「京おばんざい素」はこれで3度目の訪問です。1度目は愛妻と二人で、2度目は元上司と、で今回は同僚4人で行きました。初めて行った時におでんのだしを飲んだ瞬間に「この店の料理は旨い!!」と確信しましたし、元上司にも「いい店教えてくれて、ありがとう!!」と言われたので、このお店の料理は折り紙付きですので、安心して同僚を連れて行きました。
その日はノー残業デーだったので、とっとと会社から引き上げて早めの時間からお店に入りました。テーブル席は予約でいっぱいとのことで初めてお座敷席に入りました。
席についてまずは飲み物です。もちろん「まずはビール」なんて野暮な注文はしません。そんなことしたら"「日本酒で乾杯推進会議」メンバーの名がすたれます!! こちらのお店は定番のお酒と都度銘柄が変わる黒板に書かれた限定酒があります。定番はいつでもこのお店にくればいただけるので、私はまず黒板を見ます。そこで、目に入ったのは「奈良萬 純米吟醸生酒 無濾過生原酒」です。まだ飲んだことがないお酒でしたが、銘柄は聞き覚えがありましたし、無濾過生原酒というスペック的にも好みっぽいので迷わずそれをたのみました。そしていざ! いただいて見ると、期待通り、フレッシュ感と旨みがいい感じ(^_^)
そしてこのお店の魅力はいいお酒を出すだけではありません。冒頭にも書きましたが料理が素晴らしいんです。後で撮った写真を見て気づいたのですが、結構食べました。旨い日本酒とおいしい料理の相乗効果にすっかりやられてしまいました(^_^; ここの料理は本物です。ぜひ同僚にもおでんを食べさせたい、いや、そのおでんのつゆを飲ませたいと思ったのですが、季節柄、おでんは終了していました。それでも料理はおいしくて、つい色々と頼んでしまいました。
2杯目は「栄宋(えいそう) 純米 無濾過生原酒」こちらもしっかりと味が乗っていていい感じ! ついつい箸が進みます(ダイエットは明日から・・・(^_^;)
メニューに載っているお酒では飽き足らず、「新政か而今はありませんか?」と尋ねると店長さんが「新政No.6 X-type」を持ってきてくれました。いや~っ、No.6旨いし美味しい!! No.6は何種類飲んでいますが、X-typeは初めてです。 私の個人的な表現ですので伝わらないかも知れませんが「旨い!」と「美味しい!」が両立するお酒はなかなかありません。後日、確認するとこのX-typeは純米大吟醸生原酒でした。通常、大吟醸まで行くと、私の舌には「きれい」だけど、ややなんか物足りない、と感じる場合が多いのですが、時々「旨さ」と「美味しさ」を両立した素晴らしいお酒に出会えます。この「新政No.6 X-type」はちょっとお高いかもしれませんが、その価値は十分にあるかと思います。こんないいお酒を醸してくれて佐藤祐輔さん、ありがとうございます(^_^)
※佐藤祐輔さんは新政の蔵元杜氏です。
最後に「而今 純米吟醸」をいただきました。山形県の酒米「酒未来」が使われています。前回いただいた而今は「千本錦」でしたので、こちらに来るたびに色々な「而今」が楽しめるかも?而今は安定して美味しく旨いので、安心していただけます。
おいしい料理とお酒を用意してくれた「京おばんざい素」さん、ありがとうございます。 また、おじゃましますね!!