2018年最後のブログになります。
30BYの「射美 吟撰」を「京・おばんざい素」でいただいてきました。
今期は射美の酒米「揖斐の誉」の収量が例年よりも少ないそうです。今年は夏が暑すぎましたし、強力な台風がいくつも来ましたので、自然を相手にする農業では影響がでるのは残念ですが致し方ありません。毎年「射美」は入手難で家呑み出来る機会はなかなかありませんが、飲めるだけでも幸いです。
口に含むと、29BYの吟撰よりもシャープな感じがします。「シャープ」を直訳すると「硬い」かもしれませんが、いわゆる開栓直後のお酒に感じる「硬さ」ではありません。よくある表現でいうと「キレがある」に近いものです。
吟撰は本醸造アルコールが添加されていますが、もちろんアル添の嫌な感じはありません。「シャープ」さは今年の「揖斐の誉」の特徴なのでしょうか?
それとも少々風邪気味のため、感覚がずれてるのかも知れへんけど。(^_^;
シソの葉にワサビを大目に付けて合わします。すると「辛さ」と「シャープ」さがなりを潜めて旨味が台頭してきました!
脂の乗ったブリの刺身と合わせても負けていない、かと言って酒が料理を負かすようなこともない。バランスの良いお酒です。(^_^)
最後にグラスに残った分をグラスを振ってデキャンタージュ?してみたら、さらに丸くなりました。
う~ん、開栓してからの変化も楽しめそうです。まず無理ですが、一升瓶を購入して家で毎日飲んで、日々の変化を楽しんでみたいものです。
nawan13.hatenablog.com
ちなみに昨年度は吟撰と同時に1年貯蔵したNorthGifuをいただきました。今期はNorthGifuはないようですが、ワイン樽で熟成させた「バレル」なるものがあるようですが、今のところ飲める希望は・・・・かなり薄いです。数はかなり少ないようですし恐らく吟撰よりも先に出荷されていたようなので飲食店でも恐らく在庫はもうないでしょう。う~~ん、残念です(T_T)