なんでもシステム管理者(日本酒大好き!)

システム管理者兼何でも屋をやってます!日本酒にはこだわりを持ってます。多趣味ですが、その時間がなかなか取れないという悩みが・・・

いただきました!! 「白老 shusendou7 純米吟醸 うすにごり生」

 酒仙洞 堀一酒店 限定の白老をいただきました。 

f:id:shimonof13:20180605213140p:plain

 口に含むと、おおっ、強いガス感! パワフルなガス感を久しぶりに味わいました。そのガスのもたらす酸味と苦みの調和がいい感じです。
 このパワフルな味わいだと、弱いと言うか、優しいアテ(肴)だと負けてしまいそうです。何がいいかな~っと?考えて、思いついたのが「えびせん」でした。白老を醸す澤田酒造のある知多半島では「えびせん」が名物です。これが合いそうです。残念ながら、我が家に「えびせん」はありませんでしたが、幸いお土産にもらった佐渡の海鮮煎餅がありました。そこで、早速合わせてみると・・・・いいじゃないですか!!タラコとも合わせてみると、これも良し!明太子ならもっと合うかも?

f:id:shimonof13:20180605213205p:plain

 

 開栓数日後、再度いただくと、ガス感は多少弱まりましたが、それがまたいい塩梅にいい感じの柔らかさになりました。

 

 

 

にほんブログ村 酒ブログ 日本酒・地酒へ
にほんブログ村

 

 

いただきました!! 「ホワイト射美三人衆」

 まず初めに、お断りしておきますが「ホワイト射美三人衆」と言う言葉は私の造語です。杉原酒造さんから出ている言葉ではありません(^_^)

f:id:shimonof13:20180611222640p:plain

 その上で、「ホワイト射美三人衆」って何?となるかと思います。射美好きであれば、今期(29BY)のホワイトには「15」と「16」の2種類があることはご存知かと思いますが三人衆となると???と首を傾げるかと思います。「15」と「16」にプラス1種類、それは何かと言うと先期(28BY)のホワイト射美なんです。昨年、運良くホワイト射美を2本ゲットできた私は考えました。「射美を熟成させたら、どんな味わいになるだろうか?」偶然にも造り手である杉原さんも同じようなタイミングで熟成酒の可能性を考えておられたのではないでしょうか?それが「North Gifu」と「South Gifu」だったかと思います。

nawan13.hatenablog.com

 幸い、NorthGifuはいただくことができましたが、残念ながらSouthGifuをいただくことはできませんでした。(後日、空き瓶は拝見できました(^_^;)

 

f:id:shimonof13:20180611222701p:plain

 そして、今期のホワイトは「15」と「16」の2種類を揃って入手することができました。私の射美に対する思いが天に届いたのでしょう!そうして、揃ったのが「ホワイト射美三人衆」という訳です(^_^)

f:id:shimonof13:20180611222719p:plain

 まず、28BYからいただきました。1年強、よく飲まずに我慢したものです(自画自賛(^_^;)微かな昨年の記憶と比べると、黄麹の特徴がおだやかになっている感じ。いい感じで熟成している!非常にまろやかな口当たりだ。
 次に、29BYの「15」をいただく。甘い!28BYに比べると、黄麹の特徴が薄くなっているような感じがします。白麹と黄麹の割合を昨年から変更されたのでしょうか?ただ、甘いと言っても「いちごの特別純米」ほどではありません。
 そして、最後に「16」をいただきました。甘さは「15」よりも控えめです。発酵期間が「15」より長く、糖分がアルコールに変化しているので当たり前ですが、こうして実感できる機会は蔵人でもない限り、そうそうないかと思うので貴重な体験です。バランス感としては「15」よりも好みな感じです。ただ、若干もう少し甘くてもいいかな?ここで、あることを思いつきました。「禁断?のブレンド」です。「15」と「16」を1:1の割合でブレンドしてみました。うん、なかなかいい、でももう少し違う感じがする。そこで次に「15」と「16」の割合を2:1にしてみました。すると、何と言うことでしょう!甘味と旨みのバランスが見事に自分の好みと合致しました。さらに、28BYと「15」をブレンドしてみました。バランス感は2:1バージョンの方が上ですが、こちらは熟成の効果で、より深みを感じました。

 貴重な「射美」を3本同時、開栓という贅沢!!堪能しました(^_^)

 

にほんブログ村 酒ブログ 日本酒・地酒へ
にほんブログ村

 

