「白老 自然栽培米 純米酒 生原酒」をいただきました。
酒米の名前は大人の事情で名乗れない・・・と言うことですが、裏ラベルを見れば一目瞭然だったりします(^_^;
口に含むと、今まで知っている白老とはイメージが違うかな?
「酸」を強く感じます。実は酸の味わいは好きなのでこれはウェルカムです。
香りは何か独特のモノがあります。「何だろうか???」としばらく考え、ふと気づきました。そう、これはセメダイン臭です。ただ今まで感じたセメダイン臭とは異なるものです。「セメダイン臭」と言うとマイナスイメージですが、このお酒は嫌な感じではありません。
「セメダイン臭」のお酒全般に言えることかと思いますが、開栓して時間を置くとマイナス要因が薄まり、硬さがほぐれてくるかと思います。
そして、開栓3日後、セメダイン臭はほぼない感じに落ち着いてきました。
豚肉の代わりにベーコンで作ったとんぺい焼きが、結構合います。その後ベーコン単体を焼いたのと合わしてもいい感じです!
なかなかガッツのある酒です!しっかりと焼いた豚バラなんかも合いそうな気がします!!
白老の新たな顔を知ることが出来ました。
そして、さらに数日後。このお酒を口に含んだ際の印象を表す言葉がやっと見つかりました。「存在感」です。決して、どっしりと重いという意味ではありません。独特の「存在感」を口の中で感じるのです。スッと飲んでしまわずに、しばらく口の中で味わいたい、そんな感じです。
私は「雄町」で醸されたお酒が好みの場合が多いのですが、「雄町」の持つ「存在感」がこの「白老」に表れている、そんな気がします。
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