御代櫻醸造では、例年12月と3月の年2回の蔵開きがあります。
下記は昨年12月の蔵開きの様子です。
2020年3月にも蔵開きが開催される予定だったのですが、残念ながら新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けて中止となってしまいました(T_T)
御代櫻醸造の蔵開きでは、色々楽しみにしているのですがベスト2は下記の通りです。
(1)有料試飲コーナーで酒匂杜氏と酒談義しながら飲める
(2)この日限定のお酒が購入できる(とてもリーズナブル)
(1)に関しては蔵開きが中止なので、どうしようもありませんが、(2)に関しては中止が決定される以前に造りが始まっていたと思うので、蔵元に尋ねたところ、
「何らかの安全・安心な形で、皆様のお手元にお届け出来る方法を検討しております。」と、回答をいただき、その発表を心待ちにしていたところ御代櫻醸造のブログで発売の発表がありました。
これまでの蔵開きの限定酒は1種類でしたが、今回は2種類です。各300本限定でしたので、すぐに申込み、無事我が家に届き、その日に早速いただきました(^_^)
三月の蔵開きで販売される予定だったお酒
まず一つが「純米にごり生原酒」です。
にごりらしく、味わいがしっかりあり、かつフレッシュ!
初めは上澄みでいただき、そのあと混ぜてからいただいたが、おりをしっかりと混ぜた方が、このお酒の真価が発揮される気がしました。
この、味わいを蔵開きで味わっていたら、きっともっと美味しかっただろうと思う。
来年は通常通り、蔵開きが開催されることを切に願います。
もう一つの三月の蔵開きで販売される予定だったお酒です。
「純米酒無濾過無調整生」
にごりのほうがインパクトはありますが、こちらは落ち着いた旨みがあります。
12月の蔵開きで購入した御世櫻の酒粕でつけた瓜の漬物を合わせてみました。もちろん良く合います。
「この旨味と先程のにごりのフレッシュさの両方を同時に味わいたいなぁ」と思い、ふと思いついたことがありました。
二つお酒のブレンドです!
禁じ手かも知れませんが、二つとも酒匂杜氏のお酒なので勘弁してください。
そして、結果は大正解!
二つの味が喧嘩することなく、二つの良さが同時に味わえ、相乗効果が感じられます。
フレッシュさにしっかりとした旨味が加わって正に「鬼に金棒」といった味わいです。
この味わいで新型コロナウイルスを駆逐しましょう!!(やや?意味不明?)
R2BYでは、新型コロナウイルスの感染が落ち着いて、蔵で渡辺社長、酒匂杜氏と再会したいと思います。また全国的に飲食店でお客さんが減り、結果として日本酒の売り上げが低迷しているようです。そこで、日本酒愛好家としては『家呑み』して蔵元を応援したいと思います。
蔵元に確認したところ、まだ在庫はあるようですので、是非皆さん購入してください。家呑みでしっかりと消費して、好きな蔵元を応援し、ストレスを発散しましょう!!!!!!
PS.毎年、春の楽しみしているのが酒匂杜氏の年齢を冠した「**才の春」です。今年は「四十四才の春」になります。もちろん購入済みで、実は一年寝かせた「四十三才の春」もストックがあります。この呑み比べ、二度と出来ないので。気軽にはできないので、頃合いを見て味わいたいと思います。
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