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なんでもシステム管理者(日本酒大好き!)

中小企業でシステム管理者兼何でも屋をやってます!日本酒にはこだわりを持ってます。多趣味ですが、その時間がなかなか取れないという悩みが・・・

日本酒の種類 その壱

 私は忙しい?ながらも、日本酒ネタをせっせとこんなブログに書いたり各種日本酒関連のイベントに出かけるほど日本酒好きです。いつかブログだけではなく、日本酒関連のサイトを立ち上げたりしたいなぁ・・・などと夢想していますが、なかなかその時間も取れないので、いつの日かサイトを立ち上げる際のネタの一つとして「日本酒の種類」について、ちょっとまとめてみようかと思います。

 日本酒の種類と言っても、切り口はいろいろあるかと思いますが、まずは法的?な種別から行きましょうか。

 日本には酒税法という物があって大きく分けると「普通酒」と「特定名称酒」があります。「普通酒」というのは、語弊があるかも知れませんが値段が安いだけの酔う以外に何のとりえもないアルコール飲料です。まともな味も香りもなく、日本人から日本酒離れを引き起こした要因であるとも言われています。ここをあんまり深ぼっても、面白くないので、このへんにしておきます。要するに、私たち日本酒愛好家には無縁の物です。

 で、「特定名称酒」になるのですが、これがまた様々な種類があります。それぞれの種別の話をする前にキーワードとなる「精米歩合」について話しておきます。収穫した状態のお米は「玄米」と言う状態ですが、その「玄米」をどれだけ削るかが「精米歩合」と言います。60%とか、50%のように%で表すのですが、玄米から「糠(ぬか)」として削って何%残ったかを表します。例えば、40%を糠として削った場合は精米歩合60%となります。なぜわざわざ大切なお米を削るのかというと、米の中心には「心白(しんぱく)」というでんぷんからなる部分があって、心白のみ取り出してお酒を造った方が、雑味がなくきれいなお酒に仕上がるからという理由からです。普段ご飯としていただく飯米の精米歩合は90~93%のようなので、大吟醸の基準である50%というのは以下に多く削っているかと思います。ただ、個人的な意見としては「雑味」と「旨み」は紙一重かと思うので、やみくもに削ればいいという物ではないのでは?と考えています。もっともお酒は嗜好品ですので、この辺りも好みに依るかと思います(^_^)。

下の写真は精米後のお米です。お米の真ん中辺りが白くなっているのが「心白」です。

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 それで、いよいよ「特定名称酒」の種類ですが、大きく2つの種類があります。それは『純米系』と『本醸造系』です。『純米系』は字の通り「米」だけで作ったお酒です。『本醸造系』は全体の10%以下のアルコールが添加されたお酒のことです。アル添(=アルコール添加)については賛否両論ありますが、最終的には好みになるかと思いますが、私は断然『純米派』です。理由は2つあります。まず第一にアル添酒は飲んだ時に何かひっかかるような違和感を感じるんです。もちろん全てのアル添酒がそうとは言い切れませんが、今まで何度も感じたことがあるので、あえてアル添酒を選ぶことはありません。2つ目の理由はアル添酒は長期熟成には向かないように思えるからです。長期熟成するとアル添酒は何かが崩れる、そんな感じがします。どこかの蔵で蔵人さんから「長期熟成させるには純米の方が向いている。」と聞いて、「ああ、やっぱり!」と思ったことがあります。では、なぜアル添をするのかと言うと、少量のアルコールがアクセントとなり香りが引き立ったり、味がしまるというメリットがあるからだと思います。また保存技術が今ほど良くなかった時代には、腐造(酒が造りの最中に腐ってしまう事)しにくい、というのもあったようです。また私は賛同できないのですが、同じ仕上がりでできるならアル添した方がコストがかからなくて良い、という考えを持たれる杜氏さんもいるようで驚いたことがあります。(余談ですが、その蔵のお酒は、それを聞く前から余り私好みではありませんでした(^_^;)

 

コラム?(余談とも言う)
  私は基本的にアル添のお酒は進んで購入しないのですが、購入したことがあります。それは「射美(いび)」という小さな蔵のお酒です。昨年たまたま購入することができ「旨い!」と惚れこんだはいいのですが、なにせ生産量が少なく以前購入した酒屋さんに入荷しても抽選販売になるという具合で2度目の購入がなかなかできずにいました。そしてたまたまネット販売しているのを見つけたのです。ネットでもプレミア価格でならよく売っているのですが、そのようなお店では買いたくありません。見つけたお店は正規の価格で販売されているのですが、それはアル添タイプの「射美」でした。ちょっと悩みましたが、この射美に使用している醸造用アルコールは1年寝かせてあることを知っていたので、普通のアル添とは違う?ということと、「射美」の味が忘れられないので購入してしまいました! で届いた射美を開栓し、いただくと・・・残念、私の知っている射美の「旨み」が余り感じられない(T_T) 通常だとあっと言う間に空き瓶になるところが(我が家は蒸発しやすいんです、冷蔵庫の性能に問題があるかも知れません(^_^;)飲み切るのに3週間ほど持ちました。しかし!!これが良かったのです。開栓して空気に触れることによって醸造用アルコールの角が取れたような気がしました。以前いただいた純米の射美ほどではありませんが、それに近い旨みを感じることができました。最終的にはおいしくいただけたのですが、やっぱり純米の方が開栓してすぐに美味しくいただえけるのでいいなぁ、と思いました。

 

 「日本酒の種類 その弐」に続く・・・