なんでもシステム管理者(日本酒大好き!)

システム管理者兼何でも屋をやってます!日本酒にはこだわりを持ってます。多趣味ですが、その時間がなかなか取れないという悩みが・・・

会員登録しました!! 「農口尚彦研究所」 (追記あり)

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 この記事は2017/6/7に書いた『またまた復活!!「農口尚彦杜氏」』

に加筆した記事になります。なおこの記事の中で使用されているロゴ、

写真は「農口尚彦研究所」から使用許可をいただいております。使用

許可をくださった「農口尚彦研究所」には感謝しております。(^_^)

 

 「農口尚彦研究所」に何か新しい情報があるかなぁ?と、久しぶりに

ホームページを見に行くとトップページの下の方に「会員登録」のお知

らせがありました。最新情報がメールマガジンでお知らせいただくとの

ことで早速、登録させていただきました。どんな情報が届くか今から楽

しみです。(^_^)

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 12月から発売開始予定とのことですので、その時期に農口杜氏のお酒に

合うような肴を用意して待ち構えたいと思います。私のイメージでは

「このわた」とか「うに」なんかが良く合いそうな気がします。

 メールマガジンの中でこのお酒と合う肴はこれ!みたいに紹介していた

だければうれしいですね。

 

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 日本酒の世界で農口杜氏のお名前を知らない人はいないでしょう!かつて

菊姫杜氏をされていて、次に「常きげん」を醸す鹿野酒造杜氏を、

いったん引退されて一造り休まれた後、農口酒造杜氏に就任され、二造り

の後辞められました。失礼ながら80歳を超えるお年なので、もう本当に引退

されるのかなと、残念に思っていました。

 しかし、ところがどっこい、またまた復活されます。それも新たな蔵です。

前回の「農口酒造」はお休み中の蔵を利用した形でしたが、今回は新たな蔵

のようです。農口杜氏とスタッフの方が約1年間多くの候補地を検討され、

最終的に農口杜氏が惚れられた「水」と「空気」がある土地として小松市

観音下(かながそ)が選ばれたそうです。 

 公式ホームページ以外にもFacebookがあり、随時、情報が更新されている

ようですので目が離せません。8月4日の記事では建設中の蔵をバックにお元

気そうな農口杜氏のお姿が見られます。

 6月に初めてホームページ見た際には蔵人の募集が載っていたかと思うの

ですが、10月1日現在では、営業企画の人材を募集しているようです。今

月から造りを始められるとのことですので蔵人さんは既に集まっているとい

うことなのでしょう。まぁ、考えてみれば農口杜氏が「この指止まれ!」と

号令をかければ「あっ!」と言う間に集まったのでしょうね。

 

 1年目は7種類造られるそうですが全部飲んでみたいですね!!今から楽しみ

です。

 

 下記のリンク先(SAKETIMES)の記事にもいろいろ載っています、

蔵人募集 ‹ 農口杜氏復活!「農口尚彦酒づくり準備室」公式ウェブサイト
(蔵人募集は終了しているようです。)

 

発売されるお酒の銘柄はまだ公式ホームページにも書かれていませんが、もう

「農口」の銘柄は使えないかと思うので、どんな銘柄になるのでしょうね?そ

れを予想するのも楽しみです。

 「農口尚彦研究所」のお酒が手に入りいただきましたら、また感想を書かせ

ていただきたいと思います。

 

2017/10/18 追記

SAKETIMESで下記の新しい記事が掲載されました!!

jp.sake-times.com

2017/10/27 追記

メールマガジン第2号が配信されました!!

農口杜氏のファンは急いで登録しましょう。

 

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「なわん13」というアカウントでツイッターしています。新しい記事をアップ

した際にお知らせしますので、良かったらフォローしてください。

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いただきました!! 「宗玄 純米無濾過生原酒 八反錦 55%精米」

