なんでもシステム管理者(日本酒大好き!)

システム管理者兼何でも屋をやってます!日本酒にはこだわりを持ってます。多趣味ですが、その時間がなかなか取れないという悩みが・・・

いただきました!! 「白老 千本錦 純米吟醸酒 槽場直汲生原酒」

数か月前に書きかけてアップしていなかった記事です。

今回、白老を醸す澤田酒造が火事の被害にあわれたので、書きかけの記事を今回アップさせていただきました。

応援の意味を込めてこの記事をアップさせていただきます。

 

 

 先日(数か月前です)久しぶりに酒*洞本店に行って、お値打ちになっていたので即座に購入しました。
 製造年月が1月になっているのでお値打ちになっていたのかもしれませんが、自分にとってみれば信頼しているお店で低温熟成していただいた上に安くしていただきありがたいことこの上ない!!^_^

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 さて、頂くと期待通りの味わいで、旨味、甘み、アクセントに微かな苦味渋みに、熟成感が付加されて旨いことこの上ないです!!

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 一週間を待たずに、一升瓶がもう空きそうです。もう一本買っても良かったくらいです。やはり、日本酒用の冷蔵庫は必要ですね。

 

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 後日、この千本錦は純米吟醸ではなく、以前は吟醸(アル添)のころの方が良かったとのご意見を聞きました。残念ながら、そのころの吟醸の千本錦を飲んだことが無かったのですが、飲んでみたかったです。醸造用アルコールに関しては偏見や使う腕にも左右されるので一概に良し悪しは言えないかと思いますが、澤田酒造に関しては「蔵人しか飲めぬ酒」で分かるように、醸造用アルコールの上手い使い方をされているのは実感しています。今後も特定名称酒の種類に関わらず旨いお酒を醸してもらいたいと思います。

 

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いただきました!! 「銀嶺月山 純米大吟醸」

 前回の記事で紹介させていただいた「一声」と同じ蔵(月山酒造株式会社)のお酒です。一般的に出回っている銘柄が「銀嶺月山」で、「一声」は地元用に昔の銘柄を復活させたもので「月山の酒資料館」でのみ販売されているお酒です。

nawan13.hatenablog.com

 この「銀嶺月山 純米大吟醸」はIWC(インターナショナルワインチャレンジ)で2014年に首席トロフィー賞を受賞しているようです。特に気にせずに購入したのですが、届いたお酒の外箱を見て知りました。下記のサイトの純米吟醸酒純米大吟醸酒の部」に載っています。

 インターナショナルワインチャレンジ2014「SAKE部門」メダル受賞酒

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  一緒に取り寄せた「一声」の純米と吟醸をいただいた後に、この「銀嶺月山 純米大吟醸」をいただきました。

  開栓してすぐのためか、何か「硬さ」を感じます。私個人の好みの味わいとしては、やや物足りない感じがします。この時点では「一声」の方が私好みに感じました。

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  同じ蔵でも違うタイプのお酒を醸すことは、よくあります。特に異なる銘柄の場合は「同じ蔵なの?」と思うくらい味わいが異なる場合があります。「一声」と「銀嶺月山」もそんな関係なのかな?と思っていました。

 ところが、開栓してから1週間、開栓直後には感じられなかった「甘味」と「旨味」がいい塩梅に乗ってきています。どこに隠れていたのでしょうか(^_^;
 じっくりと味わうと「辛味」や、ほんの少しの「苦み」も感じます。それらの味わいが重なり合って、いいバランスになっていました(^_^)

 

 ワインでは硬く閉じている場合にデキャンタージュという手法で、強制的に味を開くという技があるようです。これは日本酒でも有効なのでしょうか?デキャンターを持っていないので、硬いな!と感じた際に瓶を良く振って空気に触れさせたことはあるのですが、やり方が悪いのでしょうか? 期待した効果は得られませんでした。ワインと日本酒の違いもあるのかも、知れませんが、現状では「硬さ」を感じたら、1週間ほど経ってから再度いただくのがいいかな?と考えて(感じて)います。

