しばらく前に「新政 colors コスモスラベル」は、いただきましたが、それの 別誂バージョン?というお酒が入手できたのでいただきました。年末に実家に持って帰る日本酒を買いに行くと、そこにはしばらく前に見たコスモスラベルがあるではないですか!もちろん問答無用で買いました。「1グループ様1本限り」と限定されてました。「お一人様一本」なら愛妻にも、持たせて2本ゲット!!なんてことは考えていません、たぶん・・・ (^_^;
ラベルは前回購入したコスモスラベルと変わらないようなのですが、お値段が違うので何か違いがあるようです。どうやら「別誂」というマイナーバージョンで、前回いただいたコスモスラベルは精米歩合が40%で、今回の別誂は麹米40% 掛米50%のようです。ちなみに精米歩合的には純米大吟醸クラスなのですが、どちらも「純米酒」扱いのようです。何か意図があるのでしょうか?
いずれにしても貴重なお酒には違いありません。せっかく貴重なお酒をいただくので、酒の肴もそれなりの物をあてがいたい、という訳で、「てっちり」と一緒にいただきました。(もらい物です(^_^)
他の鍋ですと、「新政」の繊細な味わいとマリアージュするかどうか微妙なのですが「ふぐ」のあっさりとした白身であれば合うはず!と思い一緒にいただきました。
まずは、開栓前に栓にまたがるシールを慎重に剥がします。結構長いので、この手のシールは時々、途中で「ビリッ!」となるのですが、今回はうまくはがれてくれました。そして、いざ開栓! ここのところ私は開栓したてのお酒は香りと味わいが分かりやすい「薄張りガラス」のぐい飲みを使用しています。そこへ別誂を注ぎ込み、口に含みます。下にかすかに伝わるガス感、少なすぎず多すぎず、好みとしては最適なあんばいです。味わいは、強すぎず弱すぎず、でも浅くはなくどこか深みを感じます。私はガツンと分かりやすい旨みが強いお酒が好きな方なんですが、そういうタイプと方向性が違う新政も大好きなんです。やっぱり日本酒って、辛口とか甘口とかの一言で表現できるような単純なものではないように思います。自分自身の好みにポリシーが無いとは思いませんが、これとは限定できません。それだけ日本酒の世界は深く広いんだと思います。私のつたない表現力では、その味わいは伝わりきらないかと思いますので、興味のある方は、ぜひ飲んでみてください。(入手難かも知れませんが(^_^;)
また、次にどんな新政に出会えるのか楽しみです!