なんでもシステム管理者(日本酒大好き!)

システム管理者兼何でも屋をやってます!日本酒にはこだわりを持ってます。多趣味ですが、その時間がなかなか取れないという悩みが・・・

いただきました!! 「射美 吟撰 R1BY」

 「京・おばんざい素」で令和元年酒造年度(R1BY)の「射美 吟撰(ぎんせん)」をいただきました。この「吟撰」を頂く前に、同じ杉原酒造の「千代乃花 特別本醸造」をいただき、その味わいに感激していましたので、同じ特別本醸造である「吟撰」が旨いと言うことは確信していました。

 

nawan13.hatenablog.com

 さっそくいただきます。う~ん、旨味に加えて上品な甘味、そして微かに舌をピリリと刺激してくれるマイルドなガス感、かつ男前なキレを感じます。

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  この味わいを色で例えると「うす紫色」でしょうか?

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  数年前の初めて飲んだ吟撰には、アルコール添加特有の「トゲ」があり、開栓してから2週間ほど経たないと落ち着かず、開栓直後に「射美感」が余り感じられませんでした。しかし、このR1BYの吟撰には「トゲ」など微塵も感じられません。杉原さんは仕入れた醸造用アルコールをただ使うのではなく、手間暇をかけて工夫されています。

 ここで、ふと考えました。「なぜ。杉原さんは苦労して醸造用アルコールを添加したのだろうか?その効果はどこに効いているのだろうか?」 他の蔵の杜氏さんから実は純米酒を造るよりも本醸造の方がテクニックを要すると聞いたことがあります。単純に仕入れた醸造用アルコールをタンクに入れるだけではないのです。
 とここまで書いて、すでに自分の感じた味わいに、その疑問の答えを見出していることに気づきました。「男前なキレ」これこそが、アル添の正しい効果なのではないでしょうか?杉原さん、あってますか?

 

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  揚げたての大粒のカキフライを口に頬張りながら吟撰を流し込むと、そこはもう至福の世界です。脂の乗ったハマチもいいですね(^_^)

 

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 この日は出張帰りに寄らせてもらったのですが、出張の疲れは美味しい料理と旨いお酒のおかげで吹き飛びました!!

 年が明けると「特別純米」ですね! 杉原さん、期待してます(^_^)

 

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