なんでもシステム管理者(日本酒大好き!)

システム管理者兼何でも屋をやってます!日本酒にはこだわりを持ってます。多趣味ですが、その時間がなかなか取れないという悩みが・・・

いただきました!! 「玉旭 BLACK 純米吟醸 生酒」 追記あり

 先日、富山に行くことがあり、せっかくなので富山の料理と地酒を楽しもうとお店を選びました。入ったお店が大正解で、日本酒が充実していました。今までに飲んだことのない富山の地酒としてトップバッターに選んだのが、玉旭酒造の「玉旭 BLACK」です。

 お酒を注文して、錫(すず)のぐい飲みが出てきた事にまず驚きました。居酒屋で錫のぐい飲みを出されたのは初めてでした。以前、能登の「宗玄」の蔵見学旅行の際に酒友に錫のぐい飲みで飲ませていただいたことがあり、その良さを知っていました。錫製品は富山の高岡市の名産品なので、同じ県産品と言うことでお店で使用されているそうです。「酒も肴もぐい飲みも『地の物』を意識して使っている」とのこと。こういうスタンスのお店は良いですね(^_^)

 そして、お酒を口に含むと「旨い!」この味はまさに自分好み、ストライクです!フレッシュさと濃醇な味わいがたまりません!!
 そんな訳で富山から帰る際に購入したかったのですが、残念ながら駅周辺では見当たりませんでした(T_T)
 その後、東京に行った際に有楽町駅前のビル内にある富山県のアンテナショップでも探してみたのですが玉旭の他の種類のお酒はあったのですが、「BLACK」はありませんでした。

 

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 ただ後日、玉旭酒造さんのツイッターの公式アカウントとやり取りし、直販サイトがあることを教えていただきました。しかも、この直販サイト、¥5,000以上のお買い上げで送料無料と言う太っ腹なんです。この直販サイトは玉旭酒造の公式Facebookで「いいね!」するか、ツイッターの公式アカウントをフォローすれば教えていただけるようです。

twitter.com

 そして、蔵の直販サイトで5000円以上を注文させていただきました。富山で飲んだ「玉旭 BLACK」の一升瓶と「純米無濾過生原酒 玉旭 DESPERADO」四合瓶、そして蔵おすすめの「純米 酒母搾り 玉旭 ECHOES」四合瓶の三種です。

 週末に届くようにお願いし、まず開栓したのが、もちろん「BLACK」です。いただく際に「本利き猪口」と「薄はりガラス」のお猪口を用意しました。残念ながら錫のぐい飲みを持っていなかったので・・・(T_T)

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 初めに「本利き猪口」でいただきました。「うん、いいんじゃない。でも富山で飲んだ時の方が良かったかも?」で、次に「薄はりガラス」でいただくと、先ほど感じられなかった味わいがプラスされました。でも、まだ何か足りない。その足りないと感じる要素が「錫のぐいのみ」との差なのか、それとも開栓後の時間による変化なのか。富山のお店でいただいた際には封切りでは無かったので、何日経っているかまでは分かりませんが、開栓後、ある程度空気に触れて変化はしているはずです。以前は「生酒は開けたらすぐに飲まないとダメになる。」という定説?がまことしやかに言われていましたが、それは誤った認識だと考えています。お酒によっては、開栓後すぐに飲み切った方がいいタイプもあるかと思います。ただ経験的にも、開栓後、一定時間経った方が旨みが増してくることを感じていますし、私の好きなお酒の一つ「菊鷹」の山本杜氏も開栓してから変化を味わってほしいと言われていました。また、私の敬愛する「由紀の酒」の明さんのブログでも開栓後、一週間経ってからの感想が多く書かれていることからも、開栓後、お酒が空気に触れた後の変化が必ずしも劣化ではなく、良い効果もあると確信しています。
 また「硬さ」を強く感じるタイプやセメダイン臭があるタイプはワインで言うところのデキャンタージュの効果があると思います。

 

 と言う訳で、「錫のぐいのみ」は以前から欲しかったので、これを機会に「ポチっ!」とネットで購入(^_^)、そして一週間置きました。

 いざ、開栓後一週間経った「玉旭 BLACK」を「錫のぐいのみ」でいただきました。すると、期待通り開戦直後には感じられなかった味わいが見えてきました。それは「錫」の効果と「時間」との相乗効果かと思います。フレッシュさと共にきめの細かい旨みが舌の上を心地よく転がっていきます。この場に白エビの天ぷらとイカの黒作りがあれば、なお良かったでしょう!! でもそれは、産地でのお楽しみ、ということですね。また富山に行った際には、富山の地酒と名産品を肴に味わいたいと思います(^_^)