  

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[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

月山酒造 銀嶺月山 純米大吟醸山田錦・出羽燦々 720ml
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いただきました!! 「一声 純米原酒、吟醸」

 しばらく前に、たまたま寄った居酒屋で見慣れない銘柄がありました。それは「一声(ひとこえ)」と言うお酒でした。メニューには純米とあったのですが、店員さんに尋ねるとメニューとは別に張り紙に書かれているのが純米酒(季節もので今はないとのこと)でした。メニューにあるのは純米ではなく普通酒とのことでした。普段であれば、普通酒と分かっていれば注文しないのですが、「超レア酒」と書かれてあり、初めて知る銘柄で、お値段も安かったので、頼んでみました。すると「おや、結構イケる!」へたな本醸造や純米よりイケるかも(^_^; ??と言う印象でした。

 張り紙には「月山資料館の限定酒」とありました。後日調べると下記のサイトが見つかりました。

www.shitara-syuzou.com

 サイトの中に「お問い合わせ」が、あったので、蔵に関することや「一声」が取り寄せできるか等、問い合わせしたところ、迅速に丁寧な回答をいただきました。

 取り寄せは可能で、蔵に関しては下記の通りの回答をいただきました。(引用の許可はいただいています。)

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先ずは、月山グループについてですが
月山酒造㈱は、三つの酒蔵の販売会社として誕生しました。
その際に登録した銘柄が「銀嶺月山」です。
現在は、銘柄「銀嶺月山」を醸す酒蔵は、月山酒造㈱と㈱設楽酒造店。
㈱設楽酒造店は「銀嶺月山」の製造元として酒造りを行っております。
月山の酒蔵資料館限定銘柄「一声」は、月山酒造㈱設立前に
地元でご愛飲いただいていた銘柄でした。
地元の方々の、昔懐かしい「一声」をまた飲んでみたいとの声に応える形で
復刻版「一声」の発売が実現し、㈱設楽酒造店の敷地内にある「月山の酒蔵資料館」
内でのみ販売をしております。
復刻版「一声」は、昔ながらの1本1本手詰作業を行っており、大量に準備する事が
出来ない為、
ご注文後、少しお時間をお願いするという状況でご了承いただいております。
現在「一声」には大吟醸吟醸、純米原酒や本醸造などのラインナップがございます
が、固定商品ではなく蔵人の感覚を最大限に生かした、その酒の旨い時、この酒は生
酒として、これは原酒のままで、等 季節により蔵人が本当に飲んで欲しい商品を飲
んで欲しい時期に店頭にそっと並べる。そんな、蔵人の思いを込めた、少しわがまま
な銘柄としてご来館頂いたお客様にはお楽しみいただいています。

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  私は通常、酒屋さんと日本酒談議をすることが好きなので、お酒は店頭で購入することが多いのですが、何かしらの縁があった際にはその限りではありません。今回も、ひょんな事から「一声」と出会い、問い合わせにも好意的に返答をいただいたので、取り寄せていただくことにしました。

 元々の目的は純米原酒ですが、せっかく送料をかけて、(セコイなぁ(^_^;)取り寄せるので、3本購入しました。

 購入したのは
 ・一声 陣 純米原
 ・一声 旬 吟醸
 ・銀嶺月山 純米大吟醸限定醸造
です。

 届いたお酒と一緒にこんな手紙も入っていました。こういうの、うれしいですね(^_^)

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  まず初めにいただいたのは、純米酒です。 

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「一声 陣 純米原酒」
 香り、甘み、辛みどれも特別際立った特徴はありません。でも不思議なことにスルスルと杯が進むのです。

 特徴を敢えて表現すると「ナチュラルかつ、コクのある旨味」と言う感じでしょうか?呑み疲れしない自然な味わいです。かと言って、薄っべらく味の無い酒ではありません。
この手の味わいは初めてかも知れません。
取り寄せて良かったと思います。(^_^)

 

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「一声 旬 吟醸原酒」
 この日は、吟醸を味わうために「うすはりガラス」と「ぐい呑み」を用意しました。
「うすはりガラス」では、吟醸らしくキリッとしたキレがあり、かつ味わいが感じられます。飲み口の良さは陣同様、軽い訳ではありません。いい醸造用アルコールの使い方だと思います!!
 次に、「ぐい呑み」でいただくと、旨味が際立ってきて、辛口の純米と言っても、分からないかも?先日飲んだ純米と通ずるところがあります。
一本で2度美味しいです!