 酒友大先輩が絶賛されていたので、購入したお酒です(^_^)
丁度お店に2本残っていたので、酒友大先輩と私で1本ずつ購入しました。

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 口に含むと味わいというか旨みというか、ふわ~~っとした広がりを感じます。舌の上を転がすと、大抵のお酒ではちょっとした刺激というか角を感じるのですが、このお酒にはそれがありません。かと言って、腰砕けな柔らかいだけのお酒ではありません。宗玄の全てを知っているわけではありませんが、おそらく宗玄にはそういう軟弱?なタイプはないかと思います。坂口杜氏の醸すお酒が軟弱な訳がない!! (^_^; 以前蔵見学をさせていただいた際には、柔らかな笑顔で丁寧に説明していただきましたが、いざ造りの時期に蔵に入ると厳しいお顔になるであろうことが想像できます。王祿の丈径さんも冬の造りの間は「鬼」になると聞いています。 この辺りの内容は山同敦子さんの「愛と情熱の日本酒 魂を揺さぶる造り酒屋たち」に書かれていますので王禄ファン必見です!!

nawan13.hatenablog.com

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 この宗玄、適度な甘さが体に優しい感じです。強烈なフレッシュ感や吟醸香(そもそも吟醸酒ではありませんが)、ガス感等の突出したインパクトはないのですが、その分食中酒としては、かなりイケテル!! そんな気がします。

 

愛と情熱の日本酒 魂をゆさぶる造り酒屋たち (ちくま文庫) (文庫) / 山同敦子

 宗玄の蔵の売店で珍味を販売しているのを購入したことがあります。きっとこのお酒と合うだろうなぁ!! 

 

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いただきました!! 「新政 No.6 H-Type」

 新政の生酒『No.6 H-Type』をいただきました。通常のNo.6はR、S、Xの3種類ですがはせがわ酒店用の特別モデルなのでH-Typeと言うようです。新政は私のお気に入りの一つで、その中でも「No.6」シリーズは生酒好きの私としては好きなタイプです。コストパフォーマンス的にはS-Typeが一番バランスが取れていると思うのですが、初めて『X-Type』を飲んだ時には「おおっ!!旨い、上手い、美味い」と感激しました。お値段が少々お高め(^_^; なので、いつもいつも飲めるわけではありませんが、新政好きなら一度は飲んでみるべきお酒かと思います。(ちなみに、いつも飲もうと思っても入手できないかと思いますが・・・(^_^;)

 

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 そんな『No.6 H-Type』ですが、東京に行った際に東京駅内の「はせがわ酒店」で数年前にもゲットしたことがありました。確か東京駅グランスタ店の3周年の記念酒だったかと思います。その時のH-Typeは今回入手した物と瓶のデザインも違っていたかと思います。おぼろげな記憶ではほぼS-Typeのようなデザインだったような気がします。味もS-Typeと余り変わらなかったような・・・・気がします。

 しかし、今回の『H-Type』はデザインからして違っていました!!入手できなかった昨年末のクリスマスバージョンを思わせるスペシャル感があります。これは買うしかない!!お気に入りのお酒がゲットできた時は出張の疲れなんて、どっかに行っちゃいます(^_^)

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 そして、数日後自宅でゆっくりといただきした。すぐに飲まなかったのは長距離を旅させたお酒は少々落ち着かせてから飲んだ方が良いと聞いたことがあるのと、せっかくのスペシャルなお酒をいただくのだから体調を整え、いい肴を用意しないともったいないからです。

 そして、いざいただきます!! おおっ!! これぞ『新政』です。しかも上質です。良く知っている「新政感」です。フレッシュさ、酸味、旨み、ガス感のハーモニー(^_^)『S-Type』と『X-Type』の中間と言ったところでしょうか。う~ん、出会えて良かったです(^_^)

 我が家の冷蔵庫で待機している他の新政達にも、そろそろ出場してもらおうかな~!!

 

 

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いただきました! 「王祿 丈径(おうろく たけみち) ブルー」

 島根県の誇る銘酒「王祿」と出会ったのは、かれこれ20年以上前になるかと思います。初めて飲んだ、その瞬間に、そのパワフルな味わいに打ちのめされました。それ以来、私のお気に入りのお酒です。そんな「王祿」を再認識したのが山同敦子さんの著書で「王祿」が紹介された記事でした。

 

読みました!! 「愛と情熱の日本酒 魂をゆさぶる造り酒屋たち」 - なんでもシステム管理者(日本酒大好き!)