  

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2018/11/15追記

 「玉旭BLACK」を初めていただいたのは富山駅の「きときと市場とマルシェ」内の「とやま方舟(はこぶね)」というお店です。私と愛妻は奥の部屋に通されたのですが、入り口近くのカウンター内には日本酒がで~~ん!と並んだ冷蔵庫がありますので、空いていればカウンター席がお薦めです(^_^)

 東京や神奈川、新潟にもお店があるようです。下のリンク先がお店のホームページになっていますので、気になる方は見てくださいね!

 

hakobune-ceory.com

 

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今年(2018年)も開催されます!! 「所酒造 第5回新酒まつり」

今年も「房島屋」を醸す所酒造の蔵開きが開催されます。

 先着50名には「酒粕」がプレゼントされます。毎年、この蔵開きで「酒粕」を頂いて、我が家で粕汁を作っています。(^_^)

 

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 地元屋台フードコーナーで肴を買って、有料試飲コーナーで所さんとお話ししながら一杯やるのが楽しいんですよね!

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 その日の天候によっては雪の場合もあるかもしれませんので、あったかい恰好で行くことをお勧めします。

 行きは揖斐駅からバスに乗って、帰りはのんびりと散策がてら歩いて揖斐駅まで行って酔いをさますのが私のいつものパターンです。

 

 昨年の蔵開きの様子です。

nawan13.hatenablog.com

 皆さん、蔵開きを楽しみましょう!!

 

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いただきました!! 「黒龍 純吟三十八号」

 まず、いただく前にボトルのフォルムに酔う。う~ん、かっこいいボトルです。

 そこから注がれる液体には、気品が感じられます。香りは華やかではありませんが、他のお酒とは何か異なる香りを感じる。なんと例えればいいのだろうか?頭にふと浮かんだのは「香木」のイメージ。香木と言うと強い香りのようですが、このお酒の香りがそんなに強い訳ではありません。「香木」の持つ気品を感じます。

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 口に含むと、「ん?ちょっと辛口かな?」でも柔らかい。単なる辛口ではなく、深い旨味があります。そして高級な墨のような気品を感じます。漆黒の持つ落ち着いた味わいです。

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 飲んでいて、この酒にはワサビが合う!と感じました。そこで中トロに普段よりも多くのワサビを付けて合わせました。通常だとむせてしまう程のワサビを「純吟三十八号」が抱擁します。高級な硯で摺られた墨のような「純吟三十八号」がワサビを抱擁し、通常なら棘(とげ)と感じるファクターをアクセントに変えてハーモニーへと昇華させました。

 後日、燗でもいただきましたが良かったです。もちろん「燗」には黒龍の「燗たのし」を使いました(^_^)

 

nawan13.hatenablog.com

 

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いただきました!! 「純米吟醸 九嶺(くれ) 雄町 無濾過生原酒」

 「雨後の月」の銘柄で知られている広島の相原酒造のお酒です。この「九嶺」は東京多摩の小山商店さん用に醸されたお酒の銘柄なんです。ラベルは小山社長ご自身が書かれたものです。

  しばらく前に東京に行った際に多摩まで寄ってきました。多摩まで足を延ばしたのは、「品揃えが多いから」だけではありません。実は私の一押しの「射美」を初めに取り扱われたのが、この「小山商店」さんなんです。そんないきさつもあって以前から「小山商店」さんには行きたかったんです。

 

nawan13.hatenablog.com

 お店に入って「小山社長がいないかなぁ~?」と見回したところお姿があったので声をかけさせていただき、「射美」の杉原さんの縁でこちらを知って訪ねたことをお話しさせていただきました。杉原さんの縁と遠方から来たということもあってか、社長さんがお忙しい中、お店の中を案内してくれました。何種類か「おススメ!」として紹介してくれた中の一つが、この「九嶺」だったのです。「九嶺」は下の写真のように「斗瓶取り生」、「無濾過生原酒 雄町」、「無濾過生原酒 山田錦」、「無濾過生原酒 千本錦」の4種類がありました。できれば全種類購入して呑み比べたいところなんですが、車ではなく新幹線での帰路を考えて、好きな酒米である「雄町」に決めました。