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 ここでふと気づきました。今回購入したお酒は全て火入れです。生も飲んでみたいと思いました。そろそろ今期(R2BY)の造りも始まっているでしょうから生酒の出荷も近いかも?
 また、問い合わせしたいと思います。

 

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開かれます!! 「所酒造 2020秋の感謝祭!」

 例年であれば、所酒造では「新酒まつり」という蔵開きがあるのですが、まだ新型コロナウイルスの収束が見えないため、蔵開きはありません(T_T)

 

nawan13.hatenablog.com

 今年は「新酒まつり」が無い代わりに「秋の感謝祭!」という販売会が開かれます。
ハズレなしの抽選会は大盤振る舞いです(^_^)

 詳細は蔵元から送られてきた下のチラシを見てください。

 

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房島屋」を飲んで、コロナ禍を乗り切りましょう!!

 

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日本酒ラベルをはがすツール スクレイパー

 日本酒の愛好家の中にはラベルをはがしてコレクションされている方が多いかと思います。私もその一人なのですが、ラベルの種類によっては苦労したり、上手くはがせずズタボロ・・・なんてこともあります。

 シールタイプのラベルは端からめくればOKでラクチンですが、それ以外のタイプではお湯をかけながら、クオカードのような薄いカードで端からめくっていったり、爪でめくったりしていました。

 

 しかし、先日強力なツールに出会いました。それがスクレイパーです。しかも百均で購入したものです(^_^;

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 今まで、繊細なタイプのラベルでは、爪で少しずつめくっていたのですが、どうしてもラベルがシワシワになって、きれいにはがせていませんでした。ところがスクレイパーを使うと爪とクオカードではがす際の両方の特性が生かせるようです。

 爪はクオカードよりも硬いのでしっかりとラベルをはがせますが、幅が狭いため局所的に力がかかり、しわの原因になります。また指が疲れるので、連続で行うのがツライです。

 クオーカードは爪よりも幅があっていいのですが、柔らかく、また持ちにくいのでラベルに力が十分にかけられず、接着力の強いタイプや接着剤がねば~っとするタイプではカードに接着剤が付いてラベルが破れたりと中々うまくいきませんでした。

 

 スクレイパーを使用してもネバネバする接着剤は難しかったのですが、下記の合わせ技で今回上手くはがすことができました。しかもラクチン(^_^)

 準備する物は

 ・シールはがし液(多分、ベンジンでも可)
 ・綿棒
 ・セロファン等(酒瓶に巻かれているものなど)

シールはがし液を綿棒を使用してラベルに塗ります。
(酒瓶に直接はがし液を垂らしてもいいのですが、無駄に流れてしまうので綿棒でしっかりとこすりつけてラベルに染みた感じがすればOKです。)

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 ラベル全体に塗り終えたらセロファンでラベルを密着するように覆います。はがし液が蒸発せずに、接着剤を溶かすようにするためです。

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 そして数分待ってから、セロファンをはがし、スクレイパーでめくっていくと、あら驚き!!シールタイプのラベルのようにきれいにはがれました。

 昨日、20本ほどのラベルをはがしたのですが、今までよりも断然ラクチンにはがすことができました。

 今までキレイにはがせなかったラベルもこれからは、ちゃんとはがせそうです(^_^)

 

PS.もっといい方法があるよ!とご存知な方がいたら是非教えてください。

 

 

