ネットで「新政 陽の鳥 十周年記念酒」なるものがあることを知りました。記念酒なので数が少ないから飲めないかなぁ~? でも飲みたいなぁと思っていたところ、「京・おばんざい素」で、無事いただくことができました(^_^)
普通の「陽の鳥」はいただいたことがあるのですが、それよりも遥かに洗練された味わいでした。甘ったるい訳でもなく、酸っぱい訳でもなく、甘味と酸味のハーモニーが素晴らしい!!「バランスの妙」という感じ。一口含んだ瞬間に、見えた色は『琥珀色』です。琥珀色と言っても山吹色がかった感じのイメージではなく、琥珀の持つ崇高なイメージを感じたんです。
「六號(ろくごう)」の頃から知っている「新政らしさ」がさらに昇華している、そう感じました。
順番が逆になりましたが、改めてグラスを振って、香りを確かめます。そこにはふわっと爽やかな酸味を感じました。
佐藤祐輔さんのツイートで「お酒単品で味わって」とありました。確かに完成度が高く、完結しているので単品でも美味しくいただけるのですが、食とのマッチングによってさらに良くならないか?と考え、いくつか試してみました。
この「陽の鳥」は刺身とは合わないように感じました。それで、トップバッターは刺身の付け合わせのシソの葉にワサビをたっぷりつけて合わせました。悪くない、でも「これだ!」と言う程でもないんです。2番手は枝豆にワサビを添えて合わせます。これも悪くはないのですが、今ひとつしっくりきません。最後にあんかけフライドポテトを合わせます。なかなかいい!でもジャストではありません。祐輔さんの言われる通り、お酒単体でもいいのですが、「お酒は食事と共に」をモットーとしている私としては何かと合わせたかった・・・・、でも飲み干しちゃいました。まだまだ修行が足りませんなぁ・・・お酒を一口味わえば、どんな食事とぴったりくるか分かるようになりたいものです!!
これからも、頑張って飲むぞ!! (^_^;