下の記事は、私が尊敬する日本酒ブロガー明@由紀の酒さんのものです。
改めて読ませていただくと自分の表現力の無さというか、稚拙さを感じてしまいます(^_^;

www.sakeblog.info

いただきました!! 「射美 いちごの特別純米(29BY))」

 本郷駅前の「京・おばんざい素」で「射美」の「いちごの特別純米(29BY)」をいただきました。

f:id:shimonof13:20180531223632p:plain

 注がれたグラスに鼻を近づけると、ほんのりと香りがします。そして口に含むと、昨年までの「いちごの特別純米」から予想していたよりも控えめな甘さです。と言っても一般的な日本酒よりは甘い方かと思います。含み香は上品な甘さが口いっぱいに広がる感じで心地良し!

f:id:shimonof13:20180531223708p:plain

 私はお酒ではなく果物のイチゴも大好物なのですが、イチゴジャムはちょっと苦手です。その理由は不自然に甘過ぎるからです。市販のイチゴジャムは保存の関係で大量の砂糖が入っているためだと思いますが、生の自然な状態のイチゴの甘さに比べると違和感があります。昨年までの「射美 いちごの特別純米」は、イチゴジャムほどではありませんが、やや甘味が強いかな?という感じがありました。

nawan13.hatenablog.com


 ところが、今期(29BY)の「いちごの特別純米」は、普通?の「特別純米」ほどガッツはありませんが、その分品のある甘さを感じます。イチゴジャムでもなく、練乳をかけたイチゴでもなく、熟したイチゴが持つ自然な甘さ、そんな感じです。あるいは、流通や採算を度外視して、砂糖を入れない、もしくは上質な和三盆を微量加えただけの、究極のイチゴジャム!そんな感じです。

f:id:shimonof13:20180531223733p:plain

 呑み終えた後に、ふと本物のイチゴと「いちごの特別純米」を合わせたらどんな感じかなぁ?とおかしな事を夢想しました。

 

 

にほんブログ村 酒ブログ 日本酒・地酒へ
にほんブログ村

いただきました!! 「菊石 あらい彗星」

 菊石は豊田の浦野合資会社の醸すお酒です。ここの蔵開きはなかなか雰囲気が良くて愛妻もお気に入りなのですが、ここ数年、諸事情のため行けていません(T_T)。来年は行けますように!!  

nawan13.hatenablog.com

 今期が初かと思うのですが、菊石から出た「あらい彗星」をいただきました。なんだか、「ガン〇ム」のシ〇アを思わせる銘柄です。初めは「何それ、う~ん?」と思っていました。「ガ〇ダム」は苦手な愛妻ですが、なぜかこの銘柄が気になっているようでしたので、妻思いの私は購入しました(^_^)

 

f:id:shimonof13:20180526173111p:plain

 スペックを確認すると酒米は五百万石で、純米無濾過生原酒です。開栓し、口に含みます。「旨い! 味がある。」私の偏見かもしれませんが、五百万石のお酒は比較的ライトタッチな印象があります。もちろんKAKEYAのように、しっかりした味わいの五百万石のお酒も経験しているのですが、平均的な印象はライトです。「濃潤」タイプが好みの私としては、+αのファクターがないと五百万石のお酒を購入することは、ほぼありません。今回は「あらい彗星」の銘柄を愛妻が気にしているというファクターで購入に至りました。結果としては愛妻に感謝!通常ですとスルーするところでしたが、こうして味わうことが出来ました。

f:id:shimonof13:20180526173125p:plain

 この味わい、新井杜氏の「ガンダ〇」への思いが詰まっているせいでしょうか?「3倍旨い(^_^;」
 日本酒度が+5となっていますが、そう辛くは感じません。酸度が1.6、アミノ酸1.3というスペックの調和が、この味わいを醸し出しているのでしょうか?食事を取りながら、ゆっくりいただいているうちにお酒の温度が常温に近づき、渋みを感じるようになってきました。微量の渋みはアクセントにいいのですが、常温レベルでは、やや過剰な感じがしました。常温よりも数度低い程度が、この「あらい彗星」を一番おいしくいただける温度帯かと思います。興味のある方はぜひ、お試しください。

 

にほんブログ村 酒ブログ 日本酒・地酒へ
にほんブログ村

いただきました!! 「射美 純米吟醸(28BY)」

 今期(28BY)の「射美 純米吟醸」をなじみの「京・おばんざい素」でいただきました。

 今期「射美」は初めに出た「吟撰」が良く、次に出た「特別純米」が格段に良かったので、「射美」が出る度に期待が高まります!!

