兵庫県の山間部山陽盃酒造で醸されている「播州一献 愛山 山廃純米」をいただきました。
この蔵は「辛口」のお酒を謳っています。どちらかと言うと、「甘味、旨味、酸味」を好みとする私ですが、「辛口」を謳っていても、単に辛いだけではない旨味を伴ったお酒があることを今までの経験から知っています。また、この夏に飲食店向けの4つの蔵元を講師とするセミナーに参加しており、その蔵の一つが「播州一献」でした。その場でいただいていたので、このお酒の良さは知っていましたし、蔵元から注いでいただき、「辛口と言っても淡麗ではなく、しっかりとした味わい、旨味がありますね」と感想を述べさせていただくと「分かってくれますか!」と、やや強面(笑)の蔵元が笑顔で答えてくれたことを今も印象に残っています。
そんな蔵が火災と言う不幸にあったことをニュースで知りました。そして、飲み手として、お酒を購入して応援しよう!という声に賛同して、すぐさまこのお酒を購入させていただきました。
このお酒を飲んだ日は、職場の忘年会でした。忘年会はビールがメインのお店だったので日本酒は一滴も飲んでいませんでした。そして帰宅後、「日本酒を飲みたい!!」と思い冷蔵庫とにらめっこしていると「播州一献」と目が合い?いただきました。
食事はしっかりと取っていましたので腹は減っていなかったのですが、「酒は食と共に」をポリシーとする私には肴が欠かせません。そこで、再度、冷蔵庫と相談しているとコンニャクの煮物がありました。しっかりとしたコンニャクに七味をしっかり目にかけていただきます。これが「播州一献」の旨辛口に良く合います(^_^)
山陽盃酒造の皆さん、火事に負けず頑張ってください。お酒造りよろしくお願いします!!
後日、ある居酒屋さんで「播州一献 純米おりがらみ生」をいただいたのですが、これまた旨い!!酒屋で見かけたら購入して、じっくりと家飲みしたいと思います。
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