なんでもシステム管理者(日本酒大好き!)

システム管理者兼何でも屋をやってます!日本酒にはこだわりを持ってます。多趣味ですが、その時間がなかなか取れないという悩みが・・・

行ってきました!! 「所酒造 第5回新酒まつり」

 しばらく前にお知らせした「所酒造 第5回新酒まつり」に行ってきました。

nawan13.hatenablog.com「新酒まつり」は土日の二日間開催されて私は日曜に行ったのですが、土曜は大盛況ですごく混んでいたそうです。日曜で正解でした(^_^)

 先着50名に酒粕がプレゼントされるので、それを目当てに早起きして行きました。毎年、酒粕をいただいて自宅で粕汁を作って食べるのが楽しみなんです。今年も無事にいただけました(^_^)

 酒粕をいただいて奥に進み、ふるまい酒の「揖斐の蔵しぼりたて 蔵出し生酒」をいただきます。搾りたてのフレッシュさがいいんですよね!
 ここで、ふるまい酒のテーブルに例年にないものを見つけました。

 

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「蔵元ガイド付き酒蔵見学」お一人様¥500とあります。と言っても、試飲Barの1杯無料券が付いてくるので、実質¥100です。1日に5回で1回当たり10人限定でしたので、すぐに申し込みました。
 所さん自らが案内されて、細かな説明で質問も受け付けてくれるので安いものです。所さんとは長いお付き合いなので、色々と知っているつもりだったのですが、改めて聞くと知らないお話や新しい情報がありました。房島屋ファンなら必見(必聞)です!!

 見学者に配られた「酒蔵案内図」と「試飲1杯無料券」です。

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 蔵の中の様子です。

 蔵の歴史から、使用している酒米酵母や設備のお話等、楽しく聞かせていただきました。興味のある方は、来年の蔵開きで「蔵見学」にぜひ参加してください。

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蔵見学の後は、お楽しみの「有料試飲Bar」です。出店で酒のおつまみが販売されているので、おつまみを購入しました。毎年、この蔵開きの楽しみにしている一つが谷汲山のこんにゃくがあります。しっかりした味わいと噛み応えがたまりません。

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 蔵見学が終わるまでは、「有料試飲Bar」に行くのをガマン?していましたので、終わったらすぐ駆け付けました(^_^;
 例年ですと、この場には所さんがいることが多かったのですが、今年は蔵見学でお忙しいようで、蔵人の清水さんが担当です。清水さんと初めてお会いした頃は「まだまだ若いなぁ」という印象だったのですが、造りを重ねてきたせいか、この日は頼もしく見えました。これからも腕を磨いて所さんと旨い「房島屋」造りを頑張ってくださいね(^_^)

 「有料試飲Bar」では、初めに「純米大吟醸」をいただきました。やっぱり文句なしの旨さ、美味しさですねぇ。今まで蔵開きや「岐阜の地酒に酔う」などのイベントで飲ませていただき、その良さを知ってはいたのですが、家呑みはしたことがありません。改めて、「家でもじっくり飲んでみたいなぁ」と思いました。その後、用意された全メニューをいただき、最後に「ひやおろし」を燗酒にしてもらいました。

 販売コーナーで、家でじっくりいただきたいと思った「純米大吟醸」と正月の実家へのお土産用に6号酵母純米酒を、そして肴として谷汲山のこんにゃくを買い、所さんに挨拶して心地よいほろ酔い加減で帰路につきました。

 

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  蔵からの帰りは揖斐駅まで30分ほど歩き酔い冷ましをしたつもりでしたが、電車に乗ると振動が心地よく大垣駅まで気持ちよく寝てしまいました(^_^)

 

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いただきました!! 「玉旭 純米無濾過生原酒 DESPERADO」

 「玉旭 BLACK」と同時に購入したお酒です。

「DESPERADO」って、どういう意味?と思い調べてみると

「ならず者」・「無法者」・「命知らず」などの意味のようです。(^_^;
 下のリンク先を見ると出典はロックバンド「イーグルス」の名曲から来ているようです。なので、このお酒の意味としては「ならず者」ということですね。このネーミングセンス嫌いではありません(^_^;
このイメージから連想される味わいは自分好みの予感がします!

