なんでもシステム管理者(日本酒大好き!)

システム管理者兼何でも屋をやってます!日本酒にはこだわりを持ってます。多趣味ですが、その時間がなかなか取れないという悩みが・・・

読みました!! 「うまい日本酒をつくる人たち 酒屋万流」

 増田晶文さんの著書「うまい日本酒をつくる人たち 酒屋万流」を読ませていただきました。前著「うまい日本酒はどこにある」に続く日本酒の本です。前著を読んだしばらく後に、新作を出されると聞いて、楽しみに待っていました。予約販売の受付が始まってすぐに申し込み、発売日翌日の11月2日に届き、じっくりと読ませていただきました(^_^)

 

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

うまい日本酒はどこにある? (草思社文庫) [ 増田晶文 ]
価格:669円(税込、送料無料) (2017/11/12時点)


 

 今回、紹介されたお酒は「新政」、「誉池月」、「丹澤山」、「蓬莱泉」、「まんさくの花」、「北雪」、「末廣」、「花巴」、「アフス」、「大信州」です。今回知らなかったお酒は「誉池月」、「丹澤山」、「アフス」でした。
 知っているお酒が取り上げられるのは嬉しいですし、知らないお酒に出会えることもうれしいものです。その中でも「アフス」に興味を持ちました。銘柄だけ見ると今風な新しいお酒に見えます。しかし現在の日本酒ブームより、はるか以前から試行錯誤の上で開発されたお酒とのこと。文中で「驚愕の酸味」と表現されているのですが、この言葉が私を引き付けました。すぐにでも飲みたいのですが残念ながら私の近隣では扱う酒屋さんがありません。基本的にお酒の購入は、酒屋さんで日本酒談義をしながら、と言うのが私のモットーなのですが、今回は取り寄せで購入を考えています。

  

 本書で最初に出てくるお酒が「新政」です。「新政」は今や日本酒飲みで知らぬ人はいまい!というほどメジャーですが、それほど有名になる前「六號(ろくごう)」というお酒がありました。私は、この「六號」を飲んで新政ファンになりました。
 私はこれまで「新政」は冷酒でしか飲んでいませんでした。しかし、この章の最後で増田さんが佐藤祐輔さんと常温?で飲まれているシーンがあります。そこで、本書で常温でもいける!と知り早速やってみたら「なるほど!いける。」今まで「うん、このお酒は燗の方がイケるな。」と感じるお酒がありましたが、「新政」では感じたことはありませんでした。まだまだ修業不足です(^_^;
 それにしても祐輔さんと一緒に飲めるなんてうらやましいなぁ~。このシーンのやり取りが非常にいいのですが、具体的な表現は今から読まれる方の楽しみを奪うといけませんので、敢えて書かずにおきます。気になる方は、ぜひ本書を読んでみてください。

 本書の中でなじみのある「蓬莱泉」が取り上げられている事もうれしいですね。久しぶりに本社蔵も吟醸工房も行ってみたくなりました。以前、吟醸工房を見学中に醸造用アルコールから自社で醸造している米焼酎に切り替えたエピソードを聞いて感動した事を思い出しました。また自社のアグリ事業部でお米を栽培していることも素晴らしいことだと思います。「蓬莱泉」を醸す関谷醸造さんではメールマガジンを発行しているので、お米作りの様子もそこで見ることができます。いつか、吟醸工房でオリジナルのお酒の仕込みにチャレンジしたいなぁなどと夢想しています。
 この章で上原浩先生のお名前が出たこともうれしいことでした。私が初めて先生の著書「純米酒を極める」を読ませていただいた頃には、既に他界されていましたので、お会いしたことはないのですが、やっぱり「おっかないジィさま」だったのですね(^_^; 私は読ませていただいたいくつかの著書と先生をモデルにした「夏子の酒」の上田先生から想像するしかなかったのですが、増田さんが「上原浩化」されているとのことですので、いつか一献、ご一緒したいと思います。

 

 向井酒造の久仁子さんもなつかしいです。向井酒造は海に近い蔵、というよりも海べりにあります。それどころか蔵に船着き場があります。そこから船に乗って伊根湾をぐるっと一回りして、途中カモメと戯れたりしました。本書では「伊根満開」が紹介されていましたが、「京の春」の山廃と生酛も絶品です。蔵に行かれる方が見えましたら、ぜひとも「へしこ」を肴に買っていくことをお勧めします。向井酒造のお酒との相性、間違いなし!久仁子さんが豪快な笑顔で太鼓判を押してくれると思います。いつか伊根の宿に泊まって、伊根の海の幸で向井酒造のお酒を並べてゆっくりと飲んでみたいなぁ。取りあえず、久々に取り寄せしようかな(^_^)

 

 

 前著では日本酒の行く末を著者である増田さんはかなり憂いていたかと思いますが、今現在はどうなのでしょうか?今回紹介されている「うまい日本酒をつくる人たち」は厳しい状況を認識しつつも未来を見据えて酒造りをされているように感じられました。「うまい日本酒」をいつまでも飲み続けられるよう、我々飲み手も、ただ飲むだけではなく、蔵の考え方、背景にふれて理解し支えていかねば!と改めて思いました。かなり以前のことですが、ある蔵のお誘いで兵庫県の東条に山田錦の田植え、草取り、稲刈りに行ったことがありますが、またそういった事にも参加したいと思います。(当時記念に分けていただいた「山田錦の稲穂」は今も大事にとってあります。)

 さて、今晩はどのお酒をいただこうかなぁ(^_^)

 

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

うまい日本酒をつくる人たち 酒屋万流 [ 増田 晶文 ]
価格:1944円(税込、送料無料) (2017/11/12時点)


 

 

 

にほんブログ村 酒ブログ 日本酒・地酒へ
にほんブログ村

 

 

 

余談になりますが、本書が届いて開封一番良かったのがハードカバーではないことです。好みかも知れませんが、ハードカバーって、ムダ!に厚くて重くて、読みづらい!!おそらくコストもかかるし、立派に見えるのと本棚で自立するくらいしか役に立たないような気がします。ですので、本書がソフトカバーで嬉しかったです(^_^)