ある酒屋さんに寄ったところちょうど「房島屋 純米吟醸ひやおろし(生詰)」が入荷したところでした。私が「房島屋」を知った十数年前と比べると、「房島屋」は人気銘柄となりこのお店でも限られた本数しか入荷できなかったようです。そこで、店頭に並ぶ前に早々と購入宣言をさせていただきました(^_^)
で、数日後、開栓しました。購入直後でも良かったのですが、ある程度、長旅をしたお酒は落ち着かせた方がいいという話もありますので、冷蔵庫でしばらく休憩していただきました。とは言うものの、休ませた方がいいか否か、確かめたことはありません。今度、気が向いたら同じお酒を2本買って、運んだ上ですぐに開栓、数日後開栓で飲み比べてみたいと思います。(我ながらマニアック・・・(^_^;)
早速いただいたところ、うん、正真正銘の「房島屋」です。素直に「房島屋」です。格別「ガツ~~ン!!」と言った味や香りはありません。自然体なんです。ついつい初めて飲むお酒には何かしらインパクトを求めがちになるのですが、このお酒は究極の食中酒でした。それを確信したのは、開栓してから数日後、冷蔵庫から取り出して残りを確認した時でした。「あれ?もう一合もない(^_^;」水のようにするする飲んでしまうタイプではなく、食事と一緒にいただいている際に自然に、ナチュラルに飲んでしまっていた訳なんです。そこで飲み干す前に、試そうと思っていた「燗」を最後にやりました。まずは「ぬる燗」で、う~ん、いい感じ、でももうちょっと温度を上げてもいいかな?で、「熱燗」の手前ぐらいでいただきました。「うん、いいあんばい!」この日はモツと大根の味噌煮込みと合わせたのですが、この組み合わせが良かった!!もっと寒くなって湯豆腐やおでんなどと合わせてもいいかも!もうちょっとしたら出てくる29BYの新酒が楽しみです(^_^)
11月にはまた蔵開きがあるので、今から楽しみです!!