唐突ですが、日本酒には米だけで造る純米酒と醸造用アルコールを添加したアル添酒の2種類があることは日本酒好きの方ならご存知かと思います。
私は純米派なのですが、正直純米という正統派的イメージに引きずられてはいなだろうか?という自分自身に対する疑念がありました。
でも、昨日、品質の良し悪しはともかく、純米が好きというのは、自分の嗜好の正直なところである、と確信しました。
昨日、日本酒のストックが切れたため、とある酒蔵開放で知り合った方に教えていただいた酒屋さんに行きました。この酒屋さんに行くのは2度目で、1度目に買った酒は、以前から知っている酒、初めての酒、双方おいしく店のご主人とも楽しく日本酒談義ができましたので、このお店に対して安心感がありました。昨日はご主人はお留守だったので、お酒に関して詳しいお話は聞けなかったのですが、知っている酒1本と初めてのお酒2本を買って帰りました。
で、昨日の晩、早速初めてのお酒を飲んだのですが、「んっ?」という感触でした。なんか薄っぺたいんです。正直良く確認しなかった自分が悪いんですが、アル添だったんです。このお酒の蔵にはまだ期待もありますので、蔵の名誉のためにも、銘柄はここでは書きませんが、「自分の嗜好」=「自分の思考」であることに確信が持てました。
アル添については賛否両論あるかと思いますが、私は純米が好き!、ただそれだけです。