なんでもシステム管理者(日本酒大好き!)

システム管理者兼何でも屋をやってます!日本酒にはこだわりを持ってます。多趣味ですが、その時間がなかなか取れないという悩みが・・・

紅ズワイガニ!!と「亀齢(きれい)」

おととしくらいから、我が家では時々「紅ズワイガニ」を買っては食べてます。

カニというと「高い!!」というイメージがあるのですが「紅ズワイガニ」は「ズワイガニ」よりもお値打ちで、しかも私の買う商品は「訳あり」なのでさらにお値打ちです。何が訳ありかと言うと、たまに足が折れていたり、海、漁の具合で取れたら出荷するという形のため、到着日が指定できないんです。まぁ、自宅で食べたり近い身内に送る分には問題の無いレベルかと思います。カニの大きさにより何ハイ入っているかは開けてのお楽しみですが、今回は5ハイ入っていました。

下の写真が今回届いたカニと一緒に飲んだ「亀齢(きれい)辛口純米八拾 生酒」です。この「亀齢」は、純米なんですが、精米率がなんと80%!!今時と言っては失礼ですが精米率としては低い、でもそんなのは関係ありません。旨いんです。カニとのマリアージュ(相性)もばっちりです。
最近の傾向としては、精米歩合をとことんまで突き詰めて心白を磨き上げて、一切雑味の無いきれいなお酒を造る、というパターンと最低限の精米歩合で、適度の旨さと毎日の晩酌に適した価格を実現するパターンがあるかと思います。亀齢はまちがいなく後者です。前者を否定するつもりはありません。蔵人は酒造りという技術を持つ技能集団ですので、磨き切った米で酒を造るという技術を極めたいという気持ちは、分野は違えど、私も技術屋なので分かります。ですので、前者のタイプの日本酒が好きで、かつそれを購入するだけの財力がある人は買えばいいかと思います。ただ、やっぱり大勢の普通の人が買えて、おいしく飲めるお酒も大切だと思いますし、多くの蔵にそういうお酒を造っていただきたいと思います。
また、素人考えですが、雑味と旨みの境界線はあいまいなところがあり、精米に関しても磨き切るよりも、そのあいまいさが残っていた方が、きれいな味を持ちながらも旨みを持つバランスのいい日本酒ができるかと、コスト的にもサイフにやさしいし(^_^)

なんとこの「亀齢(きれい)辛口純米八拾 生酒」1升瓶で¥2000を切ります!!以前、東京の麹町市場という居酒屋で飲んで、その旨さが舌の記憶に残っていて、酒屋で見かけた際に「おっ!」と思い買いました。正直安すぎて不安もありましたが、そんな心配は無用でした。これからもこういうお酒と出会いたいものです。
機会があれば、仁志の会に持って行きたいと思います。

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“港蒸し”紅ズワイガニ約1.5kg(300g前後×訳あり5枚入) 送料無料