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 一口飲んで感じたのが「旨っ!きれい!」ガス感はほぼないのですが、なぜかしらフレッシュ感が感じられます。雄町の持つ旨みがグイグイ押してきます。よ~く味わうと微かな苦みがあり、それがアクセントになって味わいを引き立てています。スイカに塩を少し振って甘味を際立たせている手法に近いものを感じます。

これは旨いわ! ラベルの力強い字に惹かれましたが、大正解でした(^_^)

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このお酒の欠点は多摩に行かないと買えない事でしょうか(^_^;

 また機会があれば「小山商店」さんに行って社長さんとお話しして、たくさん買って帰りたいと思います。

 

 

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いただきました!! 「新政 陽の鳥 十周年記念酒」

 ネットで「新政 陽の鳥 十周年記念酒」なるものがあることを知りました。記念酒なので数が少ないから飲めないかなぁ~? でも飲みたいなぁと思っていたところ、「京・おばんざい素」で、無事いただくことができました(^_^)

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 普通の「陽の鳥」はいただいたことがあるのですが、それよりも遥かに洗練された味わいでした。甘ったるい訳でもなく、酸っぱい訳でもなく、甘味と酸味のハーモニーが素晴らしい!!「バランスの妙」という感じ。一口含んだ瞬間に、見えた色は『琥珀色』です。琥珀色と言っても山吹色がかった感じのイメージではなく、琥珀の持つ崇高なイメージを感じたんです。

「六號(ろくごう)」の頃から知っている「新政らしさ」がさらに昇華している、そう感じました。

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 順番が逆になりましたが、改めてグラスを振って、香りを確かめます。そこにはふわっと爽やかな酸味を感じました。

 佐藤祐輔さんのツイートで「お酒単品で味わって」とありました。確かに完成度が高く、完結しているので単品でも美味しくいただけるのですが、食とのマッチングによってさらに良くならないか?と考え、いくつか試してみました。

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 この「陽の鳥」は刺身とは合わないように感じました。それで、トップバッターは刺身の付け合わせのシソの葉にワサビをたっぷりつけて合わせました。悪くない、でも「これだ!」と言う程でもないんです。2番手は枝豆にワサビを添えて合わせます。これも悪くはないのですが、今ひとつしっくりきません。最後にあんかけフライドポテトを合わせます。なかなかいい!でもジャストではありません。祐輔さんの言われる通り、お酒単体でもいいのですが、「お酒は食事と共に」をモットーとしている私としては何かと合わせたかった・・・・、でも飲み干しちゃいました。まだまだ修行が足りませんなぁ・・・お酒を一口味わえば、どんな食事とぴったりくるか分かるようになりたいものです!!

 これからも、頑張って飲むぞ!! (^_^;

 

 

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行ってきました!! 「GEM by moto」

以前から行きたかった「日本酒に恋して」の原作者の千葉 麻里絵さんのお店「GEM by moto」にようやく行ってきました。

 

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 このマンガには麻里絵さんの体験が書かれており、その中でお酒を味わうシチュエーション(ペアリング)が描かれているのですが、それを体験せねば!!ということでまずはブルーチーズハムカツとどぶろくのセットを頼みました。第1話で登場するペアリングです。初めに上澄みを少し入れていただき、その後で混ぜたものを入れていただきました。この飲み方好きなんですよね、家でにごりタイプを飲む際や、ワガママ(^^;が言えるお店では、このやり方で味わっています。一種類のお酒で二度おいしい!「うすにごり」は結構飲んでいるのですが「どぶろく」は余り飲んでいなかったのですが、ハムカツとの組み合わせはいいですね。揚げ物の強い味を流しきるのではなく、調和するという感じでしょうか?まさしくソースとしての「どぶろく」でした。家呑みでも試してみたいと思います。

 

pachikuri.jp

 遠野の宿が醸した「どぶろく・スタンダード」とハムカツの写真です。ハムカツは4切れあったのですが初めに写真を撮るのを忘れて気が付いたら1切れだけ残ってました(^_^;