haretoke.biz

  このDESPERADOは雄山錦を55%精米して無濾過で生となっています。55%精米していながら敢えて「純米吟醸」と謳っていない点も、好感が持てます。

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  いざ、いただくと純米らしいしっかりとした味わいが口の中に広がります。この「DESPERADO」にはお刺身よりも焼き魚が合います。秋刀魚の塩焼きにたっぷりの大根おろしを添えて、合わしてみると予想通りしっくりきます。

 決して軽いタイプの味わいではなく、どちらかと言うと重い感じなのですが、気が付くとスルスルと飲んでしまっていました。

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 今回は4合瓶での購入でしたので、いろんな事はできませんでしたが、次回の購入では一升瓶にしていろんな温度帯の「お燗」でも楽しんでみたいと思います(^_^)

 玉旭、いい蔵です!また、お気に入りの蔵が一つ増えました(^_^)

 

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いただきました!! 「玉旭 BLACK 純米吟醸 生酒」 追記あり

 先日、富山に行くことがあり、せっかくなので富山の料理と地酒を楽しもうとお店を選びました。入ったお店が大正解で、日本酒が充実していました。今までに飲んだことのない富山の地酒としてトップバッターに選んだのが、玉旭酒造の「玉旭 BLACK」です。

 お酒を注文して、錫(すず)のぐい飲みが出てきた事にまず驚きました。居酒屋で錫のぐい飲みを出されたのは初めてでした。以前、能登の「宗玄」の蔵見学旅行の際に酒友に錫のぐい飲みで飲ませていただいたことがあり、その良さを知っていました。錫製品は富山の高岡市の名産品なので、同じ県産品と言うことでお店で使用されているそうです。「酒も肴もぐい飲みも『地の物』を意識して使っている」とのこと。こういうスタンスのお店は良いですね(^_^)

 そして、お酒を口に含むと「旨い!」この味はまさに自分好み、ストライクです!フレッシュさと濃醇な味わいがたまりません!!
 そんな訳で富山から帰る際に購入したかったのですが、残念ながら駅周辺では見当たりませんでした(T_T)
 その後、東京に行った際に有楽町駅前のビル内にある富山県のアンテナショップでも探してみたのですが玉旭の他の種類のお酒はあったのですが、「BLACK」はありませんでした。

 

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 ただ後日、玉旭酒造さんのツイッターの公式アカウントとやり取りし、直販サイトがあることを教えていただきました。しかも、この直販サイト、¥5,000以上のお買い上げで送料無料と言う太っ腹なんです。この直販サイトは玉旭酒造の公式Facebookで「いいね!」するか、ツイッターの公式アカウントをフォローすれば教えていただけるようです。

twitter.com

 そして、蔵の直販サイトで5000円以上を注文させていただきました。富山で飲んだ「玉旭 BLACK」の一升瓶と「純米無濾過生原酒 玉旭 DESPERADO」四合瓶、そして蔵おすすめの「純米 酒母搾り 玉旭 ECHOES」四合瓶の三種です。

 週末に届くようにお願いし、まず開栓したのが、もちろん「BLACK」です。いただく際に「本利き猪口」と「薄はりガラス」のお猪口を用意しました。残念ながら錫のぐい飲みを持っていなかったので・・・(T_T)

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 初めに「本利き猪口」でいただきました。「うん、いいんじゃない。でも富山で飲んだ時の方が良かったかも?」で、次に「薄はりガラス」でいただくと、先ほど感じられなかった味わいがプラスされました。でも、まだ何か足りない。その足りないと感じる要素が「錫のぐいのみ」との差なのか、それとも開栓後の時間による変化なのか。富山のお店でいただいた際には封切りでは無かったので、何日経っているかまでは分かりませんが、開栓後、ある程度空気に触れて変化はしているはずです。以前は「生酒は開けたらすぐに飲まないとダメになる。」という定説?がまことしやかに言われていましたが、それは誤った認識だと考えています。お酒によっては、開栓後すぐに飲み切った方がいいタイプもあるかと思います。ただ経験的にも、開栓後、一定時間経った方が旨みが増してくることを感じていますし、私の好きなお酒の一つ「菊鷹」の山本杜氏も開栓してから変化を味わってほしいと言われていました。また、私の敬愛する「由紀の酒」の明さんのブログでも開栓後、一週間経ってからの感想が多く書かれていることからも、開栓後、お酒が空気に触れた後の変化が必ずしも劣化ではなく、良い効果もあると確信しています。
 また「硬さ」を強く感じるタイプやセメダイン臭があるタイプはワインで言うところのデキャンタージュの効果があると思います。

