先日、今泉杜氏が生道井を醸している原田酒造に愛妻&酒友たちと見学に行ってきました。
今泉さんとの出会いは、初めて伏見の「一位」に行った時でしたので、もうすぐ8年の付き合いになります。
酒蔵に入ってすぐの場所です。お酒の詰まったタンクが威風堂々と並んでいて、新種のフレッシュな香りが漂ってきます。ここで深呼吸するだけで幸せな気分になれるのは酒飲みの特権ですね~ (^_^)
酒米を冷やす道具(台)です。
お酒を瓶に詰める装置です。遠目には見たことがありましたが、じっくりと、しかも上から見たのは初めてでした。
仕込み水を地下水から引き上げるポンプ(?)と1段目と2段目のろ過装置です。一見、水が余り無いように思えるこの地域ですが、地下水は枯れたことがないそうです。また、水の成分が発酵を活性させるのに向いていて、むしろ発酵を抑えなければならないほど、とのこと。蔵が変われば、場所も変わり、その結果として水が変わるので同じ杜氏さんが醸してもお酒の質がだいぶ変わるとのことでした。
酒米を蒸す甑(こしき)です。蒸気自体は真ん中の穴から上がってくるのですが、周りに引いてあるスノコのようなもので真ん中から周りに広がりまんべんなく蒸気が当たるとのことでした。
蔵開きでなじみの槽(ふね)です。毎年、ここで搾りたてのお酒を味わうのが楽しみです。
醪(もろみ)を見せていただきました。
今泉さんがタンクの横をたたくと、吟香の塊が押し寄せてくるんです。いい香りにうっとりです(^_^)
見学の後、試飲させていただきました。「しぼりたて 衣が浦 若水 特別純米」と「槽搾り生酒 本醸造 生道井」の2種類です。年末の蔵開きの頃より熟成が進んでいて旨味が乗っています。蔵には直売コーナーがあるので「槽搾り生酒 本醸造 生道井」と「特別純米 衣が浦 若水 あらばしり 槽口直取り 生酒」の二本を購入させていただきました。
本醸造はラベルが貼っていなかったので、今泉さんの手で貼ってもらっています。
蔵見学の後、今泉さんも交えての宴をさせていただき、楽しいひと時を過ごしました。もちろん、その席で生道井を味わせていただきました(^_^)
今泉さん、お酒造りの忙しい時期に見学をさせていただき、宴会にも参加していただいてありがとうございました。