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 ちなみに、お通しは「クエのお刺身」、お通しにお刺身が出るのも珍しいのですが「クエ」が出るとは!魚の名前は知っていましたが、食べるのは初めてでした。白身でありながら淡泊過ぎず旨みがあり、私好みの魚(肴)でした。

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 次にいただいたのは、「新政エクリュGEM by motoバージョン」です。このお店でしか飲めない新政です。通常のエクリュと何が違うかと言うと栓にかかったラベルによると「桶仕込元禄酒オーク樽貯蔵」とあります。おそらくベースの造りは「エクリュ」なのですが、木桶で醸して、造りが昨年だったか一昨年だったかの頒布会の元禄酒に準じていてオーク樽で貯蔵したものと思われます。

 今までも何度かエクリュはいただいていますが、このエクリュはこれまで飲んだエクリュよりも深い味わいを感じました。29BYのエクリュ自体がこれまでよりも良いという評判を見たことがありますが、この深みは元禄仕込みとオーク樽のなせる技、そんな気がしました。

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この「GEM by motoオリジナルのエクリュ」を飲みたくなったエピソードです。

pachikuri.jp

 次に私の好みを「旨みがあって、酸があって・・・甘いの好きです。」という感じで伝え、それに合う料理をお任せで頼んだものです。

お酒は「南遷 山廃純米」、初めて目にする銘柄です。結構いろんなお酒を飲んだつもりですが、まだまだ知らないお酒があります。これからどんなお酒に巡り合えるか楽しみです(^_^)

料理は「馬肉とブルーベリー、エシャレットハラペーニョのタルタル」という未知のものでした!お酒は山廃純米らしくしっかりとした味わいでした。初めて食する「タルタル」を興味深く合わせると・・・合うんですよね~、合うものを頼んだので当然なのですが、まさかブルーベリーを肴に呑むとは!!でも、今までにも「津島屋外伝 父なるライン」と濃厚チーズケーキを合わせたりしていますので、それを思えば、そう不思議な組み合わせでもありませんね!

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 次はまた「日本酒に恋して」を読んで飲みたくなったパターンです。銘柄ではなく「パターン」と書いたのは、下記のエピソードを読んでいただければ分かるかと思いますが、燗を付けて、その後急いで冷ます!という「技」を味わいたかったんです。そして、その技の対象のお酒は、なんと先ほどいただいた「GEM by motoオリジナルのエクリュ」でした。そして、飲んでみると・・・確かに先ほどとは味わいが異なるんです!そう、ブドウ、葡萄、ぶどうを感じました。増田晶文さんの著書「うまい日本酒をつくる人たち ~酒屋万流」のシーンを思い出しました。増田さんと佐藤祐輔さんが一緒に呑まれていて、祐輔さんが瓶をぎゅっと抱きしめて温度を上げて、この温度帯でも今の新政は旨いよ!とアピールしたシーンです。祐輔さんが抱きしめたのと同じように愛情をこめて、麻里絵さんが絶妙のタイミングで燗付、冷却してくれたのかと思います。

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pachikuri.jp 次にいただいたのが「萩の露」です。今までも「萩の露」はいただいたことはありますが、正直に言うと特に印象には残っていませんでした。しかも、麻里絵さんには、「辛口は好みではない」と伝えていました。しかし、このお酒の裏ラベルを見ると「辛口」とあります。おそらく、今日いただいたお酒の感想、私とのやり取りの中から、「私の好みに合うお酒」としてチョイスしてくれたのでしょう。そのチョイスは正解でした。旨い、おいしいんです。実はこれまでも自分で購入し気に入ったお酒でも「辛口」と称するお酒はありました。お酒の味わいって、単純に甘いか辛いかじゃないんですよね。色んな要素が絡み合って味わいが醸されているので、単純な表現やスペックだけでは、好みかどうかは推し量れないかと思います。

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 次のお酒も「日本酒に恋して」を読んで飲みたくなったお酒です。麻里絵さんと久慈さんのやり取りがサイコ-!!「ここに来たからには、飲まねば!」といただきました。今まで南部美人は余り飲んでいなかったのですが、生酛の良い面が素直に味わえるお酒でした。生酛のお酒はものによっては、温度を上げるといいのですが冷酒だと「なんか重いし、くどい」と感じる場合があるのですが、この「生酛 南部美人」は生酛の造りがいい塩梅の旨みとして活きているかと思います。

