白老の純米酒を2種類いただきました。元々2種類とも、若水(酒米)を使った純米酒なのですが、「槽場直汲生原酒」と一度火入れされた「冷やおろし」の2つを同時にいただきました。
まずは、「槽場直汲生原酒」をいただきます。
心地よい、微かなガス感のフレッシュさに喉が喜びます。
単にフレッシュなだけではありません。春先からの熟成感と若水の苦味がいいアクセントになっています。
海のそばの蔵だけあって、しらすにもよく合いますが、ごま油で炒めた白菜ともよく合います。
次に「冷やおろし」をいただきました。
生と比べると、色合いは山吹色がかっていて味わいも深く濃い感じです。
元は同じお酒のはずですが、変わるものですね!
ここで、「槽場直汲生原酒」と「冷やおろし」のブレンドを試してみました。まずは1対1の割合です。フレッシュさと熟成感の両立を期待したのだが、どちらの効果も半々となり、やや中途半端、残念。
次に、「槽場直汲生原酒」3、「冷やおろし」1でブレンド、これがいい!
フレッシュさに比べて、熟成感がインパクトが強いので、この比率が期待する味わいになった気がします。あくまで私の好みの話なので、どれが正解ではなく、単に好みだと思いますので、色々お試しください。
「槽場直汲生原酒」をもう1年寝かせてみても、面白い味になりそうな気がします。それを実現するには、日本酒専用の冷蔵庫が必要ですね。欲しいです!!
先日の火災からまだまだ元に戻ったわけでは無いでしょうが、自分の好きな蔵が色々と応援されているようで、自分のことのようにうれしいです!!
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