なんでもシステム管理者(日本酒大好き!)

システム管理者兼何でも屋をやってます!日本酒にはこだわりを持ってます。多趣味ですが、その時間がなかなか取れないという悩みが・・・

いただきました!! 「新政 元旦搾り WHEEL of FORTUNE」

 毎年、年明けすぐの楽しみにしているお酒が新政の元旦搾りです。

 今年は『WHEEL of FORTUNE(運命の輪)』という別名がついています。

元旦搾りのラベルは毎年、趣向が凝っていて見るのも楽しみなんですよね!今年はネズミ年なので、ちゃんとネズミもいます。

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  京おばんざい素にて、いただきました。

口に含むと・・・「うん?この味わいは何だろう?知っている味なんだけど・・・?」味わいつつ考えると、「至極上等なラムネ」というフレーズが浮かんできました。子供のころに食べたような駄菓子ではなく、もっと上品な感じのラムネです。

 

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  一時、新政から(私の思う)『新政感』が弱まり、極論すると新政全体が薄く軽い味わいになったように感じて「新政」に今一つ手が伸びない状態でした。しかし昨年頃から、「薄い味わい」を脱却し新たなステージに入ったような気がします。あの薄さとも感じた味わいは、今のステージのためのステップだったのかも?(私の味覚が鈍いだけかも(^_^;)

この元旦搾りを飲んで、そう感じました。

 さらに飲みつつ、このラムネ感の一因は見えないほど細かい微かなガスにあるように思えてきました。乾杯のお酒には、スパークリングのようなパワフルなガスが似合うかと思いますが、食事の友には、この微妙なガス感がちょうどいい塩梅かと思います。

 

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  この日、肴としていただいたのは、晩酌セットのお刺身、おばんざい、枝豆と「モチ豚と5つのキノコの鍋」です。おいしゅうございました。

 

 この週末辺りに、我が家の冷蔵庫に寝かせてある「ラピスラズリ 別誂え中取り」をそろそろ飲んでみようかな(^_^)

 

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行って来ました!! 御代櫻醸造  新酒披露 2019 蔵開き

 津島屋を醸す御代櫻醸造の蔵開きに行って来ました。寒い時だと雪の中震えながら行ったこともありますが、この冬は暖冬で、ポカポカしてます。普通に暮らすには楽ですが、お酒造りには苦労されてるかも知れませんね。

 

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  今年(2019年)の3月から蔵開きの会場が変わり広くなりました。入口から奥に進むと3月は有料試飲コーナーになっていた場所が、ふるまい酒と二日間限定の新酒の販売所に変わっていました。ふるまい酒と限定の新酒は同じものです。まずはふるまい酒をいただきます。新酒特有のフレッシュ感と硬さに辛めのキリっとした芯が一本通った、良いお酒です。これがふるまい酒とは御代櫻醸造さんは、太っ腹です。家でも飲みたければ4合瓶で¥1,100、一升瓶でも¥2,200と非常にリーズナブルです。蔵の前には駐車場があるので蔵開きに車で来る人がいますが、きっとこの日限定のお酒をガッツリと買っていくのでしょう(^_^)

 

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 今回から、SAKE BAR用のお得なチケットが用意されました。元々リーズナブルなのですが、500円で600円分あります。基本的に全種類飲む私のような呑み助には、ありがたい物です(^_^)今回、チケット2セット+αいただきました。

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 酒匂杜氏と渡邊社長です。

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  この蔵開きでは毎回、お買い物1000円毎にガラガラの抽選が引けるのですが、この日、入口の方から鐘を振る音が鳴り響き、おばちゃん、もとい、レディー(^_^;が巨大な瓶を抱えながら走ってきました。そう、特等が当たったのです。その瓶は二升半の巨大瓶で、当選したら、その日の限定酒を入れてもらって持ち帰るというものだったのです。私は当たったこともありませんし、当たった人を見たのも今回が初めてでした。思わず、そのおば・・・レディーに話かけて「持って帰るのが大変ですねぇ。」と言うと「ダンナに持たせるから大丈夫!」とのことでした(^_^;

 

  年が明けて3月になると、今期2度目の蔵開きもあるでしょうし、「44才の春」のも楽しみです。年末年始、冷え込みそうですが、酒匂杜氏、お酒造りよろしくお願いします。

 

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いただきました!! 「射美 吟撰 R1BY」

 「京・おばんざい素」で令和元年酒造年度(R1BY)の「射美 吟撰(ぎんせん)」をいただきました。この「吟撰」を頂く前に、同じ杉原酒造の「千代乃花 特別本醸造」をいただき、その味わいに感激していましたので、同じ特別本醸造である「吟撰」が旨いと言うことは確信していました。

 

nawan13.hatenablog.com

 さっそくいただきます。う~ん、旨味に加えて上品な甘味、そして微かに舌をピリリと刺激してくれるマイルドなガス感、かつ男前なキレを感じます。

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  この味わいを色で例えると「うす紫色」でしょうか?