 それにしてもマンガの中の久慈さんが麻里絵さんからのメールを受け取った際の顔がいいですね、マンガではなく実際のその時のお顔を見て見たかったです(^_^;

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pachikuri.jp 次のお酒は私の好きな酒米「雄町」を醸した「上喜元 純米吟醸 27BY」お店で2年以上氷温貯蔵されたものかと思います。私の素人感覚ですが、しっかりした純米造りのお酒は熟成に耐える、そう簡単には老ねない。そして、低温で貯蔵すると、より確実にいい塩梅に熟成する。そんな私の持論を見事に体現してくれたかのような味わいでした。

 

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 次にいただいたのがヘビー級のお酒です。これは、私の日本酒と料理のペアリングの一番明確な体験として、農口尚彦杜氏菊姫に在籍していた頃の「菊姫 山廃純米」と「雲丹(うに)」を上げました。「そういうのありませんか?」と出していただいたのが「開春 木桶熟成 寛文の雫(かんぶんのしずく)」と「うにいか」だったんです。「菊姫 山廃純米」と「雲丹(うに)」のペアリングを感じたのは、30年ほど前でしたが、その時の感動は今でも覚えています。この日も新たな舌の記憶が残りました。このお酒を醸した蔵元さんや杜氏さんには怒られるかも知れませんが、このお酒を極上の出汁(だし)で割ってもかなり行けるのではないでしょうか?肴には味がしみ込んだ大根のおでんが合う気がします。

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 そこそこ(結構?)いただいたので、「最後のを」とお願いしたお酒が「山形正宗 自家栽培米出羽燦々 28BY生もと造り」です。山形正宗は今までもいただいて好みに合うことを知っていましたので、安心してラストのお酒として美味しくいただきました。このお酒の写真、裏ラベルしか撮っていなかったかな??と悩んでいるうちに思い出しました。このラベルしかなかったんです。これもGEM by motoオリジナルなのでしょうかね。

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 へべれけにはなっていませんが、気持ちよく酔わせていただきました。

麻里絵さん、ごちそうさまでした(^_^)

 

 

 

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いただきました!! 「射美を醸す杉原酒造 酒蔵開放限定酒 その1」

 先日参加しました杉原酒造の第1回蔵開きで購入した限定酒2本のうちの1本をいただきました。限定酒は「純米タイプ」と「アル添タイプ」の2種があり、今回頂いたのは「純米タイプ」です。ラベルには特定名称酒の種類は書かれていないのですが、精米歩合が50%ですので、範疇としては「純米大吟醸」になるかと思います。

 

nawan13.hatenablog.com

 なぜ今回、純米タイプだけを開栓したかと言うと下記のコメントをいただいたからです。吟醸(アル添タイプ)は今しばらく寝かせて、我慢ができなくなった時点で頂きたいと思います(^_^;

 

本利き猪口に注ぐと色はやや黄色がかっていました。写真では分かりにくいのですが多少ガスも見えます。

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 本利き猪口を振って香りを確認します。感じたのは、爽やかな風!このクソ(失礼)!暑い夏の中で、突然の一陣の風が涼しい。一瞬暑さを忘れました。

 

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  そして、いざ口に含むと、「旨い!」という言葉が自然に口から漏れる。揖斐の誉の旨味を感じます。しかし射美ほどの甘さはありません。と言っても決して辛口ではなく、射美よりも日本酒度が1か2ほど高いイメージ。(測った訳ではありません、もちろん感覚的なものです(^_^;)じっくりと味わうとその奥に射美と同じテーマを感じました。例えて言うと『大人の射美』ですね!!

 この日は小鯛、サヨリ、キスの笹漬け、サンマの竜田揚げ、ナスの煮物、トマトを合わせたが、どれも合う!

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ふと思いました、これはGOLDの進化系ではないのか?

 GOLDは40%精米でしたが、50%精米の方が旨みがいいように感じます。味全体に対するアミノ酸の割合がGOLDよりも多いのでしょうか?とにかく私の好みのタイプです(^_^)

nawan13.hatenablog.com

 まだ、冷蔵庫で寝かせてある吟醸タイプが、どんな味わいか楽しみです。29BYの「吟撰」を飲んだ際に、明らかにそれまでの「吟撰」とは異なる旨みを感じました。この吟醸タイプも、その味わいを継承していると期待しています!!

 

 

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