 まず香りを確認すると程よい感じ。過度な吟醸香ではなく、甘味を予感させてくれる、ちょっとアクセントがある感じです。バニラエッセンスは微量でそのアピール感がかなりありますが、バニラエッセンスをより上品に、繊細にした感じの香りです。デリケートな香り、タンク一本に一滴垂らしたかな?という程度です。

f:id:shimonof13:20180517225211p:plain

 そして口に含みます。旨みの『芯』を感じつつ、精米歩合を上げた効果で洗練された味わいを感じます。今期(28BY)の純米吟醸は『旨みの芯』と『洗練さ』がバランスよく洗練されてます。なかなかいい感じです。

 インパクトは特別純米の方があります。特別純米はガツン!!というパワフルで深みを併せ持つ味わいで、単純に好みでは「特別純米」に軍配が上がるのですが、純米吟醸もなかなか捨てたものではありません。この繊細ながら筋の通った強い芯を持った「射美 純米吟醸」は肴に何を用意するかによっては、軍配が上がるような気がします。「特別純米」と「純米吟醸」をそれぞれ一升瓶で用意して、いろんなマリアージュを試してみたいなぁ・・・。

 

f:id:shimonof13:20180517225225p:plain

 数年前に初めていただいた純米吟醸は、澱が多かったのですが、今回の純米吟醸は旨みをバランスよく残すために「薄にごり」という感じでいい塩梅です。

nawan13.hatenablog.com

 

 年を追うごとに進化する「射美」、毎年目が離せません!!

 

にほんブログ村 酒ブログ 日本酒・地酒へ
にほんブログ村

 

行ってきました!! 「日本酒祭り 第10回(2018)」

 酒友の方が毎年開催される「日本酒祭り」に今年も誘っていただき、愛妻と参加してきました。

 毎度のことですが、とても個人的に開かれている会とは思えない充実度です。お酒のラインアップもさることながら、参加者の中には蔵の方や日本酒関連のお仕事をされている方も見えます。しかも、それらの方がゲストや講師として参加されているのではなく、参加料を支払って、一参加者として来られているのです。開会の挨拶で、「この会はただの飲み会です」と言われました。お偉いさん?の長~い挨拶を聞く必要はありません。好きなお酒、料理を自分で選んで純粋に楽しめる会なんです。初めて出会った方とでも日本酒談義に花が咲くこともあります。蔵の方ともざっくばらんに話ができるのも、この会の醍醐味です。品評会ではなく、日本酒好きが日本酒を純粋に楽しむ事ができる素晴らしい会なんです。

 

今回いただいたお酒は以下の通りです。

 今回は開始前に順番にお酒の写真を撮ったのでバッチリです。食べ物の写真はすっかり忘れてましたが (^_^;

 

1 .福島県 <からはし> 純米吟醸 山田錦

 

f:id:shimonof13:20180524222809p:plain

2 .福島県 <寫楽> 純米酒 1回火入れ

 

f:id:shimonof13:20180524222821p:plain

3. 群馬県浅間山> 夏純

 

f:id:shimonof13:20180524222833p:plain

4. 新潟県 <八海山> 純米吟醸

 

f:id:shimonof13:20180524222850p:plain

5. 長野県 <北光正宗> 夏季限定さわやか吟醸

 

f:id:shimonof13:20180524222904p:plain

6. 静岡県白隠正宗> 生もと 純米吟醸 雄町50

 

f:id:shimonof13:20180524222919p:plain

7. 岐阜県 <女城主> ゑなのほまれ 原酒8 岐阜県 <千古乃岩> 純米吟醸 原酒

 

f:id:shimonof13:20180524222936p:plain

9 .岐阜県 <玉柏> 新春しぼりたて純米原酒 

 

f:id:shimonof13:20180524222950p:plain

10. 岐阜県 <花ざかり> 純米雄町 無濾過生原酒 しずく

 

f:id:shimonof13:20180524223004p:plain

11. 岐阜県 <美濃天狗> 大吟醸 かくれ里 

 

f:id:shimonof13:20180524223019p:plain

12. 岐阜県 <御代桜> 純米大吟醸 四十二才の春

 何度いただいても旨い美味しい酒です。

 

f:id:shimonof13:20180524223031p:plain

13. 岐阜県 <日本泉> 夏の搾りたて限定無濾過生酒

 

f:id:shimonof13:20180524223048p:plain

14 .愛知県 <蓬莱泉> 純米大吟醸 生酒

 かの有名な「空」の生酒です。おそらく、この会で一番早く呑み干されたお酒です。私が行った際には丁度、最後の一杯が注がれているところだったのですが、愛妻がゲットしていたので幸い飲むことができました(^_^)

