「白老 千本錦 純米吟醸酒 一度火入れ」をいただきました。
今まで生は飲んだことがあったのですが火入れは初めてです。
火入れのためか、生よりもキリッとした印象を感じます。そして、ほどよい熟成感が感じられます。それでいて、千本錦らしさ、さわやかというか、涼しげな旨味、甘味は健在です。
いつか、生と火入れ両方寝かせて飲み比べたいと思います。
今期(R2BY)は千本錦はあるのかなぁ~?
2月から、造りを再開されるそうなので楽しみです(^_^)
「白老 初しぼり 生酒」をいただきました。
12月に澤田酒造の応援のために蔵の直売所で購入したお酒たちの一本です。
今期( R2BY)一番手の白老です。
搾って間もない生酒なのでフレッシュ感があるのは当然ですが、旨味もしっかりとあります。ラムネ感もあり、これうま過ぎ~~!! (^_^)
開栓三日後、フレッシュさを保ちつつ、白老らしいしっかりとした旨味が増してきました。
う~ん、この後も変化を楽しみたいので、今日は我慢してあまり飲まないようにせねば!最低2本は買うべきでした。
開栓後約2週間、フレッシュさは少し落ち着いてきましたが、その分味わいが濃くなってきて自分好みの味わいです!もし、まだ購入できるなら、追加購入したいです。一年寝かしたら、面白いかも!(冷蔵庫のキャパが足りません・・・(^_^;)
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白老の純米酒 六割五分磨きをいただきました。燗酒を味わうために購入したものです。様々な温度帯で楽しめるのは日本酒のいいところですね(^_^)
初めに70℃まで上げて、60℃に下がるまで待ちます。いわゆる「燗冷まし」でいただきます。うんいいですね~。骨太な旨味が身体に染みてきて、疲れを癒してくれます。期待通りの味わいです。
次に50℃にしていただきます。先程より柔らかい感じです。
そして冷や(常温)でいただきます。冷やもいいけど、食事しながらと言うより、軽く珍味なんかで、長々と飲むのにいい感じかも。私は食事をしながらお酒を楽しむので燗の方がいい感じです。この正月は、ステイホームかと思うので、年末年始に出かけずに、自宅でゆっくりとテレビでも見てくつろぎながら、スルメを肴に呑むのもいいかも?
再度、70℃でいただくと、やっぱりいいですね。サバや鮭とよく合います。
日を改めて、やろうやろうと思っていたことを実行し、この酒の底力を味わいました。きっとイケると思っていました。何をやったかと言うと、熱燗のおでんの出汁割りです。これはある意味お酒と料理の最高のペアリング!、いやペアリングを超えてフュージョン(融合)ではないでしょうか!旨いの一言です。
「フグのひれ酒」でも良さそう!残念ながらフグのひれがありません(^_^;
2021/1/2 追記
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せっかくなので、「フグのひれ」を購入しました(^_^)
12/30にポチっとすると、12/31に届きました。便利なものです。我が家では
燗をする際には「燗たのし」を使うのですが、沸騰したお湯を入れて、そこ
にチロリを入れて温めるだけなので頑張っても75度くらいまでしか上がりま
せん。ひれの出汁を充分に出すにはもう少し温度があった方がいいような気
がしますが、贅沢にひれを2枚チロリに入れて出汁の出を良くしてみました。
予想通りフグのひれから出汁がしっかりと出ていて旨い!!出汁に負けない
白老の味わいと重なって、もうたまりません!!おでんの出汁割りも良かっ
たけど、ひれ酒は、また別の旨さですね。雪が降る寒い日に、家に帰って
すぐに「ひれ酒」を出されたりしたら嬉しくて泣いちゃうかも。
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※現在、澤田酒造を応援する方が多く、蔵の直販サイトでは出荷に時間がかかっているようです。ただ蔵元から歳を越すと落ち着く見込みと聞いています。
「すぐに白老を飲みたい!!」という方は、近くの酒屋さんか下記のような通販サイトで購入できると思います。
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白老の純米酒を2種類いただきました。元々2種類とも、若水(酒米)を使った純米酒なのですが、「槽場直汲生原酒」と一度火入れされた「冷やおろし」の2つを同時にいただきました。
まずは、「槽場直汲生原酒」をいただきます。
心地よい、微かなガス感のフレッシュさに喉が喜びます。
単にフレッシュなだけではありません。春先からの熟成感と若水の苦味がいいアクセントになっています。
海のそばの蔵だけあって、しらすにもよく合いますが、ごま油で炒めた白菜ともよく合います。
次に「冷やおろし」をいただきました。
生と比べると、色合いは山吹色がかっていて味わいも深く濃い感じです。
元は同じお酒のはずですが、変わるものですね!
ここで、「槽場直汲生原酒」と「冷やおろし」のブレンドを試してみました。まずは1対1の割合です。フレッシュさと熟成感の両立を期待したのだが、どちらの効果も半々となり、やや中途半端、残念。
次に、「槽場直汲生原酒」3、「冷やおろし」1でブレンド、これがいい!
フレッシュさに比べて、熟成感がインパクトが強いので、この比率が期待する味わいになった気がします。あくまで私の好みの話なので、どれが正解ではなく、単に好みだと思いますので、色々お試しください。
「槽場直汲生原酒」をもう1年寝かせてみても、面白い味になりそうな気がします。それを実現するには、日本酒専用の冷蔵庫が必要ですね。欲しいです!!
先日の火災からまだまだ元に戻ったわけでは無いでしょうが、自分の好きな蔵が色々と応援されているようで、自分のことのようにうれしいです!!