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  数年前の初めて飲んだ吟撰には、アルコール添加特有の「トゲ」があり、開栓してから2週間ほど経たないと落ち着かず、開栓直後に「射美感」が余り感じられませんでした。しかし、このR1BYの吟撰には「トゲ」など微塵も感じられません。杉原さんは仕入れた醸造用アルコールをただ使うのではなく、手間暇をかけて工夫されています。

 ここで、ふと考えました。「なぜ。杉原さんは苦労して醸造用アルコールを添加したのだろうか?その効果はどこに効いているのだろうか?」 他の蔵の杜氏さんから実は純米酒を造るよりも本醸造の方がテクニックを要すると聞いたことがあります。単純に仕入れた醸造用アルコールをタンクに入れるだけではないのです。
 とここまで書いて、すでに自分の感じた味わいに、その疑問の答えを見出していることに気づきました。「男前なキレ」これこそが、アル添の正しい効果なのではないでしょうか?杉原さん、あってますか?

 

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  揚げたての大粒のカキフライを口に頬張りながら吟撰を流し込むと、そこはもう至福の世界です。脂の乗ったハマチもいいですね(^_^)

 

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 この日は出張帰りに寄らせてもらったのですが、出張の疲れは美味しい料理と旨いお酒のおかげで吹き飛びました!!

 年が明けると「特別純米」ですね! 杉原さん、期待してます(^_^)

 

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いただきました!! 「千代乃花 特別本醸造(R1BY & H30BY)」

 「日本で一番小さい蔵」というフレーズで有名な杉原酒造の「千代乃花 特別本醸造」をいただきました。

 今までもこのブログで書いたことがありますが私は「純米嗜好」です。でも「純米信仰」ではありません。醸造用アルコールが添加されたお酒でも良いお酒、おいしいお酒があるのは知っています。ただ私の嗜好が「味わい深さ」、「旨味」に重きを置いているので、アル添の効果である「キレの良さ」(あくまで個人的な感覚です)とは相反する要因なので、通常、好んで飲むお酒、購入するお酒が純米系になるのです。

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 ですが、杉原慶樹さんの醸すお酒とあっては、世に出るお酒は全て味わいたい。という訳でH30BYからは地元向け?銘柄の「千代乃花 特別本醸造」も購入しています。

 昨年の「千代乃花 特別本醸造」も美味しかったのですが、今年R1BYは別格でした。口に入れた瞬間、「旨い!」甘味、旨味、そしてほのかな苦みと微かなガス感が奏でるハーモニーが素晴らしいんです。

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 そして、後日燗酒でも試してみました。するとまた違う顔を見せてくれました。ほんわりとする『やわらかさ』というか、『やさしさ』というか、杉原さんの「お人柄」が体現されたような感じです。

 そんな訳であっという間に一升瓶が空いてしまいました。でも大丈夫です。まだ我が家の冷蔵庫にはもう一本一升瓶が待機しているのです(^_^)

 

 そして、実は・・・、H30BYの「千代乃花 特別本醸造」も我が家の冷蔵庫で1年寝かせてあったのです!!とくれば、当然呑み比べですよね。酒器による味わいの差が出ないよう、色違いの富士山型のお猪口でいただきました。

 下の写真の左がR1BY、右がH30BYです。ラベルの右下がそれぞれ「1.12」、「30.12」となっています。

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 双方注いでみると、R1BYの方が、やや薄濁りな感じです。H30BYの方はほぼ透明です。味わいは、H30BYは、やはり1年寝かせただけあり味に深みが出てきて旨味が増しています。これは予想通りです。実は「千代乃花 特別純米」のH29BYを1年寝かせて1年前に飲んだのですが、これは!!「旨い!!」と叫びたくなるほど旨くなっていたのです。ですので、特別本醸造が旨くなっていたのは当然と言えましょう。やはり造りが良いお酒は時の流れを旨味に昇華させる力があるのですね。
 さて、それでR1BYとH30BYの比較ですが、正直甲乙つけ難いです。単純に1年前にいただいたH30BYとR1BYなら断然R1BYに軍配が上がりますが、熟成感を加味したH30BYも中々のものです。

 そして今年も当然、1年寝かす分も購入してあります。今から1年後が楽しみです。ただ一つ心配事が・・・冷蔵庫がオーバーフローしつつあります。幸い愛妻の理解のおかげで事なきを得ていますが、そろそろ日本酒専用の冷蔵庫の導入を考えなければならないかも(^_^;

 杉原さん、この後出てくるお酒も楽しみにしています。お体に気を付けて、お酒造りよろしくお願いします。

 

 

