今まで何度か「菊鷹」のことは紹介させていただいていますが、「ハミングバード」の事を書くのは初めてです。それもそのはず、「ハミングバード」は26BYで初めて作られた種類なんです。それにしてもなんで「ハミングバード」? (^_^;
今までいただいた菊鷹は「雄飛」、「雲外蒼天」、「雌伏」、「菊一文字」と漢字名だったのですが、ここでカタカナという事は何か意図があるのでしょうか?ちなみに「ハミングバード」とは「蜂鳥(ハチドリ)」のことのようです。蜂鳥は蜂のように小さくてホバリングして花の蜜を蜂のように吸うような鳥だったかと思いますが、この「菊鷹 ハミングバード」はその辺りと何か関係があるのでしょうか?
この「菊鷹 ハミングバード」の事は稲沢市祖父江の「酒商マルタカ」さん発行の美吟で知り、取り置きしておいていただいた物をようやく引き取りに行きました。お店に行くと、冷蔵庫に他の菊鷹は並んでいるものの、「ハミングバード」は見当たりません。聞くと「ハミングバード」は26BY初で生産量も少なかったのと、リピーター客が多く、あっと言う間に売切れてしまったとのこと。取り置きお願いしておいて良かったです(^_^)
下の写真がハミングバードです。今まで購入したことのある菊鷹はすっぴんの瓶のままでしたが、何故かハミングバードは包み紙付きです。ネーミングと言い、包み紙と言い、何か違う、杜氏の山本さんにはこのハミングバードに対する何か特別な思い入れがあるのでしょうか??
そして帰宅後、さっそく開栓(^_^)「雄飛」、「雲外蒼天」は山廃ですが、「ハミングバード」は山廃ではないので、だいぶ雰囲気が違うのかなぁ~っと、用心しながら味わってみると、そこにはちゃんといました。何がって?それは「菊鷹」感です。私の好きな「雄飛」、「雲外蒼天」と共通の味わいがしっかりと!!(私個人のあてにならない感覚ですが・・・(^_^;)
同時に飲み比べたわけではないのですが、確かに「雄飛」、「雲外蒼天」の方がしっかりした味かと思いますが、「ハミングバード」は「ハミングバード」ならではの良さがあって旨いっ!!です。鮎の塩焼きや魚ソーメンとか、はんぺんとかを肴にして、できれば昼間の縁側とか清流のほとりなんかで一杯やるのにピッタリのお酒ではないでしょうか??
清流のほとりの別荘で、水の流れを眺めながら昼間っから旨い酒をいただく・・・ああっ!妄想が膨らみますが、現実は厳しいですよね・・・せめて休日の昼酒くらい楽しみたいなぁ(^_^)