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このお酒は 2020年に開催された酒類総合研究所と酒造組合中央会共催の全国新酒鑑評会に出品し予審で入賞したもので、限定発売されたお酒です。
従来は予審後に結審を行い金賞を決められていたのですが、2020年は新型コロナウィルスの影響で結審がなくなり、予審の結果のみとなりました。ただ、金賞を取った前年よりも採点結果は良かったそうですので、もし結審があれば金賞を取ったであろうお酒です。そんなお酒が¥3,000(税抜き)という破格のお値段です。日本酒ファンなら飲まない手はありません。現時点で蔵の直販サイトでは売り切れとなっていますが、探せば販売しているところもありますので、興味のある方は是非!どうぞ!!
いわゆる「出品酒」を我が家にお迎えするのは初めてのことです。少し緊張しながらいただきます。酒器は澤田酒造の蔵開きの際に購入した「常滑焼」です(^_^)
開栓直後は、少し硬さを感じていたのですが、改めて五日後に頂くと、まろやかさを感じるようになりました。
杯を揺らすと立つ香りも、口に入れた際の含み香も『貴品』(気品の上という意味の造語です)を感じます。う~んさすが出品酒というところでしょうか。
さらに開栓から十日後、常滑焼と薄張りガラスの2種類の酒器で頂きました。常滑の地にある澤田酒造だから常滑焼の方がより合うかと単純に思いきや、大吟醸という範疇のためでしょうか薄張りガラスの方が味が際立ち、上品な甘味も感じました。
もう少し常温近くに上げるとより常滑焼とマッチするかな?と感じたところで飲みつくしていました・・・(^_^;
冷や(常温)での味わいは、またの機会にしましょう。
ただ、先日、澤田酒造の麹室は火事に合われたので今期の吟醸造りが難しいようです。しかし、白老ファンは例え今期が無理でも、またこのお酒が飲める日を待っているので、この困難にくじけず立ち上がってくれることを信じています。
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数か月前に書きかけてアップしていなかった記事です。
今回、白老を醸す澤田酒造が火事の被害にあわれたので、書きかけの記事を今回アップさせていただきました。
応援の意味を込めてこの記事をアップさせていただきます。
皆様から沢山の応援を頂いております。
— 清酒白老/白老梅/澤田酒造 (@hideaway_hakuro) 2020年11月28日
本当に本当にありがとう御座います。
立ち入り禁止が解かれました。
動画に撮る必要は無いのかも知れませんが、自分の精神状態を悪化させないためにも、火災の怖さを知ってもらう為にもアップさせて頂きます。
→続く pic.twitter.com/T5NL5YB6B9
先日(数か月前です)久しぶりに酒*洞本店に行って、お値打ちになっていたので即座に購入しました。
製造年月が1月になっているのでお値打ちになっていたのかもしれませんが、自分にとってみれば信頼しているお店で低温熟成していただいた上に安くしていただきありがたいことこの上ない!!^_^
さて、頂くと期待通りの味わいで、旨味、甘み、アクセントに微かな苦味渋みに、熟成感が付加されて旨いことこの上ないです!!
一週間を待たずに、一升瓶がもう空きそうです。もう一本買っても良かったくらいです。やはり、日本酒用の冷蔵庫は必要ですね。
後日、この千本錦は純米吟醸ではなく、以前は吟醸(アル添)のころの方が良かったとのご意見を聞きました。残念ながら、そのころの吟醸の千本錦を飲んだことが無かったのですが、飲んでみたかったです。醸造用アルコールに関しては偏見や使う腕にも左右されるので一概に良し悪しは言えないかと思いますが、澤田酒造に関しては「蔵人しか飲めぬ酒」で分かるように、醸造用アルコールの上手い使い方をされているのは実感しています。今後も特定名称酒の種類に関わらず旨いお酒を醸してもらいたいと思います。
前回の記事で紹介させていただいた「一声」と同じ蔵(月山酒造株式会社)のお酒です。一般的に出回っている銘柄が「銀嶺月山」で、「一声」は地元用に昔の銘柄を復活させたもので「月山の酒資料館」でのみ販売されているお酒です。
この「銀嶺月山 純米大吟醸」はIWC(インターナショナルワインチャレンジ)で2014年に首席トロフィー賞を受賞しているようです。特に気にせずに購入したのですが、届いたお酒の外箱を見て知りました。下記のサイトの「②純米吟醸酒・純米大吟醸酒の部」に載っています。
インターナショナルワインチャレンジ2014「SAKE部門」メダル受賞酒
一緒に取り寄せた「一声」の純米と吟醸をいただいた後に、この「銀嶺月山 純米大吟醸」をいただきました。
開栓してすぐのためか、何か「硬さ」を感じます。私個人の好みの味わいとしては、やや物足りない感じがします。この時点では「一声」の方が私好みに感じました。
同じ蔵でも違うタイプのお酒を醸すことは、よくあります。特に異なる銘柄の場合は「同じ蔵なの?」と思うくらい味わいが異なる場合があります。「一声」と「銀嶺月山」もそんな関係なのかな?と思っていました。
ところが、開栓してから1週間、開栓直後には感じられなかった「甘味」と「旨味」がいい塩梅に乗ってきています。どこに隠れていたのでしょうか(^_^;
じっくりと味わうと「辛味」や、ほんの少しの「苦み」も感じます。それらの味わいが重なり合って、いいバランスになっていました(^_^)
ワインでは硬く閉じている場合にデキャンタージュという手法で、強制的に味を開くという技があるようです。これは日本酒でも有効なのでしょうか?デキャンターを持っていないので、硬いな!と感じた際に瓶を良く振って空気に触れさせたことはあるのですが、やり方が悪いのでしょうか? 期待した効果は得られませんでした。ワインと日本酒の違いもあるのかも、知れませんが、現状では「硬さ」を感じたら、1週間ほど経ってから再度いただくのがいいかな?と考えて(感じて)います。
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