なんでもシステム管理者(日本酒大好き!)

システム管理者兼何でも屋をやってます!日本酒にはこだわりを持ってます。多趣味ですが、その時間がなかなか取れないという悩みが・・・

行ってきました!! 「生道井を醸す 原田酒造 蔵開き」

 東浦にある原田酒造の蔵開きに行って来ました。

着いたのが11時過ぎで開始が11時なので、ほぼ一番手かと思いきや蔵の中は人でいっぱいでした。お正月用のお酒にするのでしょうか?事前予約したお酒をたくさん買って行く人がいました。しかし、我が家では今買うと、お正月まで持たないでしょう(^_^;

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生道井のラインアップです。このずっと奥に槽があり、絞りたてがいただけます。

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写真がちょっとピンボケで分かりにくいのですが、今年はタンクの上から醪(もろみ)が見れないとあります。醪から湧き上がるフレッシュそのものの日本酒の香りを嗅ぎながら深呼吸するのが大好きなんですが・・・ちょっと残念です。

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そして、槽にたどり着きました。

 醪の入った袋がなんと20段もこの槽の中に積まれているとのこと。今は圧をかけていないので、醪自身の重さだけで搾られています。

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槽から出てきたところです。

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ちゃんこ鍋があったのでいただきました。あったまるし、いい出汁が効いていておいしかったです。

一通り試飲が終わったので、何かお酒を買って帰ろうとしていたら、人ごみの中に有名ブロガーさんを見かけたので、ご挨拶に行きました。そこで、酒談議に花を咲かせながら、時々試飲をいただきました。試飲コーナーのお酒は時々種類が変わるようで、初めにいただいた際になかった「吟雫」や「衣が浦 若水 純米吟醸」もいただけました(^_^)

その後、再度槽に行き、お話を伺っていると肩を叩かれたので、振り返ると酒友大先輩がいらっしゃたので、お話しながら、またまた試飲(^_^)

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 蔵開きで買っていったお酒です。「じゅんまいぎんじょうしずくどり 吟雫」と「衣が浦 若水 純米吟醸酒」の二つです。試飲でおいしかったので、愛妻のために買って帰りました(^_^)

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また、来年も行きたいと思います。

 

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行ってきました!! 「第3回(2016年) 所酒造 新酒まつり」

  今年も所酒造の新酒まつりに行ってきました。土日の二日間の開催で私は土曜日に参加してきたのですが、蔵開きにぴったりのいいお天気でした。

 思えば所さんと知り合ってから、もう十年以上になります。日本酒仲間に誘われて、蔵見学に行かせていただいたのが始まりでした。その時試飲させていただいた房島屋の酸の味わいは、衝撃的なものでした。新時代の日本酒、そう感じました。酸っぱいと言うと言い過ぎかと思うのですが、ちょうどいい塩梅の酸味が絶妙でした。それ以来、私は房島屋のファンなんです。

 それから数年間は直接、所さんとお会いする機会がなかったのですが、初めて行った「岐阜の地酒に酔う」というイベントで、再開して以来、蔵開きや日本酒のイベントで会う機会が増えました。

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蔵に入ると、所さんの姿が見えたので、まずはご挨拶。

先着50名プレゼントの酒粕をギリギリでゲットしました。昨年はもう少し余裕があったかと思います。

また、ありがたく粕汁にしていただきます。うまいんだな、これが!!

 

まずは、振舞い酒の「揖斐の蔵 しぼりたて」をいただきました。

フレッシュでおいしかったです(^_^)

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次に蔵の中の見学です。

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そして、今回の一番のお目当てである有料試飲「房島屋Bar」です。

もちろん、4種全ていただきました。所さんのおすすめの順で

房島屋兎心BLACK」

「純米蔵開きスペシャル」

房島屋純米無ろ過生原酒」

房島屋純米ひやおろし

と、いただきました。所さんとお話しさせていただきながら「房島屋」をいただく、至福の時間です。

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 昨年の蔵開きでは「房島屋兎心BLACK」は試飲分だけで販売する分はなかったのですが、今回は若干在庫があるとのことで販売コーナーにありました(^_^)と安心していたら、気が付くと最後の一本になっていたので、あわてて購入しました(^_^;

 今回、購入したのは27BY分ですが、28BYの「房島屋兎心BLACK」も12月後半に「房島屋」の取扱店で発売されるようですので、今回購入できなかった方はぜひ、来月の発売をお楽しみに!!