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行ってきました!! 「生道井を醸す 原田酒造 蔵開き」

 先日、生道井を醸す原田酒造の蔵開きに愛妻と行ってきました。昨年は所用と重なってしまったので、2年ぶりです。この日は風もさほどなく、お天気も良くて蔵開き日和でした(^_^)

 

  「生道井」と言えば、先日開催されたG20の夕食会で「醸し人九平次」とともに出されました。下記のリンク先に載っています。

https://www.mofa.go.jp/mofaj/ecm/ec/page25_002030.html

 

 私たちは少々ゆっくり目に行ったので、蔵開きの販売コーナーのG20で出された「純米大吟醸夢吟香」は早々に売り切れていました。

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 蔵に到着してまずは、槽(ふね)に向かいます。この蔵開きの醍醐味は、槽で搾りたての新酒を試飲できることなんです。まずは一杯「う~ん、フレッシュ!!」フレッシュさを味わうには搾りたてが断然良いです!!幸せです(^_^)

 杜氏の今泉さんの姿が見えないなぁと思ったら、槽の向こう側にいました。早速、ご挨拶させていただき、再度、搾りたてをいただきます。

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 そして場所を変えて中庭へ。ちゃんこ鍋で体を温めて、いざ試飲コーナーへ!!

色々頂きました(^_^)

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 もちろん、帰る前にお酒を買っていきましたよ!!

「しぼりたての特別純米」と「純米吟醸」です。まだ冷蔵庫で待機中です。後日、じっくりと味わいたいと思います。

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 この冬は暖冬と言われていますが、お酒造りへの影響はどうなのでしょうか?寒さが緩い分身体は楽かも知れませんが、酵母くんの働きがどうなるのか心配です。

 今泉さん、この冬も旨いお酒造り、よろしくお願いしますね!!!

 

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<追記あり朗報>今年(2019年)も開催されます!! 「所酒造 第6回新酒まつり」

 2019/11/14 追記

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所さんからの朗報です。今回の新種祭りでは徒歩で来られた方に1杯サービスがあるとのことです。徒歩で来られたことを示せるよう途中の写真を撮ってきてくださいとのことです。
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 今年も「房島屋」を醸す所酒造の新酒まつりが開催されます!!毎会、朝一番に行って先着50名にプレゼントされる酒粕をゲットさせていただいています(^_^)

 

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 今までは10時開始だったのですが、今年はバスの時刻が変わったため11時開始となっていますので、お気を付けください。

 揖斐駅から歩いても30分ほどですので苦にならない方は歩かれるのもよろしいかと思います。

 私は例年は、行きはバスに乗って、帰りは酔い覚ましを兼ねてゆっくりと景色を眺めながら揖斐駅まで歩いてます(^_^)

 

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 毎度の楽しみはフードコーナーで肴を買って、有料試飲コーナーで所さんとお話ししながら房島屋を堪能することです。谷汲山のコンニャクがまた房島屋によく合うんですよね~~!

 昨年の様子です。

nawan13.hatenablog.com

 今年はこんな会もありました!!
また、ぜひ開催して欲しいです。

nawan13.hatenablog.com

 

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風の森 秋津穂

『秋津穂 純米 無濾過無加水』

このお酒が「風の森」のスタンダードだと私は思ってます。

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 「風の森」を教えてくれたのは丸内酒食品店さんです。初めてこのお店に訪れたのは、屋守(おくのかみ)を買いに行った時のことです。丸内さんと話をするうちに、「風の森もいいよ~」と、ナチュラルに勧められました。今は「風の森」の一升瓶は無くなりましたが、当時はまだありました。一升瓶で¥2000強と非常にリーズナブルでした。そんな訳で印象に残り、2度目の来店で『秋津穂 純米 無濾過無加水』を購入しました。

 勧められたのは「風の森」の中でも一番安価なこのお酒。後に丸内さんご自身がこの酒が気に入っているとのことを聞きました。単純に商売を考えればもっと高いのを勧めても良かろうに、一番安いのを勧められたのです(^_^)

 

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 そして、飲んだ瞬間に、この味わいに惚れました。

その後、いく種類かの風の森を飲みましたが、やはりこれがいいですねぇ。

 

 そして、今回飲んだのは購入して冷蔵庫に一年ほど寝かせたものです。

初めて飲んだ時は、フレッシュさと喉越しの良さと旨味に唸りました。

しかし、一年の熟成を経てこの酒は化けました。

う〜ん、しっかりとした旨味がより強くなっています。だからと言って重い訳ではありません。『重い』ではなく、『深い』のです。

この酒はオモロイ!

 将来、日本酒専用の冷蔵庫を持てたら一年と言わず二年、三年熟成させて味わいたいと思います。

 

丸内さんのブログにある「自分が本当に大好きな日本酒だけ売っています。」この言葉が丸内さんのスタンスが良く表れていて、好きなんですよねぇ(^_^)

 

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