昨年に引き続き「にごりさけ生 特別純米 而今」を「京・おばんざい素」でいただきました。
昨年は試せなかったのですが、今年はあることをやりました。「にごり酒」は静かに置いてると「にごり」部分である「おり」が沈殿して、瓶の上の方はにごりが取れて澄んできます。その部分のことを「上澄み」と言うのですが、お酒を注文する際に、「上澄み」と、「おり」を混ぜたもの、両方を同時に頼みました。自宅で「にごり酒」を飲む際にも、初めは「そお~っと」「上澄み」を楽しんでから、次に瓶を振って、「にごり」を楽しんだりしています。
猪口に上澄みを、グラスに混ぜたものを注いでもらいます。ふと気が付くと、飲む前からパインを感じさせる甘い香りが漂ってきます(^_^)
まずは上澄みからいただきます。写真では分かりにくいのですが、ガスが表面に漂っています。口に含むと微かなガス感があります。う~ん、心地よい(^_^)上澄みとはいえ、「にごり」ではあるので普段いただいている純米吟醸の而今よりも米の味がやや強いでしょうか?でも、もちろん而今の味わいです。
次に混ぜた「にごり」をいただきます。「う~ん、ミルキー!!」乳酸系の味わいを感じます。そして、のど越しを通過する際に、ふわっと鼻に抜けた空気に旨みの香りが感じられます。
「而今」ワールド、たまりませんね!止められません!!而今唯一の欠点は入手性ですね。めったに酒屋さんで購入できないので、家飲みがなかなかできません。かと言って量産されるのも嫌ですし、人気が落ちて、その結果入手性が良くなるのも嫌なんですよね~。単なる酔っ払いのわがままですね。然るべきタイミングでお店に飲みに行くのが一番の現実解かと思います(^_^)