参加させていただきました。何度か紹介させていただきましたが、この「一合一笑の会」は、日本酒の同好会なのですが、ただの飲兵衛の集まりではありません。会則もきっちりありますし、いくつかの蔵元や業界関係者との深いパイプがあるんです。昨年は20周年ということもあり、非常にたくさんの蔵が来ました。今年はそれほどでもありませんが、それでも八つの蔵が参加です!

 さて、会は会長の挨拶で始まり、その後、醸造指導をされている先生お二人によるお酒に関するセミナーがありました。講義は2つあり、一つ目は「酒類の製造方法について」、二つ目は「米・水・麹菌・酵母醸造アルコールについて」です。普段は、ただ楽しくいただいているお酒の事も、たまには違う角度から見るのもいいものです。(早く飲みたい気持ちを抑えつつ(^_^;)

 こういったプロの方の視線から見た日本酒の話で出るのがアルコール添加は悪ではないが「純米信仰」の影響で本醸造の消費が落ちている、という事です。私もかつては「純米信仰派」でした。しかし、今は親しくさせていただいている杜氏さんや蔵の方からアルコール添加の技術のこと、醸造用アルコールといってもいろんなランクがあること、実際に飲んでみておいしいアルコール添加のお酒がある事を知っています。ですので、今は「純米信仰」ではなく「純米嗜好・志向派」なんです。アルコール添加は否定はしないけれども、純米造りのお酒の方が私個人の嗜好に合うことが圧倒的に多いんです。残念ながら純米でも好みではないもの、明らかに出来が良くないものもありますが・・・

 またアルコール添加は江戸時代から行われている伝統的な手法だと主張される方がいますが、それは江戸時代の文献『童蒙酒造記』(どうもうしゅぞうき)から強引に誤った解釈のもとからの話だと思います。確かに江戸時代からアルコール添加はされていましたが、その主な目的は、現代のように温度調整する装置がなかったため、腐造からお酒を守ることだったかと思います。しかも当時は廃糖蜜から精製した醸造用アルコールがある訳もなく米焼酎が使われていました。醸造用アルコールではなく米由来のものを使っている蔵も中にはあるので、全国的にその流れが広まっていけば「純米嗜好・志向派」はあったとしても「純米信仰」は薄まっていくかと思います。

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 セミナーが終わるといよいよ「利き酒会」です(^_^)今回の出品種は30種。これらのお酒を1時間の間に利き酒するんです。1時間あれば充分かと思われるかも知れませんが、参加者は約80名、当然混雑しています。その中でチェックシートを片手に自分の好み上位3種を選び投票します。ちなみに同じお酒は2度飲んではいけないというルールですので、一回一回が真剣勝負です!!数種類飲むと舌がしびれてきますし、つまみを食べながらではないので酔いも回りやすいです。投票結果は懇親会の最後に発表されます。私は出品者ではありませんので、投票するだけですが、出品されている会員の方は結果が出るまでドキドキした思いではなかったでしょうか?

 真剣勝負の「利き酒会」の後は参加しされた蔵ごとにブースが用意されての懇親会です。普段直接お話ができない蔵の方と、ご自慢のお酒をいただきながら話ができるうれしいひと時です。参加者が80名と多いのは多いのですが、一般の日本酒イベントに比べれば、じっくりとお話ができるのもこの会のいいところですよね!!

 参加された蔵は以下の通りです。

 ・神杉酒造

 杜氏さんとお話ししながら数種類いただきました。中でも印象的だったのが「生の人生劇場」です。今までも「人生劇場」はいただいたことがあるのですが、どちらかと言うと「お燗」に向いた印象でした。しかし今回初めていただいた「生」は全く異なる印象で冷酒で美味しい!!少量ながら「生」で発売されるようなのでゲットが必須です(^_^)

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 ・関谷醸造

 「空」と酵母違いという「春のことぶれ」をいただきました。2月に発売した頃はもっとピチピチと元気なタイプだったそうですが、この日いただいた時点では落ち着いた感じになっていました。元気なタイプもいただきたかった!!来年の2月に忘れないようにして購入すべきですね!

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 ・東春酒造

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 ・山崎合資

 夢山水5割5分の「夏吟醸」と「生 夏かすみ吟醸」の飲み比べが面白かったです。まださほど暑い季節ではありませんが、夏本番になると鮎などサッパリ目の魚と一緒にこれらの夏酒を飲んでみたいな!

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 ・山盛酒造

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 ・御代櫻醸造

 もうないかな?と思っていた「四十一才の春」が出品されていましたので一番にいただきました。御代櫻さんからは7種も出品されていましたが、全種制覇は無理でした(^_^;

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 ・米鶴酒造

 「ワイングラスでおいしい日本酒アワード2017」の金賞受賞の「きもと純米」とANAの機内で出されているという「マルマス米鶴 限定純米吟醸」をいただきました。どちらもおいしく、しかも安い!「きもと純米」が1升瓶で¥2,271、「マルマス米鶴 限定純米吟醸」が一升瓶で¥2,700.う~ん、リーズナブルです。買わねば(^_^)

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 ・清水清三郎商店

 「作」プロトタイプ「N」と「H」が出品されていました。全種制覇済みのプロトタイプですが、久々でした。久々と言えば清水社長とも久しぶりにゆっくりとお話しさせていただくことができました(^_^)

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 懇親会の後に「利き酒会」の投票結果の発表があり、上位3種のお酒が発表され、それぞれの出品者が表彰されました。ちなみに私と愛妻の投票したお酒3種は1位と2位に入っていました(^_^)下の写真は1位の出品者に贈られた楯です。

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 このような楽しく勉強になる会に参加させていただき、会員の皆様ありがとうございました!!

 

PS.日本酒は楽しむのがメインとは思いますが、もっと利き酒能力を身に着けたい・・・と思います。今宵も精進するために飲みます(^_^)

 

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