 

f:id:shimonof13:20180524223101p:plain

15. 愛知県 <菊石> 袋濾し純米吟醸生酒16 愛知県 <勲碧> 氷温熟成酒 純米吟醸原酒

 

f:id:shimonof13:20180524223114p:plain

16. 愛知県 <勲碧> 氷温熟成酒 純米吟醸原酒

f:id:shimonof13:20180524223202p:plain

17 .三重県 <作> 槐水一滴水(かいざんいってきすい) 純米大吟醸

 

f:id:shimonof13:20180524223219p:plain

18. 奈良県 <風の森> 純米大吟醸 秋津穂50%

 

f:id:shimonof13:20180524223233p:plain

19. 奈良県 <みむろ杉> 純米吟醸 無濾過生原酒

 みむろ杉、お気に入りの一つです。安定の旨さです。

 

f:id:shimonof13:20180524223249p:plain

20 .滋賀県 <大治郎> 山廃純米

 個人的には燗酒が合うと思うのですが、色々と酒談義で時間を使い「お燗コーナー」に寄れませんでした(^_^;

 

f:id:shimonof13:20180524223304p:plain

21 .島根県 <扶桑鶴> 特別純米酒

 

f:id:shimonof13:20180524223319p:plain

22. 島根県 <出雲富士> 純米 白ラベル

 

f:id:shimonof13:20180524223330p:plain

23. 愛媛県 <石鋸> 晩酌本醸造

 

f:id:shimonof13:20180524223341p:plain

24 .高知県 <文佳人> 夏純吟

 

f:id:shimonof13:20180524223353p:plain

25 .福岡県 <辛醸美田> 山廃純米 大辛口

 

f:id:shimonof13:20180524223406p:plain

26 .佐賀県 <七田> 夏純 純米酒

 

f:id:shimonof13:20180524223418p:plain

27. 長崎県 <六十餘洲> 純米吟醸 雄町

 今回初めて頂いたお酒で、会の一番手でいただきました。旨い!またこの銘柄を見かけたら要チェックです!

 

f:id:shimonof13:20180524223433p:plain

 

楽しい時間を過ごさせき、ありがとうございました。大変でしょうが、来年もよろしくお願いします。

 

 

にほんブログ村 酒ブログ 日本酒・地酒へ
にほんブログ村

 

いただきました!! 「津島屋外伝 四十二才の春」

 毎年、春に発売される御代櫻醸造の酒向杜氏の年齢を冠したお酒です。本数が限定されており、このシーズンになると買い逃さないようにチェック必須のお酒です。何せ、毎年、杜氏の年齢が冠された銘柄なので、買い逃したらもう二度と出会えない「一期一会」のお酒なのです!!

 このお酒が期待外れだったことはないので、安心していただけます。というより期待大!! 本利き猪口に注ぎ、軽く揺らすと、上品だけれど旨みを感じさせる香りがほのかにします。やっぱり旨い、かつ美味しい。毎回、春シリーズをいただいて感じるのが「旨み」と「きれいさ」の調和ですよね。これは、米の持つポテンシャルを酒向杜氏の技術が最大限に引き出しているからなのでしょう!!

 

f:id:shimonof13:20180506202101p:plain

 以下、裏ラベルからの引用です。

津島屋外伝 tsushima-ya another story 

純米大吟醸
契約栽培山田錦
四十二才の春 

当家創業時の屋号である「津島屋」は、日本酒の未来への更なる挑戦と、酒縁への感謝のこころの象徴です。
私、杜氏酒向の年齢を刻む春の新酒は、
本年も無事に醸し上げることが出来た慶びに溢れます。

日本酒 【生酒要冷蔵】
アルコール分 16度
原材料名   米(国産)・米麹(国産米)
使用米    山田錦100%
精米歩合   50

f:id:shimonof13:20180506202119p:plain

  そして、今回の「四十二才の春」には、新たに感じるものがありました。それは「カッコ良さ」です。味わいの表現にはおかしいかも知れませんが、そう感じました。柔らかな味わいの中にも深みがあり、辛過ぎず、甘過ぎず。単にバランスがいいだけではない、何かがあります。

 

 この「四十二才の春」、搾りたてを飲んだらどんな味わいなのだろうと、ふと夢想しました。叶わぬ夢ですが、その超フレッシュな「春」シリーズ、飲んでみたいものです(^_^)

 

にほんブログ村 酒ブログ 日本酒・地酒へ
にほんブログ村