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もうすぐ収穫です!! 「揖斐の誉」

 ご存知の方も多いかと思いますが「揖斐の誉」は『射美』の酒米です。

昨年には「酒造好適米」の認定も受けました(^_^)

www.sugiharasake.jp

 その「揖斐の誉」の収穫直前の様子を射美を醸す杉原慶樹さんから送っていただきました。

  今年の「揖斐の誉」の出来はどうなのか? 収量はどうなのか? 射美ファンとしてとても気になるところではありますが、1ファンとして、12月に出てくるであろう第一弾の「吟撰」を楽しみに待ちたいと思います(^_^)

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いただきました!! 「龍力 テロワールセット」 追記あり

2020/11/21 追記

 11/19にオープンした資料館がニュースに出ていました。行きたいです!!

https://himeji.keizai.biz/headline/1955/

 

2020/10/8 追記

 龍力の本社1階に特A地区9地区の土壌が見れるテロワール館を11月にオープンするそうです。
 龍力ファンの方は、是非、行きましょう!!

 

 龍力兵庫県の本田商店が醸すお酒です。この蔵は酒米に対するこだわりを持っています。詳しいことは蔵のホームページを見ていただければ解るかと思いますが、そのこだわりの産物の一つとして「テロワールセット」があります。

 日本酒愛好家にとって、兵庫県山田錦の産地として有名ですが、その兵庫県特A地区の中でもさらにaランクである3地区、『社』、『東条』、『吉川』の山田錦をそれぞれの土壌別に醸し、同じ山田錦の土壌ごとの味わいを楽しむためのセットが、このテロワールセットなんです。

 下の写真がテロワールセットの内容になります。

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 単に3種類のお酒が入っているだけでなく、いくつか資料が入っています。

 ・本田商店が使用している『山田錦』の栽培田の地図
  地区ごとに色分けされていて、なるほど特A地区の山田錦はここで栽培されているのか、と良く分かります。
 ・龍力 Terroir
  龍力テロワールのこだわりが詰まっています。3代目の本田武義さんが亡くなるまでの20年間、京都大学大学院農学研究科土壌研究室で研究されていた成果が詰まっています。特に、『社』、『東条』、『吉川』の土壌の断面写真とその説明文は圧巻です。
 YouTubeで動画説明されていますので、ぜひ見てください。

www.youtube.com

 前置きが長くなりました。普段の家呑みでは3本を一度に開栓することは無いのですが、このテロワールセットは同時にいただかなくては意味がありません。山田錦の土壌による違いが、どう味わいに反映するのか!初めての体験です。

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 まずは、『社』、『東条』、『吉川』の順に能作の錫のぐい吞みでいただきます。

 開栓直後、『社』が一番きれいな味わいです。そして翌日、きれいさの中に風味が湧いてきました。含み香を鼻から吐き出すと、その香りの良さに鼻腔が喜びました(^_^)
 そして、一週間後、さらに味わいが出てきてきれいさよりも旨味が際立ってきて、もうたまらん!!という感じです。

 

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  『東条』は開栓直後から、しっかりとした味わいを感じます。強さというかガッツを感じます。一週間後、もともとしっかりとした味わいなので、『社』ほど変化は感じませんでしたが、強いて言うと芯がしっかりとしてきた感じです。

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  そして『吉川』です。開栓直後、柔らかさ、酸味を感じます。
開栓一週間後、柔らかさが『まろやかさ』に進化しています。

ここで、ふと気づきました。3本のうち、『吉川』が一番減っていました。
 自分的にはどれも甲乙つけがたく感じていたのですが、舌と喉の官能は正直なもので一番の好みを一番飲んでいたようです(^_^)

 

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  今回のテロワールセットは大変素晴らしかったのですが、一つ残念なことがありました。お酒の問題ではありません。2セット購入しておくべきでしたぁ~(^_^;

もっと長い期間、開栓して一月後の味わいとか、常温、燗・・・色々試したかったです。

 来年も、このテロワールセットは楽しみたいと思います。もちろん2セットで(^_^)

 

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