28BYが発売されたら、27BYと同時に、その違いを楽しもうかなぁ~(^_^)それまで、飲まずに我慢できるかどうか分かりませんが(^_^;

 

所さん、今回も楽しい蔵開きありがとうございました!!

 

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今年も開催されます!! 「所酒造 第3回 新酒まつり」

 「房島屋」を醸す所酒造の蔵開きも今年で第3回になります。

 

 皆さん、ぜひ出かけましょう!!

 

蔵元によると28BYのお酒造りも順調のようです。

今年も有料試飲Barで「房島屋」を味わいながら所さんとお話しするのが楽しみです(^_^)

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いただきました!! 「KAKEYA 日本酒応援団」

 「日本酒応援団」というプロジェクト?をご存知でしょうか?私も最近まで知らなかったのですが、以前から気になっていた「朧(おぼろ)酒店」さんで知りました。お店の方と話をして、私の好みを伝えて紹介されたのがこのお酒「KAKEYA」でした。島根県竹下本店で醸されたお酒です。この日本酒が蔵で醸されるのは当たり前なのですが、このお酒は単に蔵で醸されたという訳ではなく、「日本酒応援団」の方が酒米の田植え・収穫から造りまで全国から延べ200名以上が泊まり込みで参加されたんです。元々は日本酒業界とは無関係でただ日本酒好きな方が好きが高じて、造りまで参加されたものなんです。詳しくは「日本酒応援団」のホームページを見ていただきたいと思います。

好みの違いこそあれ、そんなお酒がおいしくない訳ありません。

 

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 さて、このお酒のスペックですが、純米無濾過生原酒で酒米は五百万石、精米歩合70%です。決して洗練された「綺麗なお酒」ではありませんが、それは否定的な意味ではなく、むしろ自分としては好みの味わいです。いつまでもこのパワフルな旨みを持ち続けて欲しいと思います。まぁ、好きか嫌いかは分かれやすいタイプかも知れません。
 このお酒、食中酒としてぴったりだと思います。かつ、マリアージュの幅が広いと思います。納豆にも合うし、ポテトサラダにも合う、サーモンの刺身にも合う、ゴボウの惣菜にも合う。逆に合わない食べ物があるかな?と思います。まだ合わせた訳ではありませんが中華料理やうなぎの蒲焼にも合うような気がします。

 精米歩合は70%と決して高くはないというか、むしろ低めですが、それが効果的にこの味わいを出しているかと思います。先日ある飲み会で「雑味を旨みにするのも腕」という言葉を聞きましたがまさしく、このお酒はその「腕」が生かされたお酒だと思います。

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  今回いただいたのは、純米で、純米吟醸もあるのでまたいただきたいと思います。

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いただきました!! 「未確認浮遊酵母?穂仕込」

 今回、初めていただいたこのお酒、表ラベルを見ても何と読むのか良く分かりません(^_^;)最近、こういったお酒が多いような?感じがします。ブログを書く際に迷います。

という訳で、まずは写真をご覧ください。

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 遊び心満載のラベルです。私は遊び心は嫌いではありませんが、過度な遊びは「受け狙い」に見えるので引いてしまいます。このラベルはそのしきい値を超えるか超えないか微妙なところでした。それでも購入に至ったのは、知っている蔵で、かつ私の好きなタイプのお酒を醸している蔵だったからです。この蔵のお酒を知っている方であれば、このラベルを見てピン!と来たかと思います。そう、石川県の御祖(みおや)酒造の「遊穂(ゆうほ)」という銘柄のお酒です。「ゆうほ」と”UFO”をかけたんですね(^_^)