nawan13.hatenablog.com

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 今回いただいたのは「王祿 丈径ブルー」です。以前いただいた「王祿 丈径」の「山中酒の店」限定版です。山同敦子さんの著書を読んだ方はご存知かと思いますが、「山中酒の店」が「王祿」を育てたと言っても過言ではないかと思います。先日、初めて「山中酒の店」に行ったのですが、いろんなお酒を眺めて「何を買おうかなぁ~」と物色しつつ店内の奥を進んでいったところで、この「王祿 丈径ブルー」と出会い、これはもう買うしかない!と思いました。ただ、通常の「丈径」とは何か違い限定品なのは分かるのですが、何が違うのか良く分からないので、試飲コーナーで通常の「丈径」と「丈径ブルー」を比較試飲させていただきました。お店の方によると「ブルー」は加水されているが、いわゆる「夏酒」ではないとのこと。まずは通常の「丈径」をいただきます。うんうん、これです、これです。ガツンとパワフルながら洗練された味わいがあります。そして、次に「丈径ブルー」をいただきます。加水されているかといって決して薄くなっている感じはありません。

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 これは私の想像になりますが、加水と言ってもごく少量かと思います。「丈径」のパワフルさはそのままにエレガントさが加わっているように感じます。これは「加水」という名の微調整『技』の一つではないのでしょうか? 以前ある蔵の杜氏さんとお話しさせていただいて「アル添には技術が必要で、ある意味、純米造りよりも難しい。」と聞いたことがあります。{個人的にはアル添酒は好みではない場合が多いので積極的に飲むことはありませんが、いいお酒があることを理解していますし、実際に飲んでそう感じたこともあります。私は純米指向ですが、純米信仰ではありません(^_^;}そう言った「アル添の技術」と似た感じで「加水」によって味わいのバランスを微調整して最適なところに持って行っているのではないでしょうか?

 山同敦子さんは「丈径ブルー」飲まれたことがあるのかなぁ?いつかお会いしてお酒の感想を語り合いたいです!

 

※「丈径ブルー」と表記は表ラベルにも裏ラベルにもありませんが、「山中酒の店」のレシートに表記されていましたので、そのまま使わせていただきました。

 

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夏こそ『お燗』!!

 今年の夏は、と言うか今年の夏も暑いですね~。こう暑いと仕事が終わって帰宅したらキンキンに冷えたビールをグイっとやるか、よ~く冷やした取っておきの冷酒を上質の冷奴など、さっぱりしたおつまみでやりたいところかと思います。

 ですが、以前から日本酒のイベントで散々飲んだ後で「燗酒」をいただくとなんだか体がほっこりすることを感じていました。初めてそう感じたのはあるイベントで「るみ子の酒」のるみ子さんから燗酒を注いでもらって飲んだ時です。あの時の燗酒のやさしさは印象的でした。で、ここのところ、暑いのですが「ちょっと燗酒にしてみようかな?」と思いました。なんだか疲れが取れそうな気がしたんです。(根拠はありません!!(^_^;)

 そんな折にツイッターでこんな記事を見かけました。

www.leon.jp

 なるほど、私の思い込みではなかったのですね!! 冷たい飲み物って口当たりはいいのですが、量が多いと身体に負担をかけるような気がします。ここんとこ身体の声を感じて自然と昼間でも冷たい飲み物は余り取らず、ホットコーヒーとかホットティー、レモン酢のお湯割りなんかを飲んでます。

 で、久々に「燗たのし」に出動していただきました。

nawan13.hatenablog.com

 1番バッターは「六歌仙 蔵のかくし酒」です。しばらく前に持ち寄りの日本酒の会で余った分をいただいたお酒です。このお酒、冷酒でもいいのですが、会の際に飲みながら「これって、燗でもイケるタイプかも?」と感じていました。

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  思惑通り、温度が上がってもいい塩梅の味わいでした。ただ冬と違って、温度の上がり方が早いんです。気温が全然違うので当然なのですが、みるみる50℃を超えてしまい、慌ててチロリを引き上げました。で、まずはそのままいただく、ちょっと熱いけどいい感じ。そして、しばらくおいて「燗冷まし」で40℃くらいでいただく。「おおっ! この感じがベストかも?」温度変化が楽しめる日本酒って素晴らしいですね(^_^)

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 次いで二番バッターは「宝剣 純米吟醸」またまた温度を上げすぎて、やや角がでちゃかなぁ? けれど、この「宝剣」も「燗冷まし」にすると、見事にいろんな味わいが調和していい感じに化けました。しばらく「燗冷まし」にハマるかも(^_^)夏の暑さで疲れた身体をいやしてくれる「燗酒」いいですよ、ぜひお試しあれ!!

