前回の記事で紹介させていただいた「一声」と同じ蔵(月山酒造株式会社)のお酒です。一般的に出回っている銘柄が「銀嶺月山」で、「一声」は地元用に昔の銘柄を復活させたもので「月山の酒資料館」でのみ販売されているお酒です。
この「銀嶺月山 純米大吟醸」はIWC(インターナショナルワインチャレンジ)で2014年に首席トロフィー賞を受賞しているようです。特に気にせずに購入したのですが、届いたお酒の外箱を見て知りました。下記のサイトの「②純米吟醸酒・純米大吟醸酒の部」に載っています。
インターナショナルワインチャレンジ2014「SAKE部門」メダル受賞酒
一緒に取り寄せた「一声」の純米と吟醸をいただいた後に、この「銀嶺月山 純米大吟醸」をいただきました。
開栓してすぐのためか、何か「硬さ」を感じます。私個人の好みの味わいとしては、やや物足りない感じがします。この時点では「一声」の方が私好みに感じました。
同じ蔵でも違うタイプのお酒を醸すことは、よくあります。特に異なる銘柄の場合は「同じ蔵なの?」と思うくらい味わいが異なる場合があります。「一声」と「銀嶺月山」もそんな関係なのかな?と思っていました。
ところが、開栓してから1週間、開栓直後には感じられなかった「甘味」と「旨味」がいい塩梅に乗ってきています。どこに隠れていたのでしょうか(^_^;
じっくりと味わうと「辛味」や、ほんの少しの「苦み」も感じます。それらの味わいが重なり合って、いいバランスになっていました(^_^)
ワインでは硬く閉じている場合にデキャンタージュという手法で、強制的に味を開くという技があるようです。これは日本酒でも有効なのでしょうか?デキャンターを持っていないので、硬いな!と感じた際に瓶を良く振って空気に触れさせたことはあるのですが、やり方が悪いのでしょうか? 期待した効果は得られませんでした。ワインと日本酒の違いもあるのかも、知れませんが、現状では「硬さ」を感じたら、1週間ほど経ってから再度いただくのがいいかな?と考えて(感じて)います。
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