 裏ラベルを見ると「生酛純米・無ろ過生原酒(酵母無添加)」とあります。最近は新政を初め生酛造りをする酒蔵、日本酒は増えていますが着目すべきは『酵母無添加』の文字かと思います。裏ラベルの中ぐらいに「酵母は添加せずに、蔵に付く天然の酵母が醸した日本酒です。」とあります。そう、このお酒は「蔵付き酵母」で醸されているのです。協会酵母や各県等で開発された酵母、抽出され培養された酵母の使用が一般的かと思いますので、昔ながらの蔵付き酵母を使うお酒は、珍しいかと思います。ひょっとしたら今まで飲んだことがあるかも知れませんが、意識していただくのは初めてです。

 

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 さて、まず香りですがふわっとやわらかい香りで、決して強い芳香を放つものではありません。味わいもやわらかく旨みがある感じです。決してワイルドなガツンとした感じ、「米・米・米!!!」と主張するような強い味ではなく、包容力のあるやわらかい味わいで、料理の邪魔をしない食中酒としてバッチリでした。ついつい飲み続けてしまいました(^_^)

 話は変わりますが、お酒には「早飲みタイプ」と「遅飲みタイプ」があるかと思います。前者は開栓して、すぐにおいしく頂けるタイプ、後者は時間を置くかデキャンタージュしてからの方がおいしく頂けるタイプのことです。一般的に生酒は前者で、時間を置くと劣化、老ねが入ると言われています。ただ私個人の感想では、生酒でもある程度時間を置いた方がいいお酒、あるいは開栓直後もいいし時間が経って味わいは変わるけれどもまた違ったおいしさが味わえるお酒があるかと思います。今回いただいたUFO(遊穂)はどちらかと言うと「早飲みタイプ」でしょうか?時間が経っても、劣化は感じませんがやや硬さが出てきたような気がしました。もう飲み干してしまったのですが、ひょっとしたらぬる燗にすると、良かったかも?今度機会があれば試してみたいと思います。

 

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余談1

 個人的には「早飲みタイプ」の代表選酒は「新政 No.6シリーズ」ですかね。4合瓶なので、早飲みはぴったりです。二人なら余裕で一気に空いちゃいます。一人でも・・・(^_^; 一方「遅飲みタイプ」はお酒にもよりますが開栓直後はいわゆる「セメダイン臭」がして、味もカッチカチだったりする場合がありますが、時間が経つにつれ柔らかくなったりする場合があります。デキャンターと腕があれば、開栓直後もオッケーかも?そして、開栓直後も時間をおいてもおいしいのが「菊鷹」でしょう。山本杜氏曰く「うちのお酒は開けたてはおいしくないから。」と言われていましたが、何をご謙遜!!開けたてのフレッシュさも十二分においしいですし、時間が経ってまろやかになったのもおいしいです。一升瓶で2度おいしい(どっかで聞いたような・・・(^_^;)お酒です。

 

余談2

 「遊び心」についてですが、私はスタートレックが好きです。いわゆるトレッキーです。先日もSTAR  TREK  BEYONDを見てきましたし、若いころは「宇宙大作戦」の再放送を延々と見ていました。デアゴスティーニスターシップコレクションも定期購読しています。そんなマジメ?なスタートレックファンですが、遊び心の集大成とも言えるパロディ版も決して否定することなく楽しんでいます。その一つが「ギャラクシークエスト」という映画です。けっこう古い映画ですが、スタートレックを知らなくても楽しめますが、知っていればより楽しめます。日本では、その手の作品がなかなかなかったのですが、数年前にTVシリーズでやってました。その名も「宇宙犬作戦」。タイトルからして「宇宙大作戦」のパロディです。こちらは、純粋に笑えます。今TVで勇者ヨシヒコシリーズの第3弾が放映中ですが、個人的な感覚では「宇宙犬作戦」の流れを組むのが「勇者ヨシヒコ」ではないか、と思っています。

 長い余談でしたが、ラベルの宇宙人の名前はサンダー君というらしいです。宇宙つながりということでスタートレックネタも書かせていただきました。

 

