先日、お誘いを受けてあの銘酒居酒屋「一位」さんで開かれた「玉柏の会」に行ってきました。
「玉柏」と言うのは、岐阜県八百津町にある「蔵元やまだ(合資会社 山田商店)さん」が醸す日本酒の銘柄です。
この会では、蔵から蔵元さん、杜氏さん、社員の方2名も参加されていて、参加者はざっと40名ほどで、お店の2階を貸切で、大盛況でした。
会は蔵元のご挨拶で始まり、7種類の「玉柏」がふるまわれました。一人頭7合弱用意されていたらしい(^_^;です。(そんなに飲めませ~ん!)
この日出されたお酒は以下の通りです。
・二百八十八夜
・ひやおろし(今年)
・ひやおろし(昨年:お店の秘造酒)
・純米吟醸
・開(にごり)
・純米 玉柏(燗酒)
・純米 玉柏(ひや)
・今期の袋絞り(お店の秘造酒)
「玉柏」は全体的にきれいな味で程よい香りあるお酒で食中酒に合うお酒だと思います。その中でも、お店の秘造酒である「今期の袋絞り」は、ダントツでおいしく、この日の肴にはありませんでしたが、ヒラメとかシマアジのお刺身など相性がいいかと思いました。「開」は発泡性のお酒で食前酒とか女性向けな感じがしました。貴重な体験だったのは「ひやおろし」です。通常ひやおろしというとその年の物しか飲む機会がないかと思いますが、1年置くと味わいが変わる、やはり日本酒というのは生きているのだなぁと感じました。純米の燗酒は、もう少し季節が進んで寒くなってきたら、シンプルに湯豆腐なんかと呑んだらバッチリではないかと思います。
この会には愛妻と二人で参加したのですが、同じテーブルに着かせていただいた方は、日本酒関係の会で知り合った方とその方の先輩方でした。皆さん私たちより人生の大先輩でご夫婦で見えられている方もいて、将来自分たちもそういう夫婦になりたいと思えるご夫婦でした。そのためにも心身と共におサイフ(^_^;も健康でないと!
となりのテーブルの方々は、若いグループで、全員「玉柏」のTシャツを着られていました。ひょっとして、蔵関係の方?と思い尋ねてみると、「玉柏」が大好きで蔵に見学に行った際に、Tシャツを購入したとの事でした。蔵の方とも面識があるようでした。
会の途中、杜氏さんともじっくり話ができました。杜氏さんは私よりやや年下で同年代(?)で、この数年、色々な蔵の方とお会いして、同年代の方が旨い日本酒を造られていてうれしく思える機会が多いのですが、この日も同じ喜びを感じることができました。「玉柏」さんはいわゆる「蔵開き」はされていないとのことでしたが、見学は可能とのことですので、いつか訪れたいと思います。