 

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いただきました!! 「くどき上手 ご法度のブレンド」

 我が家にたまたま?くどき上手が2種類ありました。一つは「愛山純米大吟醸」、もう一つは「八反参拾伍」、どちらもいいお酒だと分かるんですが、残念ながら自分のストライクゾーンからはややずれている感じでした。

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 で、思いついたのは「ご法度?のブレンド」です。同じ蔵のお酒なので親和性は高いんじゃないかなぁ?と思いました。これを思いついたのには背景があります。それは「裏鍋島」の存在です。「鍋島」は私のお気に入りの一つですが、その鍋島の中では異端の存在です。と言うのは、特A山田錦山田錦・雄山錦・五百万石、各純米吟醸酒のもろみを搾る際の最初(あらばしり)と最後(せめ)の部分をブレンドしたお酒なんです。そんなユニークなお酒は見たことも聞いたこともありませんでした。酒仙洞のツイートで知り、ゲットしようとしたのですが、すでに売り切れでした(T_T)

 後日、東京の酒友が、あるお店で飲む機会があったらしく「良かった~!!」とのこと、うらめしいです、もとい、うらやましい~。

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 そんな背景もあり、「えいやぁ!」と二つの「くどき上手」をブレンドしてみました。すると、各々でいただいた際には、比較的シャン!とした感じだったのですが、まるで化学反応を起こしたかのように、人柄もとい、酒柄?が変わりました。それまでなかった「柔らかさ」と「とろみ」が醸し出されていたんです。その「とろみ」はまるで「じゅんさい」を口の中に入れたような感じです。

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 マリアージュの幅もなかなかありそうな感じです。サンマの塩焼きでも白菜の漬物でも合います。

 ブレンドはなかなか危険な賭けだと思いますが、いいお酒だけど、なんかちょっと好みと違うなぁ?と感じた場合は「アリかも?」もっとも保証の限りではありませんが(^_^;

 

 

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いただきました!! 「富久長 海風土(シーフード)」

 広島の今田酒造本店の女性杜氏 今田美穂さんが醸すお酒です。このお酒は「BSフジ 酒旅」と「Amazon 石ちゃんの酒旅」の両方で紹介されており、広島だけあって「牡蠣」とのマリアージュを想定して醸したお酒と言うことで以前から興味がありました。そこで、このお酒を入手したので、当然「牡蠣」と合わせたいので「岩牡蠣」も調達しました(^_^)

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 魚介類である「牡蠣」と合うように醸されているとのことで、「菊姫の山廃純米」とか「カニに合う 天狗舞」のようなしっかりした濃い目の味わいを想像していたのですが、その味わいは全く異なるものでした。それもそのはず、この「海風土」の麹は「白麹」だったんです。サッパリとした酸味は確かに「白麹」のなせる業のように思います。新政の「亜麻猫」や「射美のホワイト」等、元々焼酎用の「白麹」を使用して醸されるお酒も最近は増えてきているように思います。

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 果たして、この濃厚な「岩牡蠣」とサッパリとした酸味の「海風土」がどうマリアージュするのか?「酒旅」でしていたように、まず口に「海風土」を口に含み、牡蠣を迎える準備をします。そして牡蠣を口に含むと、自然に付いた強めの潮味を感じつつ、それを包み込むようなマリアージュ!!言葉では表現しきれないのですが、今まで経験してきたマリアージュとは異なるパターンです。なるほど、こういうマリアージュもあるんですね。

 ただ広島でないと入手できないかと思うのですが、「海風土」とのベストマッチは瀬戸内海の島の塩田址(あと)の1年未満の瑞々しい若い牡蠣だそうです。(某酒屋さんが今田美穂さんから直接聞かれたお話し)機会があれば、そこの牡蠣と海風土」とのマリアージュも試してみたいですね。揚げたてのカキフライにレモンを絞っただけ、なんてのもいいかも(^_^)

 

 今日もおいしいお酒に出会えたことに感謝(^_^)

 

価格 四合瓶 ¥1,620(税込み)

 

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