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いただきました!! 「鍋島 純米吟醸 山田錦」

 佐賀県富久千代酒造の「鍋島 純米吟醸 山田錦」をいただきました。「鍋島」は人気銘柄なのでご存知の方も多いかと思います。

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 まず一口飲んで「紫色の香り」を感じました。この表現は私個人の感じ方で一般的なものではないので分かりにくいかも知れません(^_^; 実は今まで「紫色」は「良いもの」の表現としては使っていませんでした。しかし、それはその度合によって「良いもの」にも「悪いもの」にもなることが今回分かりました。「紫色の香り」は過度にあると鼻について「うっとおしい」のですが、適量=ほんの僅かにある場合は、お酒を味わう官能が開く、そんな感覚がこのお酒で感じられました。

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 味わいはどちらかと言うとスッキリしているが、いわゆる「端麗」ではありません。控えめなガス感がいいアクセントになり、山田錦らしいいいバランスの味わいがさらに一段昇格している、そんな感じです。

 数の子わさび漬けを口に含みつつ、この鍋島を口に注ぐと、数の子わさびのおいしいことおいしいこと!!(^_^)思わず昔の経験を思い出しました。20年以上前のことですが、ウニを口に含んで、「菊姫 山廃純米」を注いだときのウニの味わいの膨らむこと膨らむこと、今回のマリアージュは、それに相当しました。

 う~ん、鍋島ポテンシャル高いです!!

 

ちなみに、しばらく前に「鍋島」の変わり種?ハーベストムーンというのもいただきました。独特のフルーティ感と旨みがあって、また違うおいしさがありました。

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 PS.そう言えばしばらく「菊姫」飲んでないなぁ、最近は知らない銘柄とか新しい銘柄中心になっているせいですな。久しぶりに「菊姫」飲んでみようかな!!

いただきました!! 「たかちよ 純米大吟醸 おりがらみ本生」

 今回いただいたのは高千代酒造の「たかちよ」です。この蔵のお酒の銘柄には「高千代」と「たかちよ」があります。どちらも同じ読みなので「漢字」とか「ひらがな」と呼んでいます。この蔵の「漢字」は従来からあるシリーズで、「ひらがな」は最近の嗜好に合わせて作ったもので、その仕上がりにそれぞれ果実をイメージされているそうです。

 このお酒に限らず、日本酒の詳細な銘柄の正確な読み方は良くわからないことが多々あります。それはメインのラベル以外に上部に斜めにラベルが貼ってある場合も結構あります。いろんなところにお酒の種類を表す文言が書いてあるので、どの順番で読めばいいのか良く分からない・・・・(^_^;
裏ラベルにまとめて銘柄が書いてあれば、それが正式な名称と分かるのですが、このお酒の様に裏ラベルがない場合は、う~ん 分かりません。

 取りあえず、一般的な日本語の表記?に従い上から下に、左から右に読んでみると「限定品 扁平精米無調整生元首 おりがらみ本生 純米大吟醸 たかちよ」となるかと思います。

 

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 さて、その味わいです。グラスに注ぐと、おりがらみらしくやや白く濁っています。香りはおだやかにフワッと感じる程度で私好み。最近は大吟醸と言っても過度な香りを放つものが少なくなってきている傾向があるような気がします。「食中酒」という概念が広まってきた影響かと思いますが、自分の嗜好とトレンドが概ね方向が同じなのはうれしいことです。お気に入りのお酒がどんどん増えて困っちゃいます(^_^;
 「ひらがな」は果実をイメージしているはず、ということで口に含みつつ「なんの果実だろう?」と探ってみると・・・頭の中で「ライチ」の絵がイメージされました。大吟醸でありながらキレイになり過ぎず、また「おりがらみ」の効果かと思いますが、旨みもしつこくない程度にちゃんとあります。(しつこい旨みも好きだったりします(^_^)そして微かなガス感がバランスを整えている。そんな感じです。このお酒は開栓して時間をおいて楽しむよりも、早飲みした方が良さそうです。(もうほとんど残ってなかったりします。)

 

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  最近は「新潟らしからぬ新潟の酒」が増えてきたような気がしますが、個人的にはうれしい傾向です。昔からの新潟酒ですと「端麗辛口」でしたので、あまり積極的に飲んでこなかったのですが、目新しいお酒を見つけてチャレンジしたら五分五分でいい出会いが待ってるかも知れませんね!!

 

 

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