昨年度、所酒造では初めて白麹を使用して「ミーノ・デ・ブラン」というお酒を出されましたが、今回(R1BY)は初めて酒米に「雄町」を使用して、白麹で「房島屋」を出されました。長年のお付き合いのある所 優さんの意欲作を飲まない訳にはいきません!!
実は購入する際には、「雄町」のシールに目が行っていて、このお酒が白麹を使用していることに気づいていませんでした(^_^;
それで、まず口に含んだ瞬間に「あれ、雄町の割になんか優しいな?」と感じました。私の中では「雄町」はもっと野性味に近いイメージがあったからです。そして裏ラベルを見て初めて白麹を使用していることに気づき、その味わいに納得しました。
裏ラベルには「雄町のやわらかさと白麹特有の酸味をお楽しみください。」とありました。
その味わいはフレッシュで旨味があります。そして裏ラベルにあるように酸味も。やはり房島屋と言えば「酸味」ですよね。十数年前に初めて蔵を見学させていただいて、その酸味に衝撃を覚えました。今では酸味を感じるお酒も多くありますが、当時はまだそれほど無かったかと思います。
白麹の効果で雄町の野性味が優しくなったのでしょう。
<白麹シリーズ>とあるので、五百万石でも出るのでしょうか?楽しみです(^_^)