なんでもシステム管理者(日本酒大好き!)

システム管理者兼何でも屋をやってます!日本酒にはこだわりを持ってます。多趣味ですが、その時間がなかなか取れないという悩みが・・・

努力に満足する二流・・・

しばらく前に吉越浩一郎氏の「仕事ができる社員、できない社員」という本を読みました。吉越氏のことは数年前に(なんと!)社長代理として某大手電気メーカーの展示会の中で開かれた講演会の講師として知りました。話を聞いて、いいお話を面白く聞かせてくれる方だなぁ、と思い、その後、著書を読んだのですが、読了してみて、なんとなく違和感があり、その後、新たな著書を手にすることもありませんでした。

そして、ひと月ほど前の出張時に駅で少し時間があったので書店をのぞきました。(私は本が大好きなので、めぼしそうな?本屋があると時間が許せば除いています。)まず、目に留まったのは孫さんの本で、正確なタイトルは覚えていませんが「ゴミ箱の中は、宝の山」のような感じでした。このタイトルに近い感じで、20年ほど前に聞いた言葉で「トラブルは宝」という言葉があります。ゴミ箱もトラブルもどちらも聞こえの悪い言葉ですが、私は(一応)技術者なんですが、自分の担当する仕事でトラブルが発生すると、通常時には見えていなかったことが見えたり、トラブルを乗り越えることにより、スキルがアップします。特に前職時代はスキル的にかなり背伸びして、ネットワークやらLinuxやらやっていたのですが、そのおかげでかなりのスキルアップができたかと思います。
そんなわけで、孫さんの本を購入候補として、書店の奥の方に行くと、吉越氏の本が目に留まりました。なんとなく、手に取り目次を読み、内容を確認しました。(私は初めての本については、目次を良く見て、自分に取って読む価値があるかどうか、おもしろそうかどうかを判断しています。)そこで、釘付けになったのが「努力に満足する二流、成果に満足する一流」という言葉でした。

なるほど、確かにそうです。僭越ながら、吉越氏のタイトルに追加するならば、

「努力にあこがれる三流、努力に満足する二流、成果に満足する一流」というタイトルが思い浮かびました。

普段、私は「もっと、がんばらなあかんなぁ」と良く思っています。で、時には実際にがんばって「今日は、ようがんばったなぁ!」などと思います。で、ごくごくまれに「今日はいい仕事できた!!」と普段三流、時々二流、ごくまれに一流という感じでしょうか。

吉越氏のこのタイトルを見た瞬間に自分に不足している点が明確に見えたような気がしました。(勘違いでありませんように・・・)見えた証拠になるかどうか、分かりませんが、本文を読んでみると、タイトルを見た時に感じた内容がそのまま載っていました。この本を手にして依頼、意識が(少々)変わり、三流モードの時間は減り、通常二流モード、ちょこちょこ一流モードになれている気がします。(^_^)

今後は常時一流モードであるよう目指してがんばりたいと思います!!!