先日、出張帰りに酒屋さんで、お酒を物色していたところ「川鶴」が目に入ってきました。何気なく裏ラベルを確認すると、酒米が「オオセト」となっています。麻利絵さんのマンガ「日本酒に恋して」第7話で「オオセト」のお酒のことを知ってから飲んでみたいと思っていました。「川鶴」自体は「一位」で教えていただき、その旨さを知っていましたが、「オオセト」のお酒を知ってから、さらに飲んでみたい!!と思うようになっていました。「一位」でいただいた際にも「旨い!」という印象があったので、ひょっとすると、その時のお酒が「オオセト」を使ったお酒だったかも知れません。
今回いただいたのは「純米 限定直汲み 無濾過生原酒」で酒米が「オオセト」で精米歩合が65%です。いつもの本利き猪口に注ぐと、やや山吹色がかった色合いで、しっかりとした旨みを予感させてくれます。口に含むと、期待通りにしっかりとした旨みがあり、そこに微かにピリッとくるガス感がいいあんばいのアクセントになっています。
このしっかりとした味わいは、揚げ物にも合いますねぇ~(^_^)
舌の上で転がしてから鼻から息を出すと、ほろ酔い(程よい)感じの香りがいいです。香り過ぎず、なさ過ぎず、私好みのいいバランスです。
開栓後、数日経つと味わいがしっかりと言うか、やや重たくなっていました。もうちょっと早くいただいた方が個人的には「どストライク」だったかも?でも、これはこれで良し。燗にして試せば良かったかも?でも、飲み干してしまいました。
もっと飲みたかったなぁ~、今度は一升瓶でじっくり飲んでみたいと思います(^_^)
川鶴 純米 限定直汲み無濾過生原酒 1800ml
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