 

 と言う訳で、「錫のぐいのみ」は以前から欲しかったので、これを機会に「ポチっ!」とネットで購入(^_^)、そして一週間置きました。

 いざ、開栓後一週間経った「玉旭 BLACK」を「錫のぐいのみ」でいただきました。すると、期待通り開戦直後には感じられなかった味わいが見えてきました。それは「錫」の効果と「時間」との相乗効果かと思います。フレッシュさと共にきめの細かい旨みが舌の上を心地よく転がっていきます。この場に白エビの天ぷらとイカの黒作りがあれば、なお良かったでしょう!! でもそれは、産地でのお楽しみ、ということですね。また富山に行った際には、富山の地酒と名産品を肴に味わいたいと思います(^_^)

  

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2018/11/15追記

 「玉旭BLACK」を初めていただいたのは富山駅の「きときと市場とマルシェ」内の「とやま方舟(はこぶね)」というお店です。私と愛妻は奥の部屋に通されたのですが、入り口近くのカウンター内には日本酒がで~~ん!と並んだ冷蔵庫がありますので、空いていればカウンター席がお薦めです(^_^)

 東京や神奈川、新潟にもお店があるようです。下のリンク先がお店のホームページになっていますので、気になる方は見てくださいね!

 

hakobune-ceory.com

 

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今年(2018年)も開催されます!! 「所酒造 第5回新酒まつり」

今年も「房島屋」を醸す所酒造の蔵開きが開催されます。

 先着50名には「酒粕」がプレゼントされます。毎年、この蔵開きで「酒粕」を頂いて、我が家で粕汁を作っています。(^_^)

 

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 地元屋台フードコーナーで肴を買って、有料試飲コーナーで所さんとお話ししながら一杯やるのが楽しいんですよね!

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 その日の天候によっては雪の場合もあるかもしれませんので、あったかい恰好で行くことをお勧めします。

 行きは揖斐駅からバスに乗って、帰りはのんびりと散策がてら歩いて揖斐駅まで行って酔いをさますのが私のいつものパターンです。

 

 昨年の蔵開きの様子です。

nawan13.hatenablog.com

 皆さん、蔵開きを楽しみましょう!!

 

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いただきました!! 「黒龍 純吟三十八号」

 まず、いただく前にボトルのフォルムに酔う。う~ん、かっこいいボトルです。

 そこから注がれる液体には、気品が感じられます。香りは華やかではありませんが、他のお酒とは何か異なる香りを感じる。なんと例えればいいのだろうか?頭にふと浮かんだのは「香木」のイメージ。香木と言うと強い香りのようですが、このお酒の香りがそんなに強い訳ではありません。「香木」の持つ気品を感じます。

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 口に含むと、「ん?ちょっと辛口かな?」でも柔らかい。単なる辛口ではなく、深い旨味があります。そして高級な墨のような気品を感じます。漆黒の持つ落ち着いた味わいです。

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 飲んでいて、この酒にはワサビが合う!と感じました。そこで中トロに普段よりも多くのワサビを付けて合わせました。通常だとむせてしまう程のワサビを「純吟三十八号」が抱擁します。高級な硯で摺られた墨のような「純吟三十八号」がワサビを抱擁し、通常なら棘(とげ)と感じるファクターをアクセントに変えてハーモニーへと昇華させました。

 後日、燗でもいただきましたが良かったです。もちろん「燗」には黒龍の「燗たのし」を使いました(^_^)

 

nawan13.hatenablog.com

 

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いただきました!! 「純米吟醸 九嶺(くれ) 雄町 無濾過生原酒」

 「雨後の月」の銘柄で知られている広島の相原酒造のお酒です。この「九嶺」は東京多摩の小山商店さん用に醸されたお酒の銘柄なんです。ラベルは小山社長ご自身が書かれたものです。

  しばらく前に東京に行った際に多摩まで寄ってきました。多摩まで足を延ばしたのは、「品揃えが多いから」だけではありません。実は私の一押しの「射美」を初めに取り扱われたのが、この「小山商店」さんなんです。そんないきさつもあって以前から「小山商店」さんには行きたかったんです。

 

nawan13.hatenablog.com

 お店に入って「小山社長がいないかなぁ~?」と見回したところお姿があったので声をかけさせていただき、「射美」の杉原さんの縁でこちらを知って訪ねたことをお話しさせていただきました。杉原さんの縁と遠方から来たということもあってか、社長さんがお忙しい中、お店の中を案内してくれました。何種類か「おススメ!」として紹介してくれた中の一つが、この「九嶺」だったのです。「九嶺」は下の写真のように「斗瓶取り生」、「無濾過生原酒 雄町」、「無濾過生原酒 山田錦」、「無濾過生原酒 千本錦」の4種類がありました。できれば全種類購入して呑み比べたいところなんですが、車ではなく新幹線での帰路を考えて、好きな酒米である「雄町」に決めました。

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 一口飲んで感じたのが「旨っ!きれい!」ガス感はほぼないのですが、なぜかしらフレッシュ感が感じられます。雄町の持つ旨みがグイグイ押してきます。よ~く味わうと微かな苦みがあり、それがアクセントになって味わいを引き立てています。スイカに塩を少し振って甘味を際立たせている手法に近いものを感じます。

これは旨いわ! ラベルの力強い字に惹かれましたが、大正解でした(^_^)

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このお酒の欠点は多摩に行かないと買えない事でしょうか(^_^;

 また機会があれば「小山商店」さんに行って社長さんとお話しして、たくさん買って帰りたいと思います。

 

 

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いただきました!! 「新政 陽の鳥 十周年記念酒」

 ネットで「新政 陽の鳥 十周年記念酒」なるものがあることを知りました。記念酒なので数が少ないから飲めないかなぁ~? でも飲みたいなぁと思っていたところ、「京・おばんざい素」で、無事いただくことができました(^_^)

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 普通の「陽の鳥」はいただいたことがあるのですが、それよりも遥かに洗練された味わいでした。甘ったるい訳でもなく、酸っぱい訳でもなく、甘味と酸味のハーモニーが素晴らしい!!「バランスの妙」という感じ。一口含んだ瞬間に、見えた色は『琥珀色』です。琥珀色と言っても山吹色がかった感じのイメージではなく、琥珀の持つ崇高なイメージを感じたんです。

「六號(ろくごう)」の頃から知っている「新政らしさ」がさらに昇華している、そう感じました。

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 順番が逆になりましたが、改めてグラスを振って、香りを確かめます。そこにはふわっと爽やかな酸味を感じました。

 佐藤祐輔さんのツイートで「お酒単品で味わって」とありました。確かに完成度が高く、完結しているので単品でも美味しくいただけるのですが、食とのマッチングによってさらに良くならないか?と考え、いくつか試してみました。

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 この「陽の鳥」は刺身とは合わないように感じました。それで、トップバッターは刺身の付け合わせのシソの葉にワサビをたっぷりつけて合わせました。悪くない、でも「これだ!」と言う程でもないんです。2番手は枝豆にワサビを添えて合わせます。これも悪くはないのですが、今ひとつしっくりきません。最後にあんかけフライドポテトを合わせます。なかなかいい!でもジャストではありません。祐輔さんの言われる通り、お酒単体でもいいのですが、「お酒は食事と共に」をモットーとしている私としては何かと合わせたかった・・・・、でも飲み干しちゃいました。まだまだ修行が足りませんなぁ・・・お酒を一口味わえば、どんな食事とぴったりくるか分かるようになりたいものです!!

 これからも、頑張って飲むぞ!! (^_^;

 

 

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