「房島屋」を醸す所酒造の新しいお酒「いびの蔵 1056 ブレンド」をいただきました。春の感謝祭で購入したものです。
「いびの蔵 1056 ブレンド」は、昨年(2020年)の秋の感謝祭で初めて発売されたお酒です。
「いびの蔵 1056 ブレンド」は、今回初めていただきました。白麹の純米新酒と吟吹雪の純米新酒のブレンドだそうです。
所さん曰く、目指す味わいに苦労したとのこと、苦労されただけあって、狙い通り、白麹特有の酸味と、菜の花を連想させる程良い苦味が感じられます。
この酸味は『所マジック』と言うべきでしょうか!素晴らしい酸味です。旨いです。秋の感謝祭でも買っておけば良かったと悔やまれます(^_^)
今でこそ酸味を特徴とする日本酒は珍しくありませんが、「房島屋」はその先駆けだったかと思います。少なくとも私が知っている日本酒の中で旨い「酸味」を感じたのは初めてでした。二十年ほど前になるかと思いますが、初めて蔵を訪れた際に、味わった酸味の衝撃は今も覚えています。同行したメンバーの中にはその「酸味」を否定された方もいましたし、親の世代では日本酒で酸味があると失敗作とみなされていたかと思います。しかし、『房島屋』の「酸味」は違います。新時代の「酸味」なんです。旨いんです!美味しいんです!
今年は『所マジック』を存分に味わえそうです。と言うのは、5月~10月まで、月替わりでオリジナルの日本酒をブレンドして販売されるからです。一般の酒屋さんの販売ではなく、蔵で受け取るか宅配してもらうかになります。予約締切が5/15で、注文が15セットに満たない場合は中止するかもしれないとのことなので、『所マジック』を堪能したい方は是非、申し込んでください。
実はこの定期宅配とは別の「1056ブレンド」があります。所酒造から揖斐川沿いに少し上流においしい手作りのハム・ソーセージを作っている「森本工房」さんがあるのですが、その「森本工房」のソーセージとセットの1056ブレンドがあり、本日届く予定です(^_^)
かなり前の蔵開きで、「森本工房」のソーセージをいただき、その旨さと所さんのお酒との相性は体験済みなのでとても楽しみです。
数日前に所さんから伺った情報では、まだ少し受注できるとのことなので、興味のある方は所酒造までお問い合わせください。
ゴールデンウィークが始まりましたが、今はコロナ禍で遠方に出かけることはできませんが、その分我が家で日本酒ライフを堪能する予定です(^_^)