なんでもシステム管理者(日本酒大好き!)

システム管理者兼何でも屋をやってます!日本酒にはこだわりを持ってます。多趣味ですが、その時間がなかなか取れないという悩みが・・・

行って来ました!! 一合一笑の会~京丹後を楽しむ酒蔵見学ツアー~ その一

 9月6日、7日の土日に「一合一笑(いちごいちえ)の会」主催の一泊で京丹後の酒蔵ツアーに参加させていただきました。
 「一合一笑の会」というのは、日本酒をこよなく愛し、ただ飲むだけでなく日本文化としての日本酒を勉強しつつ守っていこうという愛好家集団です。ちなみに「一合一笑」のネーミングは一期一会をもじって「一合飲んで、一笑い」というところからきているそうです。 私自身は会員ではないのですが、以前から「一合一笑の会」のイベントには興味があり、知人のYさん、Tさんが会員なので、お誘いいただき、初参加させていただきました。

 さてスケジュールですが充実かつハード(^_^;です。

まず集合は金山駅7:20(自宅を6:00前に出発しました・・)
そして、出発し車中で、朝の乾杯(^_^)さすが日本酒愛好会ですね、これが会社の慰安旅行だったりすると「プシュ!!」という音と共にビールで乾杯となるのでしょうが、そこが違います。

そしてバスは高速道路を進みます。車中では、会が用意したお酒と共に参加者が持ち込んだお酒が進みます。持ち込みがあることを事前に聞いていたので、私も4合瓶を持ち込みました。この会に持ってくるには、半端な物は持って行けないなぁ、と思っていました。で、持って行ったのが、先日飲んだばかりの「菊鷹~雲外蒼天~」です。(おそらく)「菊鷹」は1升瓶しかないのと、お店に買いに行く時間もなかったので、1升瓶から4合瓶に移し替えて持って行きました。4合瓶ですので、とても全員の方には行きわたりませんでしたが、「おいしい!!」という声が聞こえましたのでニンマリ(^_^)です。座席は予め決まったおり、私の隣は知人のYさん、Tさんではなかったので、初め少々不安でしたが、隣になったOさんは会員の方でいい方でしたので、お酒をいただきつつ酒談義を交わしました。Oさんは転勤族のようで、各地を回られているそうで、それだけに各地の地酒をご存知です。転勤は大変でしょうが、各地の地酒をその地でいただけるのはいい事ですよね!

 そして、高速道路を下り、舞鶴市内へ車中から港が見え、自衛隊イージス艦などをちら見ですが初めて見ました。その後、景観がすばらしい「五郎ヶ岳公園」に行きました。この日は暑いくらいの晴天で舞鶴湾が一望できました。

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 お昼前に、このツアー初めの蔵である「ハクレイ酒蔵」さんに到着。蔵の方に説明を聞いた後、蔵の見学。できればもう少し奥の方まで見せていただきたかったですが、これだけの人数では難しいのでしょうね。

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ハクレイ酒蔵さんの製品ラインアップと試飲させていただいた4種です。

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 ハクレイ酒蔵さんの見学の後、天橋立へ。観光ももちろんしましたが、そこは「一合一笑の会」ですので、もちろん日本酒が絡みます。天橋立駅のすぐ近くに「ちえのわ館」という地酒が試飲できる施設があるんです。ここではこの地域の地酒13種類から選んで、オイルサーディン等のおつまみがついて¥500でいただけるんです。なかなかのコストパフォーマンスです。下の写真の左上の13種から選び、右下のように出していただけます。

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13種は以下の通り。

1.純米酒 福地三萬二千石 東和酒造(福知山
2.純米大吟醸 綾小町 若宮酒造(綾部)
3.純米大吟醸 丹後大国 谷口酒造(与謝野)
4.純米吟醸 丹後七姫 与謝娘酒造(与謝野)
5.古代米酒 伊根満開 向井酒造(伊根)
6.特別純米酒 香田 ハクレイ酒造(宮津
7.純米酒 池雲 池田酒造(舞鶴)
8.純米吟醸 最中屋茂兵衛 永雄酒造(丹後)
9.純米吟醸 丹後のヒカリ 白杉酒造(大宮)
10.大吟醸 吉野山 吉岡酒造場(弥栄)
11.純米酒 亀の尾蔵舞 竹野酒造(弥栄)
12.特別本醸造 人喰い岩 木下酒造(久美浜
13.純米大吟醸 久美の浦 熊野酒造(久美浜

私が選んだのは、丹後七姫、亀の尾蔵舞、久美の浦です。選定基準(というほどではありませんが・・・)私の好みである「純米」であること、せっかくなので高そうなの(^_^;だからと言って純米大吟醸ばかりというのも脳がないので、純米、純米吟醸純米大吟醸と分けて選びました。中でも目を引いたのが「亀の尾蔵舞」です。「夏子の酒」のまぼろしの酒米「龍錦」のモデルとなった酒米です。どのお酒もおいしかったのですが、一番印象に残り、食中酒として一番マッチするのは「亀の尾蔵舞」だと思いました。実は「亀の尾」の事はずいぶん前から知っており、「亀の尾」を現代に復活させた鯉川酒造と久須美酒造以外からも出ているのも知っていたのですが、「亀の尾」で醸したお酒を飲んだことがありませんでした。今回の試飲で自分の好みと合う事が分かったので、これを機会に他の「亀の尾」で醸したお酒も味わって行きたいと思います。

 ちえのわ館の試飲の後は、天橋立観光だったのですが、この辺りからあんなに晴天だった空が曇って来て何やら「ゴロゴロ」と雷さんの音が・・・天橋立を少し歩いていた時分にポツっと来はじめ、段々とポツッポツッ、ポツポツポツと勢いが増してきたので、観光を諦め駅の方に戻りました。お土産物屋さんをぶらついた後、再度ちえのわ館に戻ると雨に追いやられたメンバーがわんさか集まっていました(^_^;