名古屋港 浜鮨さんの「なごみの会」に愛妻と参加してきました。この会は毎回テーマがあって、それに沿って日本酒を楽しむのですが、今回は静岡の「開運」を色々といただきました。
今回出たお酒です。もちろん全て「開運」です。
「開運」と言えば、知る人ぞ知る「能登杜氏四天王」の「波瀬 正吉」さんのことは外せません。残念ながら「波瀬 正吉」さんは2009年に亡くなっており、お会いしたことはありませんが、その弟子の「宗玄」の坂口杜氏とはお会いして、お話させていただいたことがあります(^_^)
で、今回の超目玉は「波瀬 正吉」さんの名を冠したお酒でした。今も「波瀬 正吉」さんの名を冠したお酒は発売されています。ただし、「波瀬 正吉」さんはもう亡くなっているので、そのお名前の上に「伝」の文字がついているのです。つまり、「波瀬 正吉」さんの技術と思いを受け継いで醸されたお酒が「伝 波瀬 正吉」なのです。
そこで再度、下の写真をよく見てください。
「伝」ではなく、「作」と書いてあります。裏ラベルをよく見ると「冷蔵庫取り出し日 平成19年11月」とあります。平成19年は西暦に直すと2007年、つまり「波瀬 正吉」さんがまだご存命だった頃のお酒、正真正銘「波瀬 正吉」さんが醸されたお酒なんです。もちろん、今現在、市販されている訳ではありません。この「なごみの会」にお酒を提供されている「酒商マルタカ」さんが大事に大事に保管されていていたお酒を、この会に出してくれたのです。『感謝』です!!いやぁ、こんなお酒が出るのが分かっていれば「宗玄」の坂口杜氏もお呼びしたかったなぁ。(一度会っただけですけど(^_^;)
今回の料理です。(毎度のごとく、撮り忘れがあります(^_^;)
最後に「開運」の夏酒「涼々(りょうりょう)」です。
概して夏酒は私にとっては軽すぎて物足りなさを感じることがあるのですが、「涼々」は程よく軽さに味も乗っていていい感じです。
大きな日本酒イベントではいろんなお酒がいただけるのが楽しいのですが、こういう席に着いてゆっくりとお酒と料理が味わえる席もいいですよね!!
|
伝 能登流 波瀬正吉 1800ml<土井酒造場>
|