酒友大先輩が絶賛されていたので、購入したお酒です(^_^)
丁度お店に2本残っていたので、酒友大先輩と私で1本ずつ購入しました。
口に含むと味わいというか旨みというか、ふわ~~っとした広がりを感じます。舌の上を転がすと、大抵のお酒ではちょっとした刺激というか角を感じるのですが、このお酒にはそれがありません。かと言って、腰砕けな柔らかいだけのお酒ではありません。宗玄の全てを知っているわけではありませんが、おそらく宗玄にはそういう軟弱?なタイプはないかと思います。坂口杜氏の醸すお酒が軟弱な訳がない!! (^_^; 以前蔵見学をさせていただいた際には、柔らかな笑顔で丁寧に説明していただきましたが、いざ造りの時期に蔵に入ると厳しいお顔になるであろうことが想像できます。王祿の丈径さんも冬の造りの間は「鬼」になると聞いています。 この辺りの内容は山同敦子さんの「愛と情熱の日本酒 魂を揺さぶる造り酒屋たち」に書かれていますので王禄ファン必見です!!
この宗玄、適度な甘さが体に優しい感じです。強烈なフレッシュ感や吟醸香(そもそも吟醸酒ではありませんが)、ガス感等の突出したインパクトはないのですが、その分食中酒としては、かなりイケテル!! そんな気がします。
愛と情熱の日本酒 魂をゆさぶる造り酒屋たち (ちくま文庫) (文庫) / 山同敦子 |
宗玄の蔵の売店で珍味を販売しているのを購入したことがあります。きっとこのお酒